志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

シュートとゴールキーパー

2010-06-26 09:59:22 | サッカー
予選通過16が出そろいました。

偶然とはいえ16チームによる8試合のうち
3試合が欧州対欧州 2試合がアジア対南米
残りも南米対南米 南米対北中米 北中米対アフリカとなり、
いちばん普通におきうる欧州対南米がみられないのは少し残念です。

さてシュートというのは、ゴールのみを目的とするものであると
信じてきましたが、実はそれ以外にチームを鼓舞する
呪術的な意味合いもある事を最近日本のメディアから知りました。

ですから、前提が間違っていると指摘されればそのとおりなのですが
仮にゴールのみを目的とするものであるとすれば
シュートの最低条件は、ゴールの枠のポストの内側の範囲内にとばすことです。
(相手の守備の人のオウンゴールを意図的に誘発するシュートというのも
ありうるかもしれませんが、多分に青少年マンガ的なので捨象します)

そのため、どんなに速度が速くても軌道が変化しても
ゴールにゴールの枠のポストの内側にとばないシュートは
へろへろのキーパーへのバックパスのような枠内シュートにも劣ると思われます。
それでも強いシュートやコースを狙ったシュート等を飛ばすのはゴールキーパーが
枠内シュートを妨害しようとしているからです。

ずいぶんあたりまえのことを書きましたが
ゴールキーパーのスーパーセーブというのは
シューターが枠にシュートを飛ばしてくれたからこそのスーパーセーブです。
いたしかたのないことではありますがたまにみるゴールキーパーが
枠に入っていないシュートをはじいてコーナーキックにするのは結果的迷惑行為です。

そこで見逃される要素は、スーパーセーブのうちかなりの割合は
シュートミスであることです。
いちばんよくあるのは、キーパーにシュートを当ててしまう事です。
これは、ゴールキーパーが的確なポジショニングをしていること
非常に良いタイミングで前にでていることと関連があります。
ですから、シュートミスだけではなくゴールキーパーが優秀であるからでもあります。

しかしながらシュートミスもゴールの枠からそれるものは
満場一致のシュートミスであるのに対して枠内に飛んでキーパーに防がれたものは
キーパーをたたえるのが普通となります。

おそらく一部のゴールキーパーのコーチだけが
シュートミスと真のスーパーセーブを峻別しようとしている感じがします。

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