獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

対話ブログ・ステージⅡ:その後の記事(5)

2021-12-05 01:11:21 | 対話ブログ

■の文章は、シニフィエさんの対話ブログからの引用です。


■私が鬱になったわけ[1]        投稿日: 2013年9月30日

およそ30年前、学会二世の私が社会人になってからわりとすぐに、ごく一般的なOLの彼女と出会い、ある程度お付き合いを続け、彼女の実家に泊まって両親にも挨拶をし、父親と夜遅くまで酒を酌み交わし、とても穏やかにご両親との対面をクリアしました。彼女は片田舎の広い土地を持った先祖代々からの本家の地主の家系でした。そこで彼女の家にある仏壇の前に通された私は、彼女から「これがうちのご先祖様よ。あなたもお参りしてご挨拶して」と言われました。じきに家族の一員となる私をご先祖様に紹介したいという、彼女の素朴な気持ちであったことは、そのときも理解できました。しかし私はできませんでした。「僕は宗教上の理由で他の宗教の仏壇には拝めないんだ」と言いました。彼女はその言葉の意味がわかりませんでした。それはそうでしょう。彼女は私が創価学会員であることを知りませんでしたし、それ以前に創価学会というものを知りませんでした。(まあ、名前ぐらいは知っていましたが)。彼女はとても不安になりました。そこで彼女は共通の友人に創価学会について相談したそうです。「そうだよ、シニフィエ君は根っからの創価学会だよ、お父さんは公明党の議員だったそうだし、知らなかったの?」と言われたそうです。その後、彼女は両親に私が創価学会であることを打ち明けました。父親は何も言わなかったそうですが、母親は大反対したそうです。彼女は母親がなぜそこまで反対するのか理解できませんでした。そのことを彼女は私に話しました。私は「やっぱり」と思いました。私も彼女もお互いに愛し合っていましたし、私もまだ社会人になったばかりで結婚はまだ先のことと考えてはいましたが、彼女との家庭を思い描いていました。そしてプロポーズもしました。私は「おそらく君のお母さんは、いろんなことを誤解しているんだ。昔は根も葉もない悪い噂が広がっていたからね。これから僕が一つひとつきちんと創価学会のことを理解してもらえるように話をするし、君のお母さんにも納得してもらえるようにするよ。心配しないで僕を信じてついてきてほしい」と言いました。私は25歳、彼女が22歳のときです。彼女は「あなたがそう言うのなら私はついてくるよ」と言ってくれました。そしてしばらくは続いていたのですが…
すみません、今回はこれくらいにさせてください。私が去年うつを発病したのも、この30年前のことと直接関わっていることです。小出しにしているようで申し訳ありませんが、続きは後日ということにさせてください。というのも、あのころのことを私は記憶から無理矢理削除していたことに去年気がつきました。愕然としました。MCとはこういうことなんだと思いました。目の前にあるものが見えなくなる。まさにそれでした。それは創価の信仰をしている自分にとって都合の悪いことだったからです。ですから今でも詳しいことまでほんとうに覚えていないのです。今少しずつ思い出しています。なぜ今思い出せるようになったのか、ちゃんとした理由があります。あのとき自分と彼女に何があったのか。私は彼女に何をしたのか。そして彼女はその後どうしたのか。彼女の両親はどうしたのか。それが去年わかったとき、ほんとうに青ざめました。ほんとうに足がガクガクと震えました。そして私が創価の間違いに気づいたところで、私のまわりのいろんなことが思いもよらない形で一斉に動き始めました。それがなんと30年後にやってきたのです。そして私の人生は大きくゆらぎ始めました。早い話が、自分の人生にとっての30年という歳月を、私が創価学会員であったというだけで、取り返しのつかないものにしてしまったということです。このブログでどこまで話せばいいものか、まだわかりません。それは今も進行中だからです。30年の歳月を超えて、私はどのように自分の人生の決着をつけるのか、今はまったくわかりません。それでもここでは正直に書こうと思います。それは自分の本当の気持ちを自分で探る行為だと思います。そして私のうつ克服の方法だと思うからです。

■(無題)              投稿日: 2013年10月10日

あれからつづきを書こうとしたのですが、自分が思っていた以上に気持ちが落ち込んでしまいました(苦笑)。また、たくさんの激励やお気遣いの言葉をいただきまして、ほんとうにありがとうございます。しばらくこの話題は置いておくことにします。自分から言っておきながら申し訳ないですが、もう少し時間が必要みたいです。すみません。
さて、気をとり直してこのブロブを進めていきたいと思います。みなさん、よろしくお願いします(^^)

 


解説
ここは、シニフィエさんがうつになった理由について書いている、重要な記事です。
このころ、私は、本当にシニフィエさんのファンでした。
だからこそ、シニフィエさんの文章をメモとして、記録しておいたのです。

一昨年、創価高校の同期生に向けてホームページを立ち上げたとき、シニフィエさんのこのエピソードを引用しました。
「獅子風蓮のホームページ」(マイアーカイブ-「よりよい創価学会を作るために」の解説)
下の方の、6)折伏について、というところです。

初期のころ(2013年)のブログを読むと、ブログ管理人のシニフィエさんが、懺悔の気持ちを込めて、過去に恋人(非創価学会員)と結婚する際に双方の両親から反対にあい、恋人を傷つけた結果、付き合いをやめたという話を、ためらいながら書いています。
もう何十年も前のことで、どういう経緯で別れたのか、シニフィエさん の記憶からは消えていたそうです。それが最近、別れた彼女から連絡があり、当時の創価学会に洗脳されていた自分の言動を思い出し、激しく後悔し、鬱になったということまで、正直に書いています。読んでいるとこちらまで切なくなって、涙が出そうです。
忙しい方は、ここだけでも是非、読んでみてください。

対話ブログが非公開になったため、これについたコメントを参照することはできません。
詳細を書けず、残念です。
是非、シニフィエさんには、対話ブログを再開していただけることを望みます。

獅子風蓮