最近、いろんな食料品の値段が上がっている。
ハンバーガーや牛丼の価格変更は、よくニュースになっている反面、元値が安いのでダメージは少ない。
私がもっとも憂いているのは、近年の「ウナギ」の価格である。
ハンバーガーなどは、ほんの数十円程度だが、うな丼なんて、毎回数百円単位で値上げしている。
私がたまに通っていた、地元で評判の鰻屋も、初訪問から数年間で、千円以上高くなった。
稚魚の不漁や、生育にかかる費用の高騰など、やむを得ない理由があるのはわかるが、
万年金欠の私にとって、最近のウナギは、ちょっと手が出しづらい価格帯である。
ウナギは、蒲焼、白焼、串焼、う巻きなどの食べ方があるが、
私はやはり、一番ポピュラーな、蒲焼+ご飯の「うな丼・うな重」が好きである。
【お手頃価格のうな丼・うな重】で、私が真っ先に思い浮かべたのが、大塚の『うな鐵(てつ)』。
同名のウナギ屋は、都内にいくつかあるようだが、私が入ったことがあるのは大塚店のみ。
そちらのうな丼は、私が食べた当時も今も、お新香・味噌汁付きで1杯440円!
安価の理由は、下記画像のとおり、「ウナギ抜き」だからである(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b1/a1e3e6e5db301c5e52f10d4f2767459a.jpg)
正しい商品名は「うなぎのタレ玉子かけご飯」で、うな丼とはやや異なるかもしれない(←異なるだろ)が、
甘辛いタレをまぶしたご飯に、私の好きな生玉子をかけて食べるのだから、満足度はかなり高い。
なお、さすがの私もタレご飯だけを注文したのではなく、その前にお酒や蒲焼も頼んでいるので、念のため。
【お手頃価格の、「蒲焼が乗る」うな丼・うな重】ならば、国分寺の『うな太郎』だ。
店頭の看板には「いまどきな~んと?!」と、今回のブログタイトルと同じ文言が記されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3d/1634094119c6086521cc334e5327a00a.jpg)
かつては、このキャッチコピーと一緒に、「うな丼」の価格を記した貼紙(?)があったはず。
私の最も古い記憶は、「いまどきな~んと?! うな丼600円」だが、500円の時代もあったかも。
はっきり断定はできないが、600円だったのは、たぶん今から20年ほど前。
当時でも破格のうな丼だったが、その後は700円、800円…と、徐々に価格が上がっていき、
気付けば画像のように、貼紙はなくなり、別枠のメニュー用紙に価格を記載するようになった。
現在のうな丼は1430円。他店と比べれば安いが、「いまどきな~んと?!」と驚くレベルではないかも。
お店の前は何度か通っていたが、初めて入店したのは2011年。
軽く飲み食いしたあとのシメに頼んだ、「うな丼」のガラケー画像が残っていた。味噌汁付きで当時980円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4f/c6b23d5f42a7c53188319f4fab9225b9.jpg)
蒲焼のサイズは、廉価チェーン『宇奈とと』の「うな丼」よりも大きく、味と質は当然、上回っている。
ただ、小さい蒲焼とはいえ、20年前がワンコインの500円で、現在も590円でうな丼を提供している、
宇奈ととの営業方針は素晴らしいと思う。利用する気はないけど(笑)。
うな太郎さんも、個人店とは思えぬサービス価格だが、それでもウナギはやはりウナギであり、
調子に乗って注文していると、居酒屋や中華食堂のような、お手頃価格では済まない。
また、飲んだあとのシメとしても、ウナギよりはラーメンなどを選びがちだし、
お店周辺には『武道家』、『紅』、『淡淡』などの名店が揃い、夜の閉店時間も早いため、
気付けば11年間もご無沙汰してしまい、今年ようやく、久々の訪問を果たしたのであった。
ランチタイム終了間際にお邪魔したので、飲酒はせず食事のみのオーダー。
卓上にあった食事メニューがこちら。普通のうな丼の他にも「上」や「ダブル」、さらに「うな重」などもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/10/064955776802c71a833c8fd215c52b5e.jpg)
安いのはうな丼だけでなく、メニュー表下段の定食や丼も、610円~という安さ。
そのお得な定食の中から、「牛皿定食」(並)を選び、ホールのおばちゃんに告げる。
カウンター席が空いているのに、ひとり客の私をテーブル席へ案内してくれたり、
「お茶は温かいのと冷たいの、どちらにしますか?」とたずねてくれたりと、おばちゃんはなかなか親切だ。
鰻屋さんは、高級かつ緊張感漂うイメージがあるけど、こちらのお店はアットホームな雰囲気である。
牛皿は、牛丼チェーンのように作り置きだと思っていたが、厨房の旦那さんは、注文後に煮込み始めた様子。
数分後、ご飯、味噌汁、お新香がセットになった、牛皿定食が完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/9b/5236e2516ac8d99918de4ed0353e9a26.jpg)
牛肉独特の旨味や、玉ネギのシャキシャキ感が残っており、やはり作り置きではなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1a/4899352a0a1c3a27d637105141be5b34.jpg)
ひと口食べてみれば、間違いのない味。後述するが、うな太郎さんはウナギ以外の料理もウマいのだ。
続いて白米にパクつくと、ご飯自体が美味しい! 牛皿より先に食べ終えてしまったので、
迷うことなくご飯をお替わり。ついでに「生玉子もらえますか?」とたずね、付けてもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/25/e591fcc28335a5279bbc8c80f7d2cbd8.jpg)
伝票を見たら、生玉子は50円、追加ご飯は220円であった。「ライス大盛」80円の方がお得だったね。
残った牛皿と玉子で、自家製ミニ牛丼を作成。お米の質がいいから、当然ウマい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/0e/8585505a76ea72d44f6950d67267737b.jpg)
七味も振りかけ、ガツガツとかき込み、満足・満腹で「ごちそうさまです」。
会計時、おばちゃんに「ご飯があまりに美味しくて…」と、昼営業の終了時間ギリギリになったことをお詫びし、
「今度は夜、ウナギを食べに来ます」とも告げて、この日は退散。
つい最近、約束どおり夜の時間帯に、3度目の訪問。
こちらは、さっき載せた食事メニューの反対側。「ライス」は220円と記してあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/53/113c4a76232fcffef4da21de3a0a4669.jpg)
まずは「ビール(中びん)」620円と、鰻串から「塩焼」430円、「きも焼」220円、「かぶと焼」200円に、
最初の訪問時に、うな丼を食べる前にも注文していた、「しょうが焼」の単品510円をオーダー。
さっき書いた、「後述する、ウナギ以外のウマい料理」の正体である。 ※11年前は480円だった
まずは、千切りキャベツの上に、豚肉が段々に重ねられた、しょうが焼きが登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1d/2075cb6ecc42718e2beecbdf63827c4c.jpg)
おばちゃんに「マヨネーズ要りますか?」と聞かれ、「お願いします!」と即答。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a4/c0f6728be83088a54c4196f8d64bd59a.jpg)
豚の脂身由来の甘味と、生姜タレの甘じょっばさが混合し、11年前と変わらぬウマさ!
さらに、タレとマヨが絡んだ、付け合わせのキャベツが、これまた絶品!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/24/d4d5a49295c17dcc9077c237d5ceee35.jpg)
以前、橋本『よしの食堂』のときにも書いたが、野菜嫌いの私も、「焼肉タレ+キャベツ」は喜んで食べる。
すぐにビールが空いたが、酒だけでなく、ご飯もススムと思われる。このしょうが焼が510円とは!
現在、『松屋』の「豚生姜焼」単品でさえ530円なのだから、うな太郎さんのは破格。
個人的には、しょうが焼こそ「いまどきな~んと?!」と、驚嘆・称賛すべき商品だと思う。
数分遅れて、串焼3種も登場。上からかぶと、きも、ウナギ塩である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/26/54ffd0ca520f66d00d046dc96d6e5c20.jpg)
かぶとは小骨が多く苦手なのだが、こちらのは柔らかく蒸されているのか、骨が気にならなかった。
きもは独特の風味と苦みが、いかにも滋養強壮効果がありそう。
塩焼は、いわゆる短冊で、ホロリと崩れる柔らかな身と、軽い塩分の組み合わせが絶妙。
ビールから「ウーロン割」460円にチェンジしていたのだが、ウナギにはやはり「日本酒」だろうと、
1合460円を熱燗で追加。銘柄は「多摩自慢」だと思う。口当たりがよく、すぐに酔いが回った(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/90/524e48595266b17f811366af72d78ef0.jpg)
しょうが焼も串焼もたいらげ、日本酒を半分残した状態で、いよいよシメのウナギを頼むことに。
初回が「うな丼」だったので、今回は「うな重」2240円を選択。ご飯が美味しいので、+40円で「中盛」にした。
数分後、先にお新香が来て、少し遅れてから肝吸いと、うな重が運ばれてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d4/944d1162f2c9f499cee58fbde7676ada.jpg)
フタを開け、蒲焼ちゃんとご対面。うな丼のよりも大きく、期待が高まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f3/cb7bcabf4183157924db057c10e27194.jpg)
串焼と同様、口の中でホロリと崩れる柔らかい蒲焼を、美味しいご飯がしっかり受け止める。
タレは、私好みのくどく甘ったるい味ではなく、万人受けしそうなサラッとした辛さ。
ブレちゃったけど、こちらが断面。ご飯中盛だが、そんなに多くはない。まあ+40円だしね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/0d/fbfa901b27f4a598787b337d0bf424f2.jpg)
淡泊な風味の肝吸いは、単品だと250円。口直しと酔い覚まし(?)に最適。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ca/3fe528a457055472b751e1ec2804dd64.jpg)
味噌汁より200円高い肝吸いも付くし、うな重の2240円という価格は、うな丼よりお得かも。
というか、味噌汁がいまどき50円というのもスゴイ。牛丼チェーンより安いではないか。
久しぶりに専門店のウナギを食べて、心もお腹も満たされたところでお会計。
滞在中、20代と思われる若者客が複数来店。その中には大学生風の単独客もいた。
あの若さで、鰻屋にひとりで入るとはたいしたモンだ…と思ったが、彼の注文は「焼肉丼を肉とご飯大盛で」だって。
彼らにとってうな太郎さんは、普段使いできる大衆食堂なのだろう。
懐具合は学生レベル(泣)の私も、うな太郎さんなら気軽に利用できる。
次は「しょうが焼定食・肉ダブルのご飯大盛」か…あ、「特うな重」も食べたいな。
うな太郎
東京都国分寺市本町2-3-4
JR、西武線国分寺駅北口から徒歩約2分半
営業時間 11時半~14時半、17時~22時半
定休日 木曜
ハンバーガーや牛丼の価格変更は、よくニュースになっている反面、元値が安いのでダメージは少ない。
私がもっとも憂いているのは、近年の「ウナギ」の価格である。
ハンバーガーなどは、ほんの数十円程度だが、うな丼なんて、毎回数百円単位で値上げしている。
私がたまに通っていた、地元で評判の鰻屋も、初訪問から数年間で、千円以上高くなった。
稚魚の不漁や、生育にかかる費用の高騰など、やむを得ない理由があるのはわかるが、
万年金欠の私にとって、最近のウナギは、ちょっと手が出しづらい価格帯である。
ウナギは、蒲焼、白焼、串焼、う巻きなどの食べ方があるが、
私はやはり、一番ポピュラーな、蒲焼+ご飯の「うな丼・うな重」が好きである。
【お手頃価格のうな丼・うな重】で、私が真っ先に思い浮かべたのが、大塚の『うな鐵(てつ)』。
同名のウナギ屋は、都内にいくつかあるようだが、私が入ったことがあるのは大塚店のみ。
そちらのうな丼は、私が食べた当時も今も、お新香・味噌汁付きで1杯440円!
安価の理由は、下記画像のとおり、「ウナギ抜き」だからである(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b1/a1e3e6e5db301c5e52f10d4f2767459a.jpg)
正しい商品名は「うなぎのタレ玉子かけご飯」で、うな丼とはやや異なるかもしれない(←異なるだろ)が、
甘辛いタレをまぶしたご飯に、私の好きな生玉子をかけて食べるのだから、満足度はかなり高い。
なお、さすがの私もタレご飯だけを注文したのではなく、その前にお酒や蒲焼も頼んでいるので、念のため。
【お手頃価格の、「蒲焼が乗る」うな丼・うな重】ならば、国分寺の『うな太郎』だ。
店頭の看板には「いまどきな~んと?!」と、今回のブログタイトルと同じ文言が記されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3d/1634094119c6086521cc334e5327a00a.jpg)
かつては、このキャッチコピーと一緒に、「うな丼」の価格を記した貼紙(?)があったはず。
私の最も古い記憶は、「いまどきな~んと?! うな丼600円」だが、500円の時代もあったかも。
はっきり断定はできないが、600円だったのは、たぶん今から20年ほど前。
当時でも破格のうな丼だったが、その後は700円、800円…と、徐々に価格が上がっていき、
気付けば画像のように、貼紙はなくなり、別枠のメニュー用紙に価格を記載するようになった。
現在のうな丼は1430円。他店と比べれば安いが、「いまどきな~んと?!」と驚くレベルではないかも。
お店の前は何度か通っていたが、初めて入店したのは2011年。
軽く飲み食いしたあとのシメに頼んだ、「うな丼」のガラケー画像が残っていた。味噌汁付きで当時980円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4f/c6b23d5f42a7c53188319f4fab9225b9.jpg)
蒲焼のサイズは、廉価チェーン『宇奈とと』の「うな丼」よりも大きく、味と質は当然、上回っている。
ただ、小さい蒲焼とはいえ、20年前がワンコインの500円で、現在も590円でうな丼を提供している、
宇奈ととの営業方針は素晴らしいと思う。利用する気はないけど(笑)。
うな太郎さんも、個人店とは思えぬサービス価格だが、それでもウナギはやはりウナギであり、
調子に乗って注文していると、居酒屋や中華食堂のような、お手頃価格では済まない。
また、飲んだあとのシメとしても、ウナギよりはラーメンなどを選びがちだし、
お店周辺には『武道家』、『紅』、『淡淡』などの名店が揃い、夜の閉店時間も早いため、
気付けば11年間もご無沙汰してしまい、今年ようやく、久々の訪問を果たしたのであった。
ランチタイム終了間際にお邪魔したので、飲酒はせず食事のみのオーダー。
卓上にあった食事メニューがこちら。普通のうな丼の他にも「上」や「ダブル」、さらに「うな重」などもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/10/064955776802c71a833c8fd215c52b5e.jpg)
安いのはうな丼だけでなく、メニュー表下段の定食や丼も、610円~という安さ。
そのお得な定食の中から、「牛皿定食」(並)を選び、ホールのおばちゃんに告げる。
カウンター席が空いているのに、ひとり客の私をテーブル席へ案内してくれたり、
「お茶は温かいのと冷たいの、どちらにしますか?」とたずねてくれたりと、おばちゃんはなかなか親切だ。
鰻屋さんは、高級かつ緊張感漂うイメージがあるけど、こちらのお店はアットホームな雰囲気である。
牛皿は、牛丼チェーンのように作り置きだと思っていたが、厨房の旦那さんは、注文後に煮込み始めた様子。
数分後、ご飯、味噌汁、お新香がセットになった、牛皿定食が完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/9b/5236e2516ac8d99918de4ed0353e9a26.jpg)
牛肉独特の旨味や、玉ネギのシャキシャキ感が残っており、やはり作り置きではなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1a/4899352a0a1c3a27d637105141be5b34.jpg)
ひと口食べてみれば、間違いのない味。後述するが、うな太郎さんはウナギ以外の料理もウマいのだ。
続いて白米にパクつくと、ご飯自体が美味しい! 牛皿より先に食べ終えてしまったので、
迷うことなくご飯をお替わり。ついでに「生玉子もらえますか?」とたずね、付けてもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/25/e591fcc28335a5279bbc8c80f7d2cbd8.jpg)
伝票を見たら、生玉子は50円、追加ご飯は220円であった。「ライス大盛」80円の方がお得だったね。
残った牛皿と玉子で、自家製ミニ牛丼を作成。お米の質がいいから、当然ウマい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/0e/8585505a76ea72d44f6950d67267737b.jpg)
七味も振りかけ、ガツガツとかき込み、満足・満腹で「ごちそうさまです」。
会計時、おばちゃんに「ご飯があまりに美味しくて…」と、昼営業の終了時間ギリギリになったことをお詫びし、
「今度は夜、ウナギを食べに来ます」とも告げて、この日は退散。
つい最近、約束どおり夜の時間帯に、3度目の訪問。
こちらは、さっき載せた食事メニューの反対側。「ライス」は220円と記してあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/53/113c4a76232fcffef4da21de3a0a4669.jpg)
まずは「ビール(中びん)」620円と、鰻串から「塩焼」430円、「きも焼」220円、「かぶと焼」200円に、
最初の訪問時に、うな丼を食べる前にも注文していた、「しょうが焼」の単品510円をオーダー。
さっき書いた、「後述する、ウナギ以外のウマい料理」の正体である。 ※11年前は480円だった
まずは、千切りキャベツの上に、豚肉が段々に重ねられた、しょうが焼きが登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1d/2075cb6ecc42718e2beecbdf63827c4c.jpg)
おばちゃんに「マヨネーズ要りますか?」と聞かれ、「お願いします!」と即答。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a4/c0f6728be83088a54c4196f8d64bd59a.jpg)
豚の脂身由来の甘味と、生姜タレの甘じょっばさが混合し、11年前と変わらぬウマさ!
さらに、タレとマヨが絡んだ、付け合わせのキャベツが、これまた絶品!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/24/d4d5a49295c17dcc9077c237d5ceee35.jpg)
以前、橋本『よしの食堂』のときにも書いたが、野菜嫌いの私も、「焼肉タレ+キャベツ」は喜んで食べる。
すぐにビールが空いたが、酒だけでなく、ご飯もススムと思われる。このしょうが焼が510円とは!
現在、『松屋』の「豚生姜焼」単品でさえ530円なのだから、うな太郎さんのは破格。
個人的には、しょうが焼こそ「いまどきな~んと?!」と、驚嘆・称賛すべき商品だと思う。
数分遅れて、串焼3種も登場。上からかぶと、きも、ウナギ塩である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/26/54ffd0ca520f66d00d046dc96d6e5c20.jpg)
かぶとは小骨が多く苦手なのだが、こちらのは柔らかく蒸されているのか、骨が気にならなかった。
きもは独特の風味と苦みが、いかにも滋養強壮効果がありそう。
塩焼は、いわゆる短冊で、ホロリと崩れる柔らかな身と、軽い塩分の組み合わせが絶妙。
ビールから「ウーロン割」460円にチェンジしていたのだが、ウナギにはやはり「日本酒」だろうと、
1合460円を熱燗で追加。銘柄は「多摩自慢」だと思う。口当たりがよく、すぐに酔いが回った(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/90/524e48595266b17f811366af72d78ef0.jpg)
しょうが焼も串焼もたいらげ、日本酒を半分残した状態で、いよいよシメのウナギを頼むことに。
初回が「うな丼」だったので、今回は「うな重」2240円を選択。ご飯が美味しいので、+40円で「中盛」にした。
数分後、先にお新香が来て、少し遅れてから肝吸いと、うな重が運ばれてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d4/944d1162f2c9f499cee58fbde7676ada.jpg)
フタを開け、蒲焼ちゃんとご対面。うな丼のよりも大きく、期待が高まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f3/cb7bcabf4183157924db057c10e27194.jpg)
串焼と同様、口の中でホロリと崩れる柔らかい蒲焼を、美味しいご飯がしっかり受け止める。
タレは、私好みのくどく甘ったるい味ではなく、万人受けしそうなサラッとした辛さ。
ブレちゃったけど、こちらが断面。ご飯中盛だが、そんなに多くはない。まあ+40円だしね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/0d/fbfa901b27f4a598787b337d0bf424f2.jpg)
淡泊な風味の肝吸いは、単品だと250円。口直しと酔い覚まし(?)に最適。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ca/3fe528a457055472b751e1ec2804dd64.jpg)
味噌汁より200円高い肝吸いも付くし、うな重の2240円という価格は、うな丼よりお得かも。
というか、味噌汁がいまどき50円というのもスゴイ。牛丼チェーンより安いではないか。
久しぶりに専門店のウナギを食べて、心もお腹も満たされたところでお会計。
滞在中、20代と思われる若者客が複数来店。その中には大学生風の単独客もいた。
あの若さで、鰻屋にひとりで入るとはたいしたモンだ…と思ったが、彼の注文は「焼肉丼を肉とご飯大盛で」だって。
彼らにとってうな太郎さんは、普段使いできる大衆食堂なのだろう。
懐具合は学生レベル(泣)の私も、うな太郎さんなら気軽に利用できる。
次は「しょうが焼定食・肉ダブルのご飯大盛」か…あ、「特うな重」も食べたいな。
うな太郎
東京都国分寺市本町2-3-4
JR、西武線国分寺駅北口から徒歩約2分半
営業時間 11時半~14時半、17時~22時半
定休日 木曜
ウナギ抜きのうな丼、
驚きました(笑)。
でもウマそう。
値段が高くて尻込みするうなぎですが、
タレ&卵かけご飯はアリですね。
今度ウチでもやってみます。
そして「うな太郎」さん、
いいお店ですね。
今回もごちそうさまでした。
では、また。
コメントありがとうございます。
私は汁かけご飯が大好きなので、うなぎのタレ丼は大ヒットでした。
今回紹介した『うな太郎』さんの、
「しょうが焼」タレ丼・キャベツ&マヨネーズ添えも、
絶対にウマいと思います。
うな鐡は都内で私の一番好みの鰻屋さんです。
いつもきも焼きを食べてから梅重をご飯少し多めで頼みます。
最近訪問していませんが、やはり少し価格も上がったのでしょうか。半年に一回くらいは行きたくなる店です。
また、昼のランチの焼き魚定食がコスパ良く気になっております。
コメントありがとうございます。
『うな鐡』大塚店には、一度しか行ったことがないので、
最近の価格などはわからないのです。
コロナ禍もあり、都内のお店は、だいぶご無沙汰しています。