『なにや』さんの絶品チャーシューを購入するために、ほぼ月イチで足を運んでいる一橋学園エリア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/bf/9ad331964804ff43b2fe15f0779280c0.jpg)
7月に訪問した際、周辺を散策していたら、下記のような奇抜なテント看板のお店を発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/fc/17132532c20847df7b8dfd986f4631c8.jpg)
旧店舗はバーだったと思われる、こちらのお店の名前は『中華そば と』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/37/b9a6bf2503ca273311d618fce8058103.jpg)
新小岩の『藤本食堂』など、居抜きで入り、旧店名を残したまま営業しているお店もあるが、
こちらのように、テープでバッテンを付けた看板というのは珍しい(笑)。
面白そうなので入ってみたら、若く気さくな男性店主が「いらっしゃい!」とお迎えしてくれた。
開店したばかりで絞っていたのか、メニューは「中華そば」とご飯、トッピング類のみ。
中華そばと、トッピング「餃子」をお願いしたところ、餃子は品切れとのことなので、「味玉」に変更。
調理中、店主が「京都の生まれで、『天下一品』本店にはよく行った」ことなどを語ってくれる。
以前、西国分寺『千尋』のときにも書いたが、いいトシこいてコミュニケーション能力に問題がある私には、
お店の方から話しかけてもらうのは大変ありがたく、それだけで「また来よう!」と思ってしまう。
しばらくして、中華そば800円+味玉100円が、お盆に乗せられ提供された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/75/c039b4846174efbc526cc0031e905469.jpg)
横アングルはこちら。丼はそれほど大きくないため、大盛だと丼からあふれるらしく、増量分が別皿で出てくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f1/5c2b7e42ade528fb84477ee48933bf32.jpg)
スープは煮干しダシの効いた醤油味。油を含んでいるのか、かなり熱々。麺は博多風のような細麺で歯応えアリ。
具材はチャーシュー、メンマ、海苔、ネギに追加の味玉、そして粉末の青海苔が振りかけてあるのが特徴。
青海苔は店主の好みらしく、私も嫌いではないし、独自性も出るのでいいと思う。
味玉は風味こそよかったが、中は半生で、愛しの黄身ちゃんがこぼれ落ちてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f0/b0208fc52d223f629669f35725377691.jpg)
スープを少しだけ残し、「ごちそう様、おいしかったです」と告げて、お会計を済ませる。
「来月くらいから、昼はラーメン店、夜はおばんざいなどで飲める店にするつもりです」と語っていた店主に、
「そのときは絶対に飲みに来ます」と約束し、この日は退店。
店主が約束した来月=8月になり、とに再訪。…店名が「と」だと、表記が難しいな。
昼に訪問したので、おばんざいはやっていないようだが、店頭には前夜のメニューが貼ってあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/3f/6bb9764fc46a9dfb04fe45923aa37b01.jpg)
再訪時は、卓上のメニューも変わっていたので、改めて撮影。
こちらは麺類。中華そばは50円値上げしたが、ガス代などが上がっているので仕方ないよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/0e/34f2a959b2f75ac264d1a7b162ad4337.jpg)
裏面はドリンクメニュー。客席側にある冷蔵庫には、いい日本酒が揃っているそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/18/9a5ea97adbe35120cf12c717954e5a2d.jpg)
なお、メニューはこまめに変わっているようなのでご注意を。
ランチタイムだが、飲んでる先客がいたので、私も「瓶ビールに餃子の焼きと水をひとつずつ」注文。
ところが、この日も餃子はすでに完売していたので、やむなく「つまみチャーシュー」に変更。
まずはサッポロラガーの中瓶650円が、かわいらしいグラスとともに出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f5/490e0a6f223f96c9a564b8a5bb6e12d8.jpg)
続いて、ラーメンにも使用するチャーシューを温めたあとに切り分け、さらにガスバーナーで炙ったのち、
味玉と一緒につまみチャーシュー300円が提供される。この日の黄身ちゃんは、ちょうどいい硬さだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/31/f0728fbb83103f8e171fb87c3e6de558.jpg)
店主は餃子がなくて申しわけないと思ってくれたのか「なにかお作りしましょうか」とおっしゃってくれたので、
店頭の貼り紙にあった「ちくわ磯辺揚げ」300円を作ってもらうことに。
昼の時間帯は準備していなかったようで、店主は水に粉を溶き、青海苔を混ぜ始める。手間をかけさせて申しわけない。
しばらくして、磯辺揚げにお塩が添えられて登場。サービスなのか、青海苔が異様に多い(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e4/b91ad24e39c391216512c02921b39e8a.jpg)
これらのおツマミで、私がチビチビと飲んでいる間も、お客さんが次々とやってきて、中華そばを食べて帰っていく。
私もそろそろ、シメを頼もうかなと思い、店主に声をかけたところ、
「す、すみません、スープがなくなりました」だって。日頃の行ないの悪さが、ここでも!
餃子に続く品切れをくらった私を、店主もさすがに気の毒に思ったのか、「“汁なし”ならできますが…」と提案。
メニューには載せていないが、生玉子を絡め、釜玉風に食べる油そばのような商品で、
夜の時間帯では裏メニューとして提供しているとか。釜玉うどんが好きな私は「ぜひ、それを作ってください!」と懇願。
しばらくして、店主特製の「汁なし」が、青唐辛子薬味(最近、トッピングとして加わり100円)とともに登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/61/076845bebada563138d6e3f51b25f495.jpg)
油そばのように、よく混ぜてから食べてみる。麺や具材は中華そばと同じだが、
汁なしの方が、タレの風味がダイレクトに伝わる。あと、黄身ちゃんがやはり、いい働きをしているね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/bb/67f4454bc114f0a08459c24283d41f3d.jpg)
※混ぜているうちに崩してしまった
「結構辛いですよ」と忠告された青唐辛子は本当に辛く、固まりを口にすると舌がバカになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e9/d607840b38c428555f101e907b7c79c9.jpg)
実際の値段は不明だが、今回は「品切れのお詫び」とのことで、汁なしは400円くらいにサービスしてもらった。
「次回は夜に来て、餃子で一杯やります」と告げ、つい最近、夜の時間帯に3度目の訪問をしてきた。
この日は「ウーロンハイ」450円からスタートし、前回と同様「餃子の焼きと水を両方…」とお願いしたら、
なんと、またまた餃子は品切れ! 縁がないのかなあ(苦笑)。
なお、こちらの「肉汁餃子」は、2個で350円という価格からもわかるように、大きめサイズの模様。
こう、毎回毎回売り切れるくらいだから、さぞウマいのだろう。なおさら食べてみたくなるねえ。
前日、お店は定休日だったが、店主は新作おつまみを研究・自作していたようで、
「豚足作りましたが食べますか?」とおススメされたが、個人的に苦手なので遠慮してしまった。
店主は研究熱心で、高円寺の人気店から料理の指導も受けているとか。日替わりのおばんざいも楽しみだ。
おつまみとして、今日のおばんざいから「鶏のから揚げ」400円をチョイス。
その前に、またまたお詫びとして、ちくわ磯辺揚げをいただいてしまった。今回の方が、一般的な青海苔の量だね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8a/d0f8098b51909eea762067c856724ca3.jpg)
他にも飲んでいる客がいたので、彼らの注文を受けながら店主は孤軍奮闘。
店内はカウンター席だけだが、厨房の奥や客席の冷蔵庫と、移動する範囲は狭くない。
それでも店主は弱音を吐かず、終始明るく振る舞っている好漢だ。
ここで、店主の豆知識をいくつか紹介。1.クラブが好き 2.テキーラが好き 3.ギャルも好き
これらは、本人に聞いたので間違いない。あと、4.映画も好き らしいなので、これは後述する。
しばらくして、唐揚げが完成。レンゲには例の青唐辛子も。付けすぎ注意は先述したとおり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/50/4bc9b3033a5cb0af0da19932050e003d.jpg)
食べる前にレモンを絞るのではなく、鶏肉自体に柑橘系の果汁が漬け込んであるのが面白い。
もちろん、タレには醤油などの調味料も使用されており、味付けは濃いが、果汁のおかげで清涼感もある。
ウーロンハイからレモンサワーに変更し、竹輪と唐揚げをたいらげたのち、この日のシメに。
注文したのは、基本の中華そばに背脂が加わる、「背脂煮干し中華そば」950円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/12/dac33e906e82da4ddcc4f67d716d7b6e.jpg)
マジメそうな煮干し醤油スープに、ジャンクの代名詞・背脂を注ぐ、実に背徳的な商品だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/4c/8e3dccd686c28dea2b70f58ef1c13a0c.jpg)
※背脂のツブツブがウマそうである
一般的なラーメンより高温なのに、背脂が加わったことでさらにスープは激熱になったが、当然コクや旨味は増す。
最後まで熱々状態のまま、麺と具を食べ終え、スープも飲み干す…ほんの一歩手前で健康面を考慮し自粛。
そういえば、唐揚げに付いてきた青唐辛子を、中華そばでも試してみればよかったな。
さっき、店主は映画好きと記したが、隣席の間に設置するアクリル板代わりに、
名作洋画のレーザーディスクのジャケットを使用しているのも、こちらのお店の特徴だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c4/e005d3eb9d8ab2b4d290768991d5f782.jpg)
ジャケットが店主の保有物なのかは不明だが、「レーザーディスク」というのが懐かしくていいね。
飲んで喰って腹いっぱいになりお会計。この日は隣席の常連さんとも会話できたし、有意義な夜であった。
常連さんには、立川市のおススメ居酒屋も教えてもらったので、今度行ってみるつもりだ。
一橋学園は、8月に『ラーメン二郎』の支店が開業し、その後に『日高屋』もオープン。
店主曰く「二郎はまだしも、日高屋はさすがに…」と、後続の競合店に困惑しているようだが、
「冬場は店内端の席におでん鍋を置きます!」など、いろいろとアイディアもある様子。
若く気さくな店主が作る、煮干しラーメンとおばんざい、そして未知の餃子を目当てに、
私は今後も、昼夜を問わず、とさんに通おうと思っている。
さっきも書いたけど、お店の呼び方が難しいな。「とさん」だと、なんだか高利貸しみたいだし(苦笑)。
中華そば と
東京都小平市学園西町2-13-20
西武線一橋学園駅から徒歩約3分、JRなら新小平駅から徒歩約17分
営業時間 基本は12時~14時半、18時~23時
定休日 現在は月曜のみ?
※2024年12月追記 お店の「現在の」インスタグラムはこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/bf/9ad331964804ff43b2fe15f0779280c0.jpg)
7月に訪問した際、周辺を散策していたら、下記のような奇抜なテント看板のお店を発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/fc/17132532c20847df7b8dfd986f4631c8.jpg)
旧店舗はバーだったと思われる、こちらのお店の名前は『中華そば と』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/37/b9a6bf2503ca273311d618fce8058103.jpg)
新小岩の『藤本食堂』など、居抜きで入り、旧店名を残したまま営業しているお店もあるが、
こちらのように、テープでバッテンを付けた看板というのは珍しい(笑)。
面白そうなので入ってみたら、若く気さくな男性店主が「いらっしゃい!」とお迎えしてくれた。
開店したばかりで絞っていたのか、メニューは「中華そば」とご飯、トッピング類のみ。
中華そばと、トッピング「餃子」をお願いしたところ、餃子は品切れとのことなので、「味玉」に変更。
調理中、店主が「京都の生まれで、『天下一品』本店にはよく行った」ことなどを語ってくれる。
以前、西国分寺『千尋』のときにも書いたが、いいトシこいてコミュニケーション能力に問題がある私には、
お店の方から話しかけてもらうのは大変ありがたく、それだけで「また来よう!」と思ってしまう。
しばらくして、中華そば800円+味玉100円が、お盆に乗せられ提供された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/75/c039b4846174efbc526cc0031e905469.jpg)
横アングルはこちら。丼はそれほど大きくないため、大盛だと丼からあふれるらしく、増量分が別皿で出てくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f1/5c2b7e42ade528fb84477ee48933bf32.jpg)
スープは煮干しダシの効いた醤油味。油を含んでいるのか、かなり熱々。麺は博多風のような細麺で歯応えアリ。
具材はチャーシュー、メンマ、海苔、ネギに追加の味玉、そして粉末の青海苔が振りかけてあるのが特徴。
青海苔は店主の好みらしく、私も嫌いではないし、独自性も出るのでいいと思う。
味玉は風味こそよかったが、中は半生で、愛しの黄身ちゃんがこぼれ落ちてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f0/b0208fc52d223f629669f35725377691.jpg)
スープを少しだけ残し、「ごちそう様、おいしかったです」と告げて、お会計を済ませる。
「来月くらいから、昼はラーメン店、夜はおばんざいなどで飲める店にするつもりです」と語っていた店主に、
「そのときは絶対に飲みに来ます」と約束し、この日は退店。
店主が約束した来月=8月になり、とに再訪。…店名が「と」だと、表記が難しいな。
昼に訪問したので、おばんざいはやっていないようだが、店頭には前夜のメニューが貼ってあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/3f/6bb9764fc46a9dfb04fe45923aa37b01.jpg)
再訪時は、卓上のメニューも変わっていたので、改めて撮影。
こちらは麺類。中華そばは50円値上げしたが、ガス代などが上がっているので仕方ないよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/0e/34f2a959b2f75ac264d1a7b162ad4337.jpg)
裏面はドリンクメニュー。客席側にある冷蔵庫には、いい日本酒が揃っているそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/18/9a5ea97adbe35120cf12c717954e5a2d.jpg)
なお、メニューはこまめに変わっているようなのでご注意を。
ランチタイムだが、飲んでる先客がいたので、私も「瓶ビールに餃子の焼きと水をひとつずつ」注文。
ところが、この日も餃子はすでに完売していたので、やむなく「つまみチャーシュー」に変更。
まずはサッポロラガーの中瓶650円が、かわいらしいグラスとともに出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f5/490e0a6f223f96c9a564b8a5bb6e12d8.jpg)
続いて、ラーメンにも使用するチャーシューを温めたあとに切り分け、さらにガスバーナーで炙ったのち、
味玉と一緒につまみチャーシュー300円が提供される。この日の黄身ちゃんは、ちょうどいい硬さだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/31/f0728fbb83103f8e171fb87c3e6de558.jpg)
店主は餃子がなくて申しわけないと思ってくれたのか「なにかお作りしましょうか」とおっしゃってくれたので、
店頭の貼り紙にあった「ちくわ磯辺揚げ」300円を作ってもらうことに。
昼の時間帯は準備していなかったようで、店主は水に粉を溶き、青海苔を混ぜ始める。手間をかけさせて申しわけない。
しばらくして、磯辺揚げにお塩が添えられて登場。サービスなのか、青海苔が異様に多い(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e4/b91ad24e39c391216512c02921b39e8a.jpg)
これらのおツマミで、私がチビチビと飲んでいる間も、お客さんが次々とやってきて、中華そばを食べて帰っていく。
私もそろそろ、シメを頼もうかなと思い、店主に声をかけたところ、
「す、すみません、スープがなくなりました」だって。日頃の行ないの悪さが、ここでも!
餃子に続く品切れをくらった私を、店主もさすがに気の毒に思ったのか、「“汁なし”ならできますが…」と提案。
メニューには載せていないが、生玉子を絡め、釜玉風に食べる油そばのような商品で、
夜の時間帯では裏メニューとして提供しているとか。釜玉うどんが好きな私は「ぜひ、それを作ってください!」と懇願。
しばらくして、店主特製の「汁なし」が、青唐辛子薬味(最近、トッピングとして加わり100円)とともに登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/61/076845bebada563138d6e3f51b25f495.jpg)
油そばのように、よく混ぜてから食べてみる。麺や具材は中華そばと同じだが、
汁なしの方が、タレの風味がダイレクトに伝わる。あと、黄身ちゃんがやはり、いい働きをしているね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/bb/67f4454bc114f0a08459c24283d41f3d.jpg)
※混ぜているうちに崩してしまった
「結構辛いですよ」と忠告された青唐辛子は本当に辛く、固まりを口にすると舌がバカになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e9/d607840b38c428555f101e907b7c79c9.jpg)
実際の値段は不明だが、今回は「品切れのお詫び」とのことで、汁なしは400円くらいにサービスしてもらった。
「次回は夜に来て、餃子で一杯やります」と告げ、つい最近、夜の時間帯に3度目の訪問をしてきた。
この日は「ウーロンハイ」450円からスタートし、前回と同様「餃子の焼きと水を両方…」とお願いしたら、
なんと、またまた餃子は品切れ! 縁がないのかなあ(苦笑)。
なお、こちらの「肉汁餃子」は、2個で350円という価格からもわかるように、大きめサイズの模様。
こう、毎回毎回売り切れるくらいだから、さぞウマいのだろう。なおさら食べてみたくなるねえ。
前日、お店は定休日だったが、店主は新作おつまみを研究・自作していたようで、
「豚足作りましたが食べますか?」とおススメされたが、個人的に苦手なので遠慮してしまった。
店主は研究熱心で、高円寺の人気店から料理の指導も受けているとか。日替わりのおばんざいも楽しみだ。
おつまみとして、今日のおばんざいから「鶏のから揚げ」400円をチョイス。
その前に、またまたお詫びとして、ちくわ磯辺揚げをいただいてしまった。今回の方が、一般的な青海苔の量だね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8a/d0f8098b51909eea762067c856724ca3.jpg)
他にも飲んでいる客がいたので、彼らの注文を受けながら店主は孤軍奮闘。
店内はカウンター席だけだが、厨房の奥や客席の冷蔵庫と、移動する範囲は狭くない。
それでも店主は弱音を吐かず、終始明るく振る舞っている好漢だ。
ここで、店主の豆知識をいくつか紹介。1.クラブが好き 2.テキーラが好き 3.ギャルも好き
これらは、本人に聞いたので間違いない。あと、4.映画も好き らしいなので、これは後述する。
しばらくして、唐揚げが完成。レンゲには例の青唐辛子も。付けすぎ注意は先述したとおり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/50/4bc9b3033a5cb0af0da19932050e003d.jpg)
食べる前にレモンを絞るのではなく、鶏肉自体に柑橘系の果汁が漬け込んであるのが面白い。
もちろん、タレには醤油などの調味料も使用されており、味付けは濃いが、果汁のおかげで清涼感もある。
ウーロンハイからレモンサワーに変更し、竹輪と唐揚げをたいらげたのち、この日のシメに。
注文したのは、基本の中華そばに背脂が加わる、「背脂煮干し中華そば」950円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/12/dac33e906e82da4ddcc4f67d716d7b6e.jpg)
マジメそうな煮干し醤油スープに、ジャンクの代名詞・背脂を注ぐ、実に背徳的な商品だ。
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※背脂のツブツブがウマそうである
一般的なラーメンより高温なのに、背脂が加わったことでさらにスープは激熱になったが、当然コクや旨味は増す。
最後まで熱々状態のまま、麺と具を食べ終え、スープも飲み干す…ほんの一歩手前で健康面を考慮し自粛。
そういえば、唐揚げに付いてきた青唐辛子を、中華そばでも試してみればよかったな。
さっき、店主は映画好きと記したが、隣席の間に設置するアクリル板代わりに、
名作洋画のレーザーディスクのジャケットを使用しているのも、こちらのお店の特徴だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c4/e005d3eb9d8ab2b4d290768991d5f782.jpg)
ジャケットが店主の保有物なのかは不明だが、「レーザーディスク」というのが懐かしくていいね。
飲んで喰って腹いっぱいになりお会計。この日は隣席の常連さんとも会話できたし、有意義な夜であった。
常連さんには、立川市のおススメ居酒屋も教えてもらったので、今度行ってみるつもりだ。
一橋学園は、8月に『ラーメン二郎』の支店が開業し、その後に『日高屋』もオープン。
店主曰く「二郎はまだしも、日高屋はさすがに…」と、後続の競合店に困惑しているようだが、
「冬場は店内端の席におでん鍋を置きます!」など、いろいろとアイディアもある様子。
若く気さくな店主が作る、煮干しラーメンとおばんざい、そして未知の餃子を目当てに、
私は今後も、昼夜を問わず、とさんに通おうと思っている。
さっきも書いたけど、お店の呼び方が難しいな。「とさん」だと、なんだか高利貸しみたいだし(苦笑)。
中華そば と
東京都小平市学園西町2-13-20
西武線一橋学園駅から徒歩約3分、JRなら新小平駅から徒歩約17分
営業時間 基本は12時~14時半、18時~23時
定休日 現在は月曜のみ?
※2024年12月追記 お店の「現在の」インスタグラムはこちら