ちょっと前に、「持ち帰り専門の餃子屋さんに行く途中、『きっちんコバヤシ』さんを発見した」と記した。
今回紹介するのは、その餃子屋さん。ブログタイトルでおわかりだろうが、店名も『餃子屋さん』である。
きっちんコバヤシを出て、まっすぐ南下。玉川上水を渡り、住宅街をうねうねと歩いていく。
日が沈むのが早まり、すっかり薄暗くなった中、舗装されていない私道のような歩道の先に、灯りを発見。
どうやらここが…
お目当ての『餃子屋さん』だ!
店頭のメニュー看板の隣には、「心をこめて手作りしてます」のキャッチコピーも。
メニュー表の撮影を忘れたので、後日撮りなおした。下記画像だけ明るいのはそのためである。
「柚子餃子」と「蕗のとう餃子」は季節限定メニュー。他の商品も、時間帯によっては品切れになることも。
店頭の受け渡し口には呼び鈴もあったが、奥に人がいるのが見えたので、呼んでみたところ、
「はいはーい」と女性が出てきた。この方が、店主の住田さんであろう。
お店のHPによると、店主はホテルのレストランや、ラーメン・餃子専門店での勤務経験があるとのこと。
その後は研究・改良を重ね、国産食材のみを使った無添加の餃子を完成させ、自宅を改装した持ち帰り専門店を開業。
住宅街の中にある自宅兼店舗ゆえ、素人の方が始めた店、という印象を与えるかもしれないが、
店主は接客も調理も、経験豊富なプロであり、愛想がいいのも当然ながら、餃子自体も絶品であった。
初回は、基本の「餃子」330円と、「しそ餃子」360円、「水餃子」420円を、冷凍したものを購入。
こちらの餃子は、常温だとコラーゲンが溶け出してしまい、品質が落ちてしまうため、生餃子は扱っていないとのこと。
すぐに帰宅して冷凍庫に入れ、深夜に、缶ビールのお供として楽しむことにした。
どの餃子か判別できるよう、しそ餃子には「しそ」と書かれたシールが貼られており、
冷凍餃子の焼き方は、同封されたお店のパンフレットに記載してあり、
水餃子にもちゃんと、作り方の説明書が付いている。こういう気配りがありがたいよね。
この日は、一番調理時間が短そうな水餃子を食べることに。
1人前10個、茹で上がったらお皿に並べる。美しくない盛り付けだが、食べるのは自分なので許してくれ。
最初は何もつけず、2個目からは生姜醤油を使用した。ひと口食べると、中身のアンからジュワっと旨味がしたたる。
コラーゲンというか、スープが練り込んであるようで、なぜか甲殻類の風味も感じた。
むっちりとした皮の歯触りもよく、10個の餃子を一瞬でたいらげてしまった。
※現在HPでは、「水餃子」は8個430円と記載されている
翌日、「餃子」と「しそ餃子」を焼いてみた。こちらがベーシックの餃子。
中身はこんなかんじ。たくさんのヒダで丁寧に包んであったので、開封するのが申しわけなく感じた。
水餃子同様、肉汁したたるアンで、最近食べた新規の餃子では、一番ウマいね。
しそ餃子も、皮や基本のアンは同じだと思うが、皮から透けて見えるグリーンが美しい。
旨味の強いアンと、爽やかな紫蘇の風味がマッチしている。
期待以上のおいしさだったので、他の種類も試してみたくなり、数日後に再訪。
JR西国分寺駅から歩いてみたが、最寄り駅は西武線の恋ヶ窪のようだ。
この日は水餃子以外の5種を冷凍で、さらに店主が焼いたのを食べてみたかったので、普通の餃子を焼きで注文。
なお、「焼き」の注文は2人前からで、電話での予約がオススメとのこと。
「12分ほどお時間いただきますよ」と告げられたので、その間に近くのコンビニへ行き、缶ビールを購入。
約10分後、店に戻ったらすでに用意されており、冷凍餃子は専用の保冷バッグに入れてくれた。
このバッグは、今後の買い物にも、ありがたく使用させていただく。
お店の斜め前くらいの位置に小さな公園があるが、あまりに狭く、薄汚い男(私)がいると、他の方が利用できない。
なので、二番目に近い「上水本町地域センター公園」で、焼き立て餃子を食べることにした。
こちらは面積も広いし、ちゃんとテーブル席もある。
平日の昼14時台ゆえ、他に利用者はおらず、私を見ているのはポニーちゃん遊具(※正式名称不明)のみ。
遠慮なくテーブル席を占拠し、缶ビールと餃子を楽しませてもらう。
予想どおり、綺麗で均一な焼き色である。やっぱりプロは違うね。
2人前は10個だが、「1個オマケしておきましたよ」とのこと。ありがとうございます。
ハシも小皿も用意してこなかったので、お行儀悪く手づかみで食べさせていただいた。
真っ昼間から公園で飲酒している時点で、お行儀もクソもないけどさ。
焼き立ての餃子屋さんの餃子、最初のひと口は…「熱い!」。まあ当然である。
ビールで口内を冷まし、再度かじると…おおっ、やはりウマい!
野菜と肉がバランスよく混ざり、鶏ガラ、手羽、もみじなどを煮出した(HPの情報)スープを加えたアンを、
皮で丁寧に包み、それを抜群の焼き具合で仕上げる。そんな餃子、ウマいに決まってるよな。
缶ビールがすぐに空いたし、たまに通りかかる近隣住民の視線が冷たいので、残りは帰宅してから食べることに。
時間がたつと、皮の食感が悪くなるため、レンジで温めても美味しさは復活しない。
どこの餃子にも当てはまるが、特に餃子屋さんの餃子は、焼き立てに限る。
ここからは、後日焼いた他の餃子を一挙に紹介。
これは「エビ餃子」と「ホタテ餃子」、どちらも1人前5個で400円。オレンジ色が透けている上の方がエビだ。
エビ餃子の中身はこのとおり。ジューシーな具材とぷりぷりのエビがよく合う。
ホタテ餃子は、細かく刻まれたものがたくさん入っていた。
こちらは別の日に焼いた「あさり餃子」360円。
当然のようにあさりが入っているのだが、アンとの比較ではやや印象が薄い。
これからの季節は、水餃子をお鍋に入れてもおいしいだろうし、餃子パーティもやりたい。
季節メニューの柚子や蕗のとうの餃子、いつも売り切れている「春巻」もまだ食べていない。
専用バッグもいただいたし、「餃子屋さん餃子」は、今後も利用する機会が多そうだ。
そういえばHPには、「孫たちも応援してくれています!!」のセリフと、かわいいお孫さんたちが掲載されていた。
餃子も好きだが、実は小さなお子さんも大好き(なんかアブない…?)な私には、たまらない画像である。
私もお孫さんたちと一緒に、『餃子屋さん』を応援していこうと思っている。
餃子屋さん
東京都小平市上水本町3-8-13
西武線恋ヶ窪駅から推定徒歩8分、JR新小平駅からは約18分、西国分寺駅からは約25分
営業時間 11時~19時
定休日 月、木、その他不定休
※お店の名前、正しくは『住田さんの餃子屋さん』かも
今回紹介するのは、その餃子屋さん。ブログタイトルでおわかりだろうが、店名も『餃子屋さん』である。
きっちんコバヤシを出て、まっすぐ南下。玉川上水を渡り、住宅街をうねうねと歩いていく。
日が沈むのが早まり、すっかり薄暗くなった中、舗装されていない私道のような歩道の先に、灯りを発見。
どうやらここが…
お目当ての『餃子屋さん』だ!
店頭のメニュー看板の隣には、「心をこめて手作りしてます」のキャッチコピーも。
メニュー表の撮影を忘れたので、後日撮りなおした。下記画像だけ明るいのはそのためである。
「柚子餃子」と「蕗のとう餃子」は季節限定メニュー。他の商品も、時間帯によっては品切れになることも。
店頭の受け渡し口には呼び鈴もあったが、奥に人がいるのが見えたので、呼んでみたところ、
「はいはーい」と女性が出てきた。この方が、店主の住田さんであろう。
お店のHPによると、店主はホテルのレストランや、ラーメン・餃子専門店での勤務経験があるとのこと。
その後は研究・改良を重ね、国産食材のみを使った無添加の餃子を完成させ、自宅を改装した持ち帰り専門店を開業。
住宅街の中にある自宅兼店舗ゆえ、素人の方が始めた店、という印象を与えるかもしれないが、
店主は接客も調理も、経験豊富なプロであり、愛想がいいのも当然ながら、餃子自体も絶品であった。
初回は、基本の「餃子」330円と、「しそ餃子」360円、「水餃子」420円を、冷凍したものを購入。
こちらの餃子は、常温だとコラーゲンが溶け出してしまい、品質が落ちてしまうため、生餃子は扱っていないとのこと。
すぐに帰宅して冷凍庫に入れ、深夜に、缶ビールのお供として楽しむことにした。
どの餃子か判別できるよう、しそ餃子には「しそ」と書かれたシールが貼られており、
冷凍餃子の焼き方は、同封されたお店のパンフレットに記載してあり、
水餃子にもちゃんと、作り方の説明書が付いている。こういう気配りがありがたいよね。
この日は、一番調理時間が短そうな水餃子を食べることに。
1人前10個、茹で上がったらお皿に並べる。美しくない盛り付けだが、食べるのは自分なので許してくれ。
最初は何もつけず、2個目からは生姜醤油を使用した。ひと口食べると、中身のアンからジュワっと旨味がしたたる。
コラーゲンというか、スープが練り込んであるようで、なぜか甲殻類の風味も感じた。
むっちりとした皮の歯触りもよく、10個の餃子を一瞬でたいらげてしまった。
※現在HPでは、「水餃子」は8個430円と記載されている
翌日、「餃子」と「しそ餃子」を焼いてみた。こちらがベーシックの餃子。
中身はこんなかんじ。たくさんのヒダで丁寧に包んであったので、開封するのが申しわけなく感じた。
水餃子同様、肉汁したたるアンで、最近食べた新規の餃子では、一番ウマいね。
しそ餃子も、皮や基本のアンは同じだと思うが、皮から透けて見えるグリーンが美しい。
旨味の強いアンと、爽やかな紫蘇の風味がマッチしている。
期待以上のおいしさだったので、他の種類も試してみたくなり、数日後に再訪。
JR西国分寺駅から歩いてみたが、最寄り駅は西武線の恋ヶ窪のようだ。
この日は水餃子以外の5種を冷凍で、さらに店主が焼いたのを食べてみたかったので、普通の餃子を焼きで注文。
なお、「焼き」の注文は2人前からで、電話での予約がオススメとのこと。
「12分ほどお時間いただきますよ」と告げられたので、その間に近くのコンビニへ行き、缶ビールを購入。
約10分後、店に戻ったらすでに用意されており、冷凍餃子は専用の保冷バッグに入れてくれた。
このバッグは、今後の買い物にも、ありがたく使用させていただく。
お店の斜め前くらいの位置に小さな公園があるが、あまりに狭く、薄汚い男(私)がいると、他の方が利用できない。
なので、二番目に近い「上水本町地域センター公園」で、焼き立て餃子を食べることにした。
こちらは面積も広いし、ちゃんとテーブル席もある。
平日の昼14時台ゆえ、他に利用者はおらず、私を見ているのはポニーちゃん遊具(※正式名称不明)のみ。
遠慮なくテーブル席を占拠し、缶ビールと餃子を楽しませてもらう。
予想どおり、綺麗で均一な焼き色である。やっぱりプロは違うね。
2人前は10個だが、「1個オマケしておきましたよ」とのこと。ありがとうございます。
ハシも小皿も用意してこなかったので、お行儀悪く手づかみで食べさせていただいた。
真っ昼間から公園で飲酒している時点で、お行儀もクソもないけどさ。
焼き立ての餃子屋さんの餃子、最初のひと口は…「熱い!」。まあ当然である。
ビールで口内を冷まし、再度かじると…おおっ、やはりウマい!
野菜と肉がバランスよく混ざり、鶏ガラ、手羽、もみじなどを煮出した(HPの情報)スープを加えたアンを、
皮で丁寧に包み、それを抜群の焼き具合で仕上げる。そんな餃子、ウマいに決まってるよな。
缶ビールがすぐに空いたし、たまに通りかかる近隣住民の視線が冷たいので、残りは帰宅してから食べることに。
時間がたつと、皮の食感が悪くなるため、レンジで温めても美味しさは復活しない。
どこの餃子にも当てはまるが、特に餃子屋さんの餃子は、焼き立てに限る。
ここからは、後日焼いた他の餃子を一挙に紹介。
これは「エビ餃子」と「ホタテ餃子」、どちらも1人前5個で400円。オレンジ色が透けている上の方がエビだ。
エビ餃子の中身はこのとおり。ジューシーな具材とぷりぷりのエビがよく合う。
ホタテ餃子は、細かく刻まれたものがたくさん入っていた。
こちらは別の日に焼いた「あさり餃子」360円。
当然のようにあさりが入っているのだが、アンとの比較ではやや印象が薄い。
これからの季節は、水餃子をお鍋に入れてもおいしいだろうし、餃子パーティもやりたい。
季節メニューの柚子や蕗のとうの餃子、いつも売り切れている「春巻」もまだ食べていない。
専用バッグもいただいたし、「餃子屋さん餃子」は、今後も利用する機会が多そうだ。
そういえばHPには、「孫たちも応援してくれています!!」のセリフと、かわいいお孫さんたちが掲載されていた。
餃子も好きだが、実は小さなお子さんも大好き(なんかアブない…?)な私には、たまらない画像である。
私もお孫さんたちと一緒に、『餃子屋さん』を応援していこうと思っている。
餃子屋さん
東京都小平市上水本町3-8-13
西武線恋ヶ窪駅から推定徒歩8分、JR新小平駅からは約18分、西国分寺駅からは約25分
営業時間 11時~19時
定休日 月、木、その他不定休
※お店の名前、正しくは『住田さんの餃子屋さん』かも
たしかに上水本町地域センター公園でそのまま食べるのがいちばんおいしくいただく方法かも… と思ってましたが、あそこけっこう子どもが多いんですよね^^;
イートインとか何か方法はないのかな… と。
焼きたてを食べるのが難しいというのはもったいないですよね。
コメントありがとうございます。
あと、いいお店を教えていただき感謝いたします。
いろいろ食べましたけど、普通の餃子が一番気に入りました。
私が食べたときは、たまたま人がいませんでしたが、
あの公園はやはり、普段はお子さんが多いのですか。
確かに、イートインがあれば、助かるんですけどね。