年に数度、母校野球部の試合を観戦するため、神宮球場へ足を運んでいる。
通算では百回以上入場しているが、球場近辺の飲食店は混むし詳しくないしで、滅多に利用せず、
試合後の食事&祝杯は、JR千駄ヶ谷駅から中央線沿線の別エリアに移動することが多い。 ※祝杯ではない場合もあり
代々木や新宿くらいなら、徒歩で移動することもあるが、意外な穴場が新宿御苑前駅界隈。
球場からは徒歩25分くらいで、秋大会の時期は問題ないが、クソ暑い夏大会は、死なないよう慎重に歩いている。
このエリアは、なぜかうどんの名店が多く、野球のない日に、わざわざ食べに行ったこともあった。
中でもオススメなのが、今回紹介する『切麦や 甚六』。
店の外観は、正直客を選ぶというか、私のような薄汚い男を寄せ付けないオーラがある。
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上記画像をアップにすると、白いノレンの右端に「甚六」の文字が刻まれている。
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屋号の切麦とはうどんの古称であり、現代でも冷やしたもの=冷や麦として名を残している。
お店HPによると、日本全国の厳選した素材を一杯のどんぶりに集約した「新.東京うどん」を目指しております。とのこと。
今回タイトルにも引用した、その新ドット東京うどんを目当てに、恐る恐る入店したところ、
外観同様、モダンでトレンディ(←書いてて恥ずかしい)な内装だったため、個人的にはやや居心地悪し。
間接照明が灯されたカウンター席に案内されたが、接客は可もなく不可もなく、といった印象。
まずは蕎麦前ならぬうどん前として、「瓶ビール」650円を注文。
価格はHPを参照した(以下同)が、食べログによると、現在はもう少し値上げしている模様。
ビールは「サッポロ黒ラベル」と「キリン一番搾り」が選べ、私はキリンを選択。無料お通しとして、揚げたうどんも付いてきた。
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おつまみとして、かしわと玉子の「親子天」400円+「キス天」200円に、
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うどんトッピングの「塩鶏(大山地鶏)」をオーダー。
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お店の方針として、うどんの「打ちたて」「切りたて」、天ぷらの「揚げたて」を掲げており、
揚げ立ての天ぷらは、玉子ちゃんは半熟で、鶏はほどよい味付け、塩鶏は塩分控えめで、さっぱりとした味わい。
アルコール類は、日本酒や焼酎は揃っているようだが、私の好きなウーロンハイなどはないので、
早くもシメのお食事を注文することに。なんか、すぐ近くの客が店員と揉めててうるさいし。
注文したのは、お店イチ推しの商品だと思われる、「ぶっかけうどん」650円。
数分後には、打ち立て・切り立てで、綺麗に盛られたうどんがやって来た。
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麺だけアップ。中央には薬味のネギと鰹節に、ジュレ状になった出汁も乗っている。
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ぶっかけにだけ付くジュレは、他のうどん店では見かけない、面白いアイディアである。
残ったおつまみたちも仲間入りさせ、付属のツユをぶっかけ、いよいようどんを啜っていく。
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ツユをかけたあとなので、ジュレ出汁の風味はあまりしなかったのは残念が、
うどんは讃岐よりも硬くなく、のど越しがいいため、スルスルと胃に収まっていき、あっという間に食べ終えた。
お会計をお願いしようとレジに立ったが、さっき書いた、客と店員の揉め事はまだ続いている。
どうも「会計を間違ったのに謝罪がなかった」のが原因のようだが、さすがに客がしつこすぎる(苦笑)。
外観から受けた第一印象に反し、料理はそんなに高くもなく、接客もお高く留まっておらず普通だったので、
これなら庶民の私でもまた来られそうだ、と再訪を決意して退散。
初訪問の直後にコロナ禍となり、神宮球場に行く機会がなく、新宿御苑前もご無沙汰してしまった。
昨夏にようやく、うどんに詳しい友人と一緒に、甚六さんに2度目の訪問を果たした。
前回同様、うどんを食べる前に瓶ビールとおつまみを注文。
その前に、こちらのメニューを紹介したいが、レギュラーメニューはさっきのHPで確認できるので、
当日撮影した日替わりメニュー、《お薦めの一品料理》を以下で掲載。まずは表面。
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こちらは裏面。繰り返すが撮影したのは昨年なので、現在では料理は同じでも価格は異なるかも。
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つまみメニューも豊富なので、我々のような飲み客も多いようだ。
この日注文したのは、大山地鶏の「かしわ天」350円と「キス天W」350円、
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前回私が食べた鶏塩に合鴨も合わせた、その名も「鶏塩&合鴨」700円。
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これは、友人が頼んだのでよく覚えていないが、左側は日替わりの「大山地鶏の鶏皮ポン酢」450円で、
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ゲソ天みたいな右側は…「イイダコの唐揚げ」650円かなあ?
どの料理も、さほど個性はないが、「ちゃんと調理してる」のがわかるテイストであった。
個性的といえば、下記の「うにクリームコロッケ」550円。現在ではレギュラーメニューになっており、表記はHPどおり。
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中身の写真も撮ったのだが、先日の『トヨチカ』のエビマヨと同様に画像を消してしまい、
デジカメから復元を試みたものの、取り込むのは有料になるので、またまたスクショ画像を掲載。
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肝心の味は、私はうにが苦手なので「カニコロッケの方がいい」であった。ゴメン。
友人は日本酒も飲み、互いに酩酊してきたところでシメのうどんをオーダー。
友人は「かけうどん」の冷や、いわゆるひやかけで、
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私は温かいかけうどん。料金はどちらも650円。
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出汁はいりこベースのようだが、うどんのコシはそれほど強くないので、関西風のうどんみたい。
ぶっかけのジュレのような、「新.東京うどん」を思わせる要素はなかったが、美味しかったことは間違いない。
会計後、友人とはさらに近所のうどん店をハシゴ。他のお店については、また改めて。
その後はまたご無沙汰してしまったので、つい先日、ひとりで甚六さんに3度目の訪問。
HPによると、ミシュランガイド東京2023にビブグルマンとして掲載されたそうで、以前よりも客が増え、
土日祝日のランチタイムは、整理券を配布しているらしい。面倒でイヤだな、そういうの。
私が訪問したのは平日夜だったが、やっぱり夜も行列ができている!
並んでいるのは8人ほどだったので、私も最後尾で並んでみたのだが、店内も満席で、大半の客にうどんが出ていない。
これは相当待ちそうだと思い、列から離脱。一応、行列の画像を撮影したら、激しくブレてしまった。
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判別不可のひどい写真だが、並んでいる方々のプライバシーは守られたのでヨシとしよう。
せっかく新宿に来たので、その後は某店で、最近凝っているハヤシライスを食べた…この頃つづく。
※つづきはこちら
「釜たまうどん」など未食の商品もあるので、甚六さんにもまた行くつもりである。
平日のランチタイムなら空いてそうなので、母校野球部が今夏、神宮球場で試合をした帰りにでも寄りたいね。
ただ、西東京大会のベスト8に進出しないと、神宮球場では試合ができない。
今年の母校は、初戦からいきなり強敵と当たったので、ベスト8まで行けるかは怪しい(嘆)…この項もつづく。
※高校野球のつづきはこちら
切麦や 甚六
東京都新宿区新宿1-17-1
地下鉄新宿御苑前駅2番出口から徒歩1分ちょい、JR新宿駅からは徒歩約18分
営業時間 11時半~16時、17時~23時半
定休日 年末年始
※支店の西新宿成子店は、東京都新宿区西新宿8-11-1-B1
通算では百回以上入場しているが、球場近辺の飲食店は混むし詳しくないしで、滅多に利用せず、
試合後の食事&祝杯は、JR千駄ヶ谷駅から中央線沿線の別エリアに移動することが多い。 ※祝杯ではない場合もあり
代々木や新宿くらいなら、徒歩で移動することもあるが、意外な穴場が新宿御苑前駅界隈。
球場からは徒歩25分くらいで、秋大会の時期は問題ないが、クソ暑い夏大会は、死なないよう慎重に歩いている。
このエリアは、なぜかうどんの名店が多く、野球のない日に、わざわざ食べに行ったこともあった。
中でもオススメなのが、今回紹介する『切麦や 甚六』。
店の外観は、正直客を選ぶというか、私のような薄汚い男を寄せ付けないオーラがある。
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上記画像をアップにすると、白いノレンの右端に「甚六」の文字が刻まれている。
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屋号の切麦とはうどんの古称であり、現代でも冷やしたもの=冷や麦として名を残している。
お店HPによると、日本全国の厳選した素材を一杯のどんぶりに集約した「新.東京うどん」を目指しております。とのこと。
今回タイトルにも引用した、その新ドット東京うどんを目当てに、恐る恐る入店したところ、
外観同様、モダンでトレンディ(←書いてて恥ずかしい)な内装だったため、個人的にはやや居心地悪し。
間接照明が灯されたカウンター席に案内されたが、接客は可もなく不可もなく、といった印象。
まずは蕎麦前ならぬうどん前として、「瓶ビール」650円を注文。
価格はHPを参照した(以下同)が、食べログによると、現在はもう少し値上げしている模様。
ビールは「サッポロ黒ラベル」と「キリン一番搾り」が選べ、私はキリンを選択。無料お通しとして、揚げたうどんも付いてきた。
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おつまみとして、かしわと玉子の「親子天」400円+「キス天」200円に、
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うどんトッピングの「塩鶏(大山地鶏)」をオーダー。
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お店の方針として、うどんの「打ちたて」「切りたて」、天ぷらの「揚げたて」を掲げており、
揚げ立ての天ぷらは、玉子ちゃんは半熟で、鶏はほどよい味付け、塩鶏は塩分控えめで、さっぱりとした味わい。
アルコール類は、日本酒や焼酎は揃っているようだが、私の好きなウーロンハイなどはないので、
早くもシメのお食事を注文することに。なんか、すぐ近くの客が店員と揉めててうるさいし。
注文したのは、お店イチ推しの商品だと思われる、「ぶっかけうどん」650円。
数分後には、打ち立て・切り立てで、綺麗に盛られたうどんがやって来た。
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麺だけアップ。中央には薬味のネギと鰹節に、ジュレ状になった出汁も乗っている。
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ぶっかけにだけ付くジュレは、他のうどん店では見かけない、面白いアイディアである。
残ったおつまみたちも仲間入りさせ、付属のツユをぶっかけ、いよいようどんを啜っていく。
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ツユをかけたあとなので、ジュレ出汁の風味はあまりしなかったのは残念が、
うどんは讃岐よりも硬くなく、のど越しがいいため、スルスルと胃に収まっていき、あっという間に食べ終えた。
お会計をお願いしようとレジに立ったが、さっき書いた、客と店員の揉め事はまだ続いている。
どうも「会計を間違ったのに謝罪がなかった」のが原因のようだが、さすがに客がしつこすぎる(苦笑)。
外観から受けた第一印象に反し、料理はそんなに高くもなく、接客もお高く留まっておらず普通だったので、
これなら庶民の私でもまた来られそうだ、と再訪を決意して退散。
初訪問の直後にコロナ禍となり、神宮球場に行く機会がなく、新宿御苑前もご無沙汰してしまった。
昨夏にようやく、うどんに詳しい友人と一緒に、甚六さんに2度目の訪問を果たした。
前回同様、うどんを食べる前に瓶ビールとおつまみを注文。
その前に、こちらのメニューを紹介したいが、レギュラーメニューはさっきのHPで確認できるので、
当日撮影した日替わりメニュー、《お薦めの一品料理》を以下で掲載。まずは表面。
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こちらは裏面。繰り返すが撮影したのは昨年なので、現在では料理は同じでも価格は異なるかも。
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つまみメニューも豊富なので、我々のような飲み客も多いようだ。
この日注文したのは、大山地鶏の「かしわ天」350円と「キス天W」350円、
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前回私が食べた鶏塩に合鴨も合わせた、その名も「鶏塩&合鴨」700円。
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これは、友人が頼んだのでよく覚えていないが、左側は日替わりの「大山地鶏の鶏皮ポン酢」450円で、
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ゲソ天みたいな右側は…「イイダコの唐揚げ」650円かなあ?
どの料理も、さほど個性はないが、「ちゃんと調理してる」のがわかるテイストであった。
個性的といえば、下記の「うにクリームコロッケ」550円。現在ではレギュラーメニューになっており、表記はHPどおり。
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中身の写真も撮ったのだが、先日の『トヨチカ』のエビマヨと同様に画像を消してしまい、
デジカメから復元を試みたものの、取り込むのは有料になるので、またまたスクショ画像を掲載。
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肝心の味は、私はうにが苦手なので「カニコロッケの方がいい」であった。ゴメン。
友人は日本酒も飲み、互いに酩酊してきたところでシメのうどんをオーダー。
友人は「かけうどん」の冷や、いわゆるひやかけで、
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私は温かいかけうどん。料金はどちらも650円。
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出汁はいりこベースのようだが、うどんのコシはそれほど強くないので、関西風のうどんみたい。
ぶっかけのジュレのような、「新.東京うどん」を思わせる要素はなかったが、美味しかったことは間違いない。
会計後、友人とはさらに近所のうどん店をハシゴ。他のお店については、また改めて。
その後はまたご無沙汰してしまったので、つい先日、ひとりで甚六さんに3度目の訪問。
HPによると、ミシュランガイド東京2023にビブグルマンとして掲載されたそうで、以前よりも客が増え、
土日祝日のランチタイムは、整理券を配布しているらしい。面倒でイヤだな、そういうの。
私が訪問したのは平日夜だったが、やっぱり夜も行列ができている!
並んでいるのは8人ほどだったので、私も最後尾で並んでみたのだが、店内も満席で、大半の客にうどんが出ていない。
これは相当待ちそうだと思い、列から離脱。一応、行列の画像を撮影したら、激しくブレてしまった。
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判別不可のひどい写真だが、並んでいる方々のプライバシーは守られたのでヨシとしよう。
せっかく新宿に来たので、その後は某店で、最近凝っているハヤシライスを食べた…この頃つづく。
※つづきはこちら
「釜たまうどん」など未食の商品もあるので、甚六さんにもまた行くつもりである。
平日のランチタイムなら空いてそうなので、母校野球部が今夏、神宮球場で試合をした帰りにでも寄りたいね。
ただ、西東京大会のベスト8に進出しないと、神宮球場では試合ができない。
今年の母校は、初戦からいきなり強敵と当たったので、ベスト8まで行けるかは怪しい(嘆)…この項もつづく。
※高校野球のつづきはこちら
切麦や 甚六
東京都新宿区新宿1-17-1
地下鉄新宿御苑前駅2番出口から徒歩1分ちょい、JR新宿駅からは徒歩約18分
営業時間 11時半~16時、17時~23時半
定休日 年末年始
※支店の西新宿成子店は、東京都新宿区西新宿8-11-1-B1