syuの日記・気まま旅

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銚子・万願寺 総武本線の旅7

2016-04-24 | 気まま旅

「醤油」も、清酒造りの工程と似て、仕込みの職人技が要求される。
原料・素材の選択に間違いは許されない、小麦を300度の高温で煎り、大豆も160度の釜で短時間で蒸し上げ、小麦・大豆を1対1の割合で混ぜ合せ「麹料」を作る。それに「種麹」を加え、製麹室で45時間ほど寝かすー酵素にー。
寝かせた「麹」に塩水を加え、発酵熟成を半年間かけー酵素のうま味の蛋白質分解させる。澱粉から出来た糖を微生物が発酵させ香りと酸味になる。
もろみを布袋殻搾りだす、この作業で4日間以上(粕は燃料・動物飼料)搾りだされた「生醤油」は、検査され「色・香・異物等」-瓶詰めされー市場に出される。
  吉方関東最東端の「満願寺」-初日の出は、一番早いー

                   徳道上人創建              


弘法大師・815年ー42歳ー大厄の歳に自身の厄除と、多くの人々の厄難を除くために四国八十八ヵ所(大厄の42歳+33歳+13歳=88)を開創されここに、四国八十八ヵ所の写し本尊とお砂を奉安師、厄除巡礼が出来き、特に大厄の人の参拝者が多いと云う。

        板東27番飯沼観音「円福寺」の奥の院になる。
    

仁王門ー六角塔ーさざえ堂ー四国百観音霊場巡拝満願成就石碑ー三層塔ー本堂(4mの観音像)・釈迦三尊像・虚空菩薩、安置されている。

鐘楼                       五百羅漢堂               献上樽酒 
    

金色の塔(さざえ堂)          本堂裏には開山多宝塔が          本堂内仏様
    

                    地球の丸さを実感


「高浜虚子」 1874-1959 俳人・小説家、愛媛県、正岡子規と文通した縁で、「放子」の号。
昭和俳壇の基礎を、「ホトトギス」-小説「風流せんぽう」「俳諧師」など。文化勲章受賞

           犬吠の 今宵のおぼろ 待つとせんー句碑
    

海岸段丘中生層白亜系の砂岩層、断崖に囲まれている。
荒波が岩を砕ける様子を身近に見られるー途中の歩道には胎内くぐりの海食洞もある。

       黒潮に洗われる海の難所と船乗り泣かせの犬吠崎
    

餌となる魚が豊富で、温暖な海域で、多くのイルカやクジラが出産・育児のために集まる銚子の海、銚子の海は、年間を通して、「カマイルカ・ハンドウイルカ・スジイルカ・スナメリ・ハナゴンドウ・マッコウクジラ・ミンククジラ・・」約20種が躍動感溢れる自然の姿を観察できると云う。

        犬吠崎マリンパークで世界の魚とバンドイルカショーが
    

1874年、イギリス人ブラントン氏設計の灯台ー犬吠崎灯台ー航海上の重要地点・中波無線局・レーダー測位局配置

            我が国24番目に点灯した西洋型第1等灯台


                     灯台案内板


           灯台周遊歩道から見た君ヶ浜海岸


高さ31.57m・99階段
眺望雄大ー世界歴史的灯台・100選に


君ヶ浜白浜海岸線が海岸に「涙痕の碑」-大正6年、早稲田の学生で青年詩人であった三富・今井氏がこの海岸で溺れなてしまった。
二人の親が碑を建てたと云う。
                    役目を終えた電燈
    

                 灯台入口にホワイト郵便ポスト
    

次回も銚子市内を。