調和体書と大字書を書いた
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野鳥を求めてポロト自然休養林を散策していると、
足元に白い小さな花が咲いていた。
緑の絨毯の小高い丘に。
大きさは1,2㎝だろうか?。
下の花弁に薄紫の細い線がある。
ランの花にも似ている可愛い花だ。
北海道の植物図鑑を見ると、
どうやら「ウスバスミレ」の花のようだ。
群生しているのを初めてみた。
「草葉の陰」と言えば、
お墓の下やあの世をイメージする人が多いと思うが、
「草陰」、「草葉の陰」は、
生い茂った草の陰を意味し、
「草陰の」枕詞でもある。
と言うことで、生い茂った草陰を写真にしてみた。
何か有るような、無いような、
そんな宇宙を感じた。
南の国から夏やって来るノゴマ。
今年も草原にやって来た。
ノドが赤いのはオス。
スズメくらいの大きさだが。
赤が一段と目立つ美しい野鳥だ。
「あっ! ノゴマだ」
今年初めてのノゴマを発見し、
心が躍った。
五月晴れの青空の下、
我が家の小さな八重桜が満開となった。
毎年最後の桜花となる。
この花はやや薄い色合い。
その何とも言えない花の麗しさは、
我田引水ではあるが、
ことの他美しく見える。
今日の夕暮れは、とても色濃い夕暮れだった。
「色濃い夕暮れ」と言っても「色恋夕暮れ」ではない。
とにかく色が濃い夕暮れだったのだ。
最近はCOVID-19の影響で、大気がとてもきれいだ。
そのせいかどうか分からないが、
とにかく美しい夕暮れだった。