秋のドラマも最終話を迎えてきた。楽しんだドラマの1つに『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』がある。税金についてはあまり深く考えてこなかった私なので、税に関して認識を新たにするきっかけとなった。国民から徴収したお金をどこにどう使うのか、収めた後はボーッとしていてはいけないと少し反省した。
そんな折、JR西日本が、2019年度に輸送密度2000未満だった赤字線区の収支を公表したニュースが流れた。息子と二人で見ていたが、17路線30区間で赤字額の一番大きかったのが山陰本線(出雲市~益田)で35.0億円、続いて紀勢本線(新宮~白浜)で29.5億円、3番目が関西本線(亀山~加茂)で16.2億円だった。これらの路線は私の青春時代は大動脈で、よく使って旅行していたとつぶやいた。息子にはローカル線というイメージしかなくピンとこない様子だったが「名前を見たら分かるやん、紀勢、関西、山陰やで大きい名前や」と少し力んでしまった。17路線30区間の赤字額の合計は247億4千万円。
この数字を見た時、開幕まで500日が迫る大阪・関西万博のニュースで、会場建設費が現在の1850億円から最大2350億円へと500億円、上振れするという見通しで、原因としては資材価格の高騰の影響で443億円、人件費については84億円の増加を見込んでいる。という数字に比べれば何と少ないことかと思った。
「万博につぎ込むお金をこちらに回せば、赤字解消なのに」と思わず言ってしまった。「民営化もいいが、社会インフラとしての鉄道について再考していく必要があるのではないか」とまたまた力んでしまった。
生きていくうえで無くてもいいものに多くの税金をつぎ込むのはいかがなものかと考えてしまった。
そんな折、JR西日本が、2019年度に輸送密度2000未満だった赤字線区の収支を公表したニュースが流れた。息子と二人で見ていたが、17路線30区間で赤字額の一番大きかったのが山陰本線(出雲市~益田)で35.0億円、続いて紀勢本線(新宮~白浜)で29.5億円、3番目が関西本線(亀山~加茂)で16.2億円だった。これらの路線は私の青春時代は大動脈で、よく使って旅行していたとつぶやいた。息子にはローカル線というイメージしかなくピンとこない様子だったが「名前を見たら分かるやん、紀勢、関西、山陰やで大きい名前や」と少し力んでしまった。17路線30区間の赤字額の合計は247億4千万円。
この数字を見た時、開幕まで500日が迫る大阪・関西万博のニュースで、会場建設費が現在の1850億円から最大2350億円へと500億円、上振れするという見通しで、原因としては資材価格の高騰の影響で443億円、人件費については84億円の増加を見込んでいる。という数字に比べれば何と少ないことかと思った。
「万博につぎ込むお金をこちらに回せば、赤字解消なのに」と思わず言ってしまった。「民営化もいいが、社会インフラとしての鉄道について再考していく必要があるのではないか」とまたまた力んでしまった。
生きていくうえで無くてもいいものに多くの税金をつぎ込むのはいかがなものかと考えてしまった。