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「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

思いやりの輪が広がりますように・・・(*^_^*)

2018年12月04日 | 雑感・日記的な
今日は午後から雨が降ったりやんだりの空模様でした

お昼ご飯を食べに出かけた時は全く降る気配がなかったので、傘を持たずに出て、職場から歩いて5、6分くらいの喫茶店に行きました。

ランチを食べていると喫茶店のママさんが、「あら、雨が降ってきたわ」と表を見ながら言っている声が聞こえました

「傘持って来てへんやん・・・

暗い気持ちでご飯を食べ終え、雨が止むのを待っていると、しばらくしたら空が明るくなってきて「おっ!上がったかこの隙に帰ろう」と急いで精算してお店を出ました。

半分ぐらい帰って来たところで突然、ザーッとキツめの雨が降ってきて「こらアカン、緊急避難や」と、知らない家の軒先で雨宿りをしていました。

スマホで囲碁をやりながら上がるのを待っていると、「良かったら、この傘使ってください返さなくていいですからね」と、これまた見知らぬ向かいの家の奥さんが、ビニール傘を貸してくださいました

「ありがとうございます必ず返しにきます」と、思いやりの傘をさしながら、お蔭様で雨に濡れることなく職場まで帰り着きました。

自分が困っているときに、見知らぬ人の温かい思いやりに触れることによって、「あぁ、俺も困っている人があったら、自分に出来ることをしてあげよう」という気持ちになります。

ほんの小さなことでいいと思うんです。身体の不自由な方や、小さいお子さん、お年寄り、道に迷っているような人、そして不意のアクシデントで困っている方を見かけたら、恥ずかしがらずに一歩踏み出して、自分に出来ることをしてあげましょうきっと、その優しさは相手や周りの人を幸せな気持ちにするはずです。

そうやって思いやりの輪が広がっていくことを願います

可もなく不可もなく『リオ』by今野敏

2018年12月04日 | 小説レビュー
~「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。
デートクラブオーナーが殺害され、現場から逃げ去る美少女が目撃される。
第二、第三の殺人が都内で起こり、そこにも彼女の姿が。
捜査本部は、少女=リオが犯人であろうという説に傾く。
しかし、樋口の刑事の直感は、“否”と告げた。名手が描く本格警察小説。「BOOK」データベースより


『隠蔽捜査』シリーズで大絶賛(個人的に(^_^;))の今野敏氏の作品です。

『警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ』の第一作目『リオ』ですが、1996年7月に発売されているんですね。

僕の大好きな『隠蔽捜査』は2005年9月発売なので、『リオ』から約10年の歳月が流れています。

その歳月分なのかわかりませんが、『リオ』は、まぁなんともシンプルで、どんでん返しもなく、キャラクターもそれなりで、なんか教科書のような作品でした。

『隠蔽捜査』シリーズに共通する、緊迫感、重厚さ、そして名言や、「ほほぅ~そうきたか」というようなものはほとんどありません。

全体的に「薄ぅ~く伸ばしたような」内容で、殺人事件が起こり、容疑者が逮捕され、しかし真犯人は別にいて、署内での捜査方針の対立や、自分自身の葛藤など紆余曲折を経て、最後にはハッピーエンドという、ありきたりな内容でした。

一応、『警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ』も、『朱夏』、『ビート』と、あと2作貸してくれたはるんですが、まぁボチボチ読んでいきたいと思います。

今作に関しては、可もなく不可もなく、
★★★3つです。