廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。
建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。
この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。
初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。
病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。
しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。
彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。
このまま計画を実行してもいいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、十二人の子どもたちは多数決を取ろうとする。
俊英・冲方丁がデビュー20年目にしてはじめて書く、現代長編ミステリー!性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論は―。「BOOK」データベースより
『天地明察』で、大ヒットを飛ばした『冲方丁(うぶかた とう)』氏の作品です。
これを読むまで「おきかた ちょう?てい?」などと、氏名の読み方も知りませんでした(^_^;)
この『十二人の死にたい子どもたち』は、傑作ミステリーの呼び声高く、読みたかった作品でした。
タイトルがなかなかそそるでしょう?
んで、期待感を胸に実際に読み始めると、いわゆる『クローズド サークル ミステリー』のような感じで、12人の子どもたちが、訳あって集まった廃病院の地下室で、いきなり放置された死体に対面し「果たして誰がこの死体を運び込んだのか?」と疑心暗鬼になりながら、犯人を探していくという話です。
僕の予想では、12人とは別の第三者がいて、一人ずつ殺されていくとか?想像しましたが、結末は全く違いました。
途中から、「この子が怪しいなぁ」と、思ったりしながら読みましたが、大体この手の犯人探し的なストーリーは好きじゃないので、読んでいて心が折れそうになりながらも何とか読了するとこが出来ました!
流石は沖方丁氏ですよね!飽きさせない言葉のやりとりや、個性的なキャラクターによって、なかなか楽しめました。
しかしながら、エンディングは、ある程度想像の範囲を超えなかったんで、期待が大きかっただけに、残念です。
★★★3つです。
建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。
この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。
初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。
病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。
しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。
彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。
このまま計画を実行してもいいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、十二人の子どもたちは多数決を取ろうとする。
俊英・冲方丁がデビュー20年目にしてはじめて書く、現代長編ミステリー!性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論は―。「BOOK」データベースより
『天地明察』で、大ヒットを飛ばした『冲方丁(うぶかた とう)』氏の作品です。
これを読むまで「おきかた ちょう?てい?」などと、氏名の読み方も知りませんでした(^_^;)
この『十二人の死にたい子どもたち』は、傑作ミステリーの呼び声高く、読みたかった作品でした。
タイトルがなかなかそそるでしょう?
んで、期待感を胸に実際に読み始めると、いわゆる『クローズド サークル ミステリー』のような感じで、12人の子どもたちが、訳あって集まった廃病院の地下室で、いきなり放置された死体に対面し「果たして誰がこの死体を運び込んだのか?」と疑心暗鬼になりながら、犯人を探していくという話です。
僕の予想では、12人とは別の第三者がいて、一人ずつ殺されていくとか?想像しましたが、結末は全く違いました。
途中から、「この子が怪しいなぁ」と、思ったりしながら読みましたが、大体この手の犯人探し的なストーリーは好きじゃないので、読んでいて心が折れそうになりながらも何とか読了するとこが出来ました!
流石は沖方丁氏ですよね!飽きさせない言葉のやりとりや、個性的なキャラクターによって、なかなか楽しめました。
しかしながら、エンディングは、ある程度想像の範囲を超えなかったんで、期待が大きかっただけに、残念です。
★★★3つです。