続・知青の丘

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『出雲、うちなるトポスⅡ』(森田 廣)2019年12月10日刊

2019-12-28 10:52:52 | 俳句
きょう長男が県外から5~6時間かけて帰省するので、
今年最後かもしれないけれど、急いでUP
昨日拝受し、まだじっくりは拝読していないのですが、
これがとても素敵なのでUPせずにはおれなくて。


俳句96句+絵画の森田廣の「鼓動する記憶」

絵画は「IZUMO-天動説 」2018

土器に神酒しみゆけり鳥雲に
馬の眼力ついに初蝶うまれけり
祖たちの脱ぎ捨て草鞋牛蛙
いもうとを匿う樹下や著莪の花
樹の洞のまつりでありき古代虹
巫女の忘れ形見の海月かな
葡萄棚阿国のまどろみ宥しけり
青味泥人はいつから顔洗う
海を腰に巻きつけてくる事代主(ことしろぬし)
草を脱ぎ木を脱ぐ神や天の河
こだま生む鬼のうぶごえ芒原

1926年島根県安来市生まれの御年93歳の御方である。
今まで現代俳句協会賞を受賞されていないのが不思議。
協会賞に推していたのですが・・・・

俳句は全部UPしたいところだが、
まずはこれまで



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