初桜青い血管浮かびをり 小田桐妙女
掲句は初桜を血管で感受するという句。
その感受の仕方が面白い。
ある程度年齢がいくと、たとえば手の甲の静脈は
若い時より浮かんでくる。
初桜はまぶしいのだけれど、
それと対抗するかに、
「青い血管」をぶつけたか。
自分に引き寄せて詠んだ句だろう。
ここ11日間、毎日の楽しみとして
神田伯山のyoutubeティービーで
「畦倉重四郎」の全19席の講談を
一日一席UPされるので聴いている。
きょうは、11日目で話は山場に差し掛かってきた。
とにかく、面白い。
1席目から11席目までyoutubeで楽しめる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます