つくしんぼ並ぶ順番間違わないで 宇田蓋男
藤後左右(1908-1991)の句
<新樹並びなさい写真撮りますよ>
を想起させる、口語調の句。
作者宇田は口語俳句をとても楽しみ、
軽妙な句を沢山作っている。
<冬来たりなば白バイに追い越さる>もその一つ。
「間違わないで」が気になっているのだが
「間違はないで」? 「間違えないで」?
藤後は京大医学部卒業後に、
平畑静塔らと「京大俳句」を創刊している。
復員後は、郷里志布志で病院経営しつつ、
志布志湾開発反対の住民運動に身を投じてもいた。
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土曜日にランチに行った。
その店には、お客さんが結構待っていて
わたしらは8組待ちだったが、
もうその気で来ているので暫く待った。
広いフロアで三々五々というふうに
間隔を空けて座ってた。
葬式帰りの人たち(予約客)もランチを摂るために
集団でやってきた。
大繁盛じゃあ!
食事は個室みたいに区切ってあるので問題ない。
こう言うのも有り、なのですか~?
う~ん、この道を歩いてみたくなりました‼️
宇田さんには、
<男根萎えし縁(よすが)に生きて冬ぬくし>もありますよ。
俳句に使えない言葉もないでしょ。
山頭火は、「ちんぽこ」「おそそ」の句ありますしね。
俳句には、無季の句もあり、表現は自由。
俳句が短詩型文学という立場と座の文芸という立場とでは、俳句観も変わってくるように感じています。