陶芸ブログ「ひとりごと」

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松方コレクション展行ってきました。

2019-07-06 | Weblog


一昨日ですが、東京国立西洋美術館に「松方コレクション展」見に行ってきました。

当日の朝は、雨が凄すぎて一旦行くのやめようと思いました。

が、一気に回復したお天気に、出発決定!

通勤時間帯の大雨だったため、駅近駐車場の空き探しがかなり難航した以外は大きな問題なし。

小雨降る中、上野駅の公園口を出て、すぐに国立西洋美術館が見えます。

国立西洋美術館は、フランスから松方コレクション作品返還の条件として建てられた、ル・コルビュジェの建築。

ここで開催するしかない!という感じ。

国立西洋美術館は、ほとんど行く機会がありませんでした。
建物が小さめ(今の美術館と比較するとという意味で)なので、規模が限られるためでしょう。

今回、関連する浮世絵などは、東京国立博物館のほうで、入れ替えながら展示するようです。



入ってすぐの場所に、撮影スポットとして、モネの「睡蓮・柳の反映」のデジタル復元画像がありました。

そして、作品展本番の一枚目に、モネの睡蓮の大型作品が展示されていました!

美術展で、最初に大きく注目されるような作品を展示する場合は珍しいと思います。

入り口で人が動かず、混雑してしまうためです。

ぐるりと回ってみると、トータルバランスでそうなったんだろうなぁとは納得しました。


この日は凄くすいており、チケット売り場すらほとんど人が並んでいない状態!

ここまで人気の高い絵を見て回るのに、こんなに理想的なことは国内ではなかなかないだろうと思います。

大好きなモネの作品が沢山あって、本当に幸せな環境。

今回の目玉作品のもう一つ、ゴッホの「アルルの寝室」も、ゆったり見ることが出来ました。

その隣に、同じくゴッホの「薔薇」がありました♪

結構好きな絵で、これもゆっくりじっくり見ることが出来ました。

最後の「柳の反映」の修復した現物を見る。
半分以上が欠損しており、痛ましい姿。

ただ、それを見つけて復元して、欠損部分をそのままの形で展示するということが本当に素敵。
歴史が詰まっていると感じます。

絵というものに、これだけ高い価値観を見出してそれを共有する人たちがこんなにも居ること、改めて凄いことだと感じました。

で、最初に戻って、もう一回お気に入りの絵たちの前でゆっくり過ごしてから会場を出ました。

ルノワールや、ムンクの作品、聖書関連の絵など、多彩な品ぞろえでした♪

作品目録をもらってきたつもりが、中国語&韓国語バージョンで読めなかったのはちょっとオチがつきました。




購入したお土産。

最初に、通常のギャラリーショップに立ち寄りました。
そこで、一筆箋を購入。

ゴッホのバラの一筆箋もあり、どちらにするか迷いましたが、やっぱり睡蓮を選択。

松方コレクションの特設ギャラリーショップにも立ち寄ると、睡蓮のエコバックに目が行きました。

サンプルを見てみると、結構素材もしっかりしていて、持ち手や、縁の作りも良く、ポリ100%なので洗える!
軽量で、収納ポーチもついている♪

これは、普段使いにしよう言うことでテイク!

前に購入した睡蓮模様の折り畳み傘とお揃いデザインです。



後からタグを見てみると、耐荷重20キロ!
予想以上に凄いものでした。

早速使ってみましたが、機能的で良いです♪
今後気持ちよく持ち歩けます。

この展示会、行く前に「美しき愚か者たちのタブロー」を読んでおくようにと強くおすすめ頂いて良かったです!

より、楽しむことが出来ました♪

Dさんありがとうございました。



間にザクロの花画像など挟んで。

最近の制作中作品の紹介。



茄子のかんざし玉とストラップ用。



轆轤作品、削り終えたもの。