私は、岩波書店の雑誌「図書」を、たまに読んでいる。
たまたま、先日の「図書」11月号の冒頭に、文楽人形遣いの吉田蓑助さんのエッセイが掲載されていたので、読んだが、どうとればいいのか考えさせられた。
(多分、この雑誌は10月下旬から11月に出版されていると思うので、既にこの話はSNSで話題になっているのだろうと思うが、私は先日まで知らなかった。)
吉田蓑助さんのエッセイ「顔」の冒頭部分(http://www.iwanami.co.jp/tosho/765/preface.html)には、次のようなことが書いてあったのでそのまま一部を引用する。(詳細は、原文を読んでください。)
『橋下氏が突然『曾根崎心中』を見に来られ、「感動しました!」と賛辞を呈され、お初の人形と握手をして楽屋を後にされた。だがその直後の記者会見の、「人形劇なのに(人形遣いの)顔が見えると、(作品の世界の)中に入っていけない」との発言が、翌日の新聞各紙をにぎわせた。』
この話は、当人が書いておられるので間違いのない話であろう。
私はこの文章を見て、びっくりしたというのが素直な感想だ。
この話に初めて接して驚いたので、紹介させていただいた。
参考
これに関連して「文楽補助金、集客数に応じ増減 大阪市が方針」という新聞の記事が出ていた。(11月12日の朝日新聞)
その概要は、国立文楽劇場での集客は年9万人超。市は来年度以降、10万人を目標とし、超えない場合は運営補助費の1900万円を減らすという。
超えない場合は自滅せよということなのだろうか。
文化を守り育てる行政の役割としては、いかがなものか。
気に入ったイベントには気前よく出すが、気に食わないものには、出さないということのように感じるのだが。
岩波書店の雑誌「図書」(定価100円 年間購読1000円<送料込み>http://www.iwanami.co.jp/tosho/index.html
この雑誌は、一部連載もあるが、多くは毎回文学者、芸術家、学者他いろんな人の書き下ろしのエッセイを掲載している。
その顔ぶれが、すばらしいので読んでいて非常に面白い。
たまたま、先日の「図書」11月号の冒頭に、文楽人形遣いの吉田蓑助さんのエッセイが掲載されていたので、読んだが、どうとればいいのか考えさせられた。
(多分、この雑誌は10月下旬から11月に出版されていると思うので、既にこの話はSNSで話題になっているのだろうと思うが、私は先日まで知らなかった。)
吉田蓑助さんのエッセイ「顔」の冒頭部分(http://www.iwanami.co.jp/tosho/765/preface.html)には、次のようなことが書いてあったのでそのまま一部を引用する。(詳細は、原文を読んでください。)
『橋下氏が突然『曾根崎心中』を見に来られ、「感動しました!」と賛辞を呈され、お初の人形と握手をして楽屋を後にされた。だがその直後の記者会見の、「人形劇なのに(人形遣いの)顔が見えると、(作品の世界の)中に入っていけない」との発言が、翌日の新聞各紙をにぎわせた。』
この話は、当人が書いておられるので間違いのない話であろう。
私はこの文章を見て、びっくりしたというのが素直な感想だ。
この話に初めて接して驚いたので、紹介させていただいた。
参考
これに関連して「文楽補助金、集客数に応じ増減 大阪市が方針」という新聞の記事が出ていた。(11月12日の朝日新聞)
その概要は、国立文楽劇場での集客は年9万人超。市は来年度以降、10万人を目標とし、超えない場合は運営補助費の1900万円を減らすという。
超えない場合は自滅せよということなのだろうか。
文化を守り育てる行政の役割としては、いかがなものか。
気に入ったイベントには気前よく出すが、気に食わないものには、出さないということのように感じるのだが。
岩波書店の雑誌「図書」(定価100円 年間購読1000円<送料込み>http://www.iwanami.co.jp/tosho/index.html
この雑誌は、一部連載もあるが、多くは毎回文学者、芸術家、学者他いろんな人の書き下ろしのエッセイを掲載している。
その顔ぶれが、すばらしいので読んでいて非常に面白い。