散歩者goo 

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昨日記121118日(15/9晴 ウクライナの至宝 スキタイ)

2012年11月19日 19時11分27秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は、午後から大阪歴史博物館に行った。
「ウクライナの至宝 スキタイ黄金美術の煌き」を見るためであった。
スキタイは遊牧民で紀元前8世紀から、紀元前3世紀にわたって、黒海の北部ウクライナ周辺で活躍をした遊牧騎馬民族である。
この地域は、その後のサルマタイ族やフン族の活躍した地域とも重なる。
特にフン族は、中国とかかわりのある遊牧騎馬民族匈奴の子孫とも言われ、4世紀から6世紀ごろにヨーロッパを席巻しゲルマン民族の大移動を引き起こす原因となり、スキタイとフン族との関係を知りたかった。
スキタイその他遊牧騎馬民族関係と、それらの歴史展開については、ネットで調べるとかなり詳しい情報が得られる。

展覧会は、スキタイ時代の金製品の出土品を多く展示していた。
だが、詳しい歴史的解説や考古学的解説も無く、結論から言えば、期待ほどではなかったが、展示物はすばらしかった。
考古学関連の紹介ビデオも見たが、日本のように学問的では無く、情緒的な傾向が気になった。

スキタイの活躍した時代は、日本で言うと弥生時代に相当する。
その後もこの地域は、遊牧騎馬民族の興亡を繰り返している。
サルマタイ人やフン族の活躍したときは、日本の古墳時代と重なる。

ウクライナの民族の興亡やヨーロッパにおける民族の大移動と日本を比較すれば、極東の吹き溜まりの日本は、韓半島や大陸からの大量の渡来人が来て、縄文時代以前から渡来人との混血を続け、今の日本人を形成しているように見られ、沖縄の人やアイヌの人も含め、現在の日本人の形成の仕方が、黒海周辺や東欧諸国の国の形成とずいぶん違い、単純に見える。
多分多民族国家の中国も、漢民族が中心の国家ではあるが、匈奴の侵入やモンゴル族や満州族の支配(北魏、元、清)もあり、ヨーロッパと同じように複雑に民族が絡まりあっているのではないかと想像する。



民族移動時代 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E6%97%8F%E7%A7%BB%E5%8B%95%E6%99%82%E4%BB%A3)
スキタイ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%82%A4)
サルマタイ
フン族(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%B3%E6%97%8F)
匈奴(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%88%E5%A5%B4)
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11月18日(日)のつぶやき

2012年11月19日 02時05分25秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter

昨日記12117土(13/10雨 ジム ランニング時速9.1km トータル45分間) blog.goo.ne.jp/sksoo/e/336235…


民主党がTPP推進なら、同時に明確な農業、林業の具体的振興策を打ち出すべきだろう。特にNHKでも紹介されたヨーロッパで成功している事例のように、林業が雇用促進に役立ち、国の大きな基幹産業になる可能性がある、という構造改革の具体策を打ち出すべきだ。


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