〇下記の講座もリモート化しました。
明日27日から、ちょうど『金剛般若経』のいっそう深まっていく後半、下記の個所からです。今からでも単発でお申込み可能です。
その時、スブーティがブッダに申し上げた。「世尊よ、男女の修行者が、この上なく正しい覚りを得たいという心を起こした時、どのように生活を保ち、どのようその心をコントロールすればよろしいでしょうか」。
ブッダがスブーィに告げられた。「男女の修行者でこの上なく正しい覚りを得たいという心を起こしたものは、まさにこのような心を生じるべきである。『私は、必ずすべての生きとし生けるものを覚りの向こう岸に渡らせよう。しかも、すべての生きとし生けるものを覚りの向こう岸に渡らせ終えて、生きとし生けるものの一人も実体的に覚りの向こう岸に渡った者などいない〔と捉える〕』と。なぜかというと、スブーティよ、もし菩薩に、実体としての自我という想い(相)、霊魂的な人格的な主体という想い、個体的な生命という想い、個体性を持って命を持続していくものという想いがあるようなら、そもそも菩薩とはいえないからである。
なぜかというと、スブーティよ、実体としてこの上なく正しい覚りを得たいという心を起こす存在というようなものはないからである。」
◆日曜講座「『金剛般若経』を読む――「般若経典」を学ぶ」続
飛鳥以来、日本人の心を深いところで育み支えてきた「般若経典」。その内容・意味を再発見―理解することは、現代日本人が根拠のあるゆるぎないアイデンティティを再確立するための必須の条件だと思われます。
長期シリーズ「般若経典を学ぶ」は、そのための本格的で気長な取り組みで、現在は、もっとも初期の「般若経典」である『金剛般若経』を読んでいます。
短い瞑想も合わせて、学んでいきます。
途中からの参加も可能ですし、過去の講義もDVDまたはCDで学ぶこともできます。
▼講師:研究所主幹▼テキスト:随時配布▼時間:13時半〜16時半
▼参加費:
【6月27日単発1回】一般3千5百円、年金生活・非正規雇用・専業主婦の方2千5百円、学生1千円
【7月からのシリーズ3回分】一般1万5千円、年金生活・非正規雇用・専業主婦の方7千5百円、学生3千円
6月27日 7月25日 8月22日 9月26日(計4回。内1回はコスモロジーセラピー入門とする予定です。予めご了承のうえお申込みください。)
●お申込み、お問合せはHPのお問合せフォームでどうぞ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます