昨日の前期最終授業時にアンケートを書いてもらいました。
その最後の項目は、「授業を受けたことによって、人生観・価値観に変化があったと感じていますか。
変化はなかったと感じていたら、0、あったと感じていたら、プラス・マイナス1から10までのスケールで表現してください。」というものです。
今学期M大学の学生のいわゆるノリはさほどでなかったので、結果はどうなのだろうと少し気になって早速集計してみて、「そうか、そうなんだ」と意外でもありうれしくもありました(受講生44名中回答36名)。
スケール10と書いた学生が10名、約28%で、例年の25%よりもややいいくらいでした。
10から7までの累計が67%、10から5までで83%なので、これは例年よりやや低めですが、まずまずという率でした。
そして、0=変化なしの回答は1名・3%でしたから、97%の学生が何らかの肯定的な変化・成長を遂げてくれたと理解していいと思います。
採点の合間を縫って、他大学も含めた感想等をご紹介したいと思っていますが、まず、コスモロジー教育=コスモス・セラピーの有効性は、今学期も確認されたと言えると自己評価しています。
教育関係者のみなさんにぜひ使っていただきたいと願っていますし、一般の方にもぜひご自分でやってみて効果を試していただきたいと思います。
すでに何回もご紹介していますが、テキストは以下の『コスモロジーの心理学』(青土社)です。
![]() | コスモロジーの心理学 コスモス・セラピーの思想と実践 |
クリエーター情報なし | |
青土社 |
M大学の学生の内、97パーセントもの学生が肯定的な変化、成長を遂げてくれたのですね。
これはうれしい誤算ですね!
後期の学生の変化、成長が楽しみですね。
本当に教育関係者の方達にぜひ使っていただきたいですね。
こんにちは。
一見乗りの悪かったM大学でも、学生たちはちゃんと受け止めてくれていたようです。
まさに、うれしい誤算でした。
後期は本格的に仏教心理論ですが、前期、つながりコスモロジーをしっかり理解した学生は、縁起の理法、空、慈悲といった仏教のエッセンスもしっかり学んで、日本人としてのアイデンティティの基礎を身につけてくれるだろうと期待しています。
サングラハの講座は4日から再開、H大学とO大学は来週から、M大学は再来週からで、いよいよまた忙しくなります。