4月2日講座案内

2006年03月27日 | 心の教育
*締め切りました。


 サングラハ教育・心理研究所 藤沢ミーティング・ルーム開設記念

 コスモロジー教育=コスモス・セラピー
                          ――生きる自信の心理学 入門講座



 今、競争社会の中で勝ち組か負け組みかという不毛な二極化が進んでいます。そうした中にあって、いちおう勝ってもワーカホリック(過重労働症)状態でいつもストレスを感じながら生活するとか、負けて傷つき脱落し引きこもるとか、あるいは最初から競争から逃げるとか、社会に反抗するということ以外に、もっと生産的な選択肢はないのでしょうか。

 「ある!」というのがサングラハの答えです。

 それは、自分が自分として生きている意味をはっきり実感的に理解することでたえず生命エネルギーを充電しながら、現代生物学が明らかにした生命の世界そのものの姿である「共存的競争・競争的共存」(「弱肉強食」「生存闘争」はかつての進化論のもたらしたもう全く古くなった偏見です)という原理を自分の心構えにすることで、競争社会に巻き込まれることなく、しかしそこでしっかり生き抜く、ということです。

 これまでの教育やセラピーでは「なぜ生きるのか」を実感的に伝える理論と方法が不十分なため、生きる意味がわからない→学ぶ意味・働く意味がわからない→学ぶ意欲・働く意欲が湧いてこない→生きる意欲や喜びが感じられない、という現代の深刻な問題を根本的には解決できなかったと思われます。

 コスモロジー教育=コスモス・セラピーは、現代科学の最新の自然観‐生命観のエッセンス(細かく複雑なところは省いていますので、文科系の方にも十分理解していただけます)を学ぶことを通して生きる意味を実感的に発見するという、現代人にぴったりの教育‐セラピーのシステムです。

 一見、理想論のように感じる方もあるかもしれませんが、すでに研究所主幹以外の複数の大学・高校教師、セラピストらによる現場での実践とアンケート調査でも確実な効果――生きる意欲+学習意欲の高まり→生きがいの発見、成績の向上、能動的な進路選択など――が実証され、年々評価が高まっています。

 今回は、研究所の新しいミーティング・ルームの開設を記念して、その理論と方法のエッセンスを実感的に学んでいただく1日集中講座を企画しました。ぜひ、ご参加下さい。

●日時: 4月2日(日)午前11時~午後6時頃

●会場:神奈川県藤沢市藤沢 サングラハ教育・心理研究所ミーティング・ルーム(JR藤沢駅北口徒歩3分、地図はこちらを参照)

●講師:岡野守也+松原弘和(サブ・インストラクター)

●参加費:一般1万円、会員8千円、専業主婦・無職7千円、学生5千円、(昼食・交通費は自己負担)

●テキスト:岡野守也『生きる自信の心理学』(PHP新書)。

●持参品:筆記用具、軽い運動のできる服装・靴、寝転べる広さのシート。

●定員:20名


●締め切りました。

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 意識上の根本煩悩1:貪(と... | トップ | 意識上の根本煩悩2:瞋(し... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
生きる根拠 (zazen256)
2006-03-27 11:13:39
 いつも分り易い説法で勉強になります。感謝しています。

 私はいつも「宇宙一杯に生きる」という思いを込めて次の言葉を暗誦しています。この言葉の中に、生きる根拠があると考えています。

 この「勧誘同法記」といいう本は販売されているのでしょうか? 探しているのですが見つかりません。



 「一切の現実の法相は真如の理である。

  その註釈

  染(ケガレ)を入れることは許しながら、

  しかも本性は浄であるといわれている。

  無数量の微妙な功徳がある。

  無生無滅で湛として虚空のようである。

  一切有情は平等である。

  一切法は不一不異である。

  一切の相は

  一切の分別を離れ 尋思の路絶え

  名言道を断じている。

  その本性本質はもとより寂である。

  故に涅槃と言う。」

 (「勧誘同法記」太田久紀・

  「大法輪」2005,1月号 p161)

 

 因果の法則を詳しく説明し、生きる根拠がここにあると私は思うのですが・・・・・・。

 

 失礼しました。



 今後ともよろしくお願いします。



   
返信する
サングラハティック (りょう)
2006-03-27 22:45:06
TBしました。よろしくお願い致します。

サングラハティック(私の造語)な、リラックスした楽しい集いになるでしょうね~。



今から楽しみです!
返信する
>zazen256さん (asassata)
2006-03-28 08:05:33
 私がお答えしてよいのかわかりませんが、『日本大蔵経』の旧版の33巻か増補改訂版の64巻に収められているようです。仏教書の専門図書館か大きめの図書館に行けば見られるのではないでしょうか。
返信する
感謝します (zazen256)
2006-03-28 14:18:37
 お忙しいところ教えて頂きまして、真にありがとうございました。



 私の住んでいる所は田舎ですので、仲々読む機会はないと思いますが、早速手帳にメモしました。



 何時かチャンスがあれば読んで見たいと思います。

 本当にありがとうございました。



 今、『よくわかる般若心経』をe-honで購入して、読ませさて頂いています。第十五章まで進みました(p179)。この解説書は他のどの本よりも具体的に説明されていて、分かり易く、とても勉強になります。



 

返信する
Unknown (おかの)
2006-03-29 09:49:43
>zazenn256さん



 参考にしていただけているようで幸いです。



「宇宙一杯に生きる」、いいこと言葉ですね。そういう思い、正念を相続したいものです。お互い、精進しましょう。



>りょうさん



 「如今春間、寒からず熱からず、好坐禅の時節也」、楽しく学びましょう。 



>asassataさん



 いつもの該博な知識、驚きです。こういう横レスは歓迎です。今後とも、いい情報はぜひ提供お願いします。

 
返信する

コメントを投稿

心の教育」カテゴリの最新記事