雨の古都

2006年06月16日 | 歴史教育



         羅生門跡:小さな公園の中に石碑が立っているだけ




         羅生門模型:近くのお堂の中の小さなガラス・ケースに入っていた




             羅生門跡の公園のアジサイ




         西寺跡:草に覆われた土壇と石碑が残っているだけ



 昨日は、折角の京都なのでせめてもと、少し早めに着いて、数時間歩きました。

 『空海の『十住心論』を読む』(大法輪閣)などを書いていて、もちろん東寺は行ったことがあるのですが、それと並ぶ西寺の跡には行ったことがありませんでした。

 それと、若い頃、芥川龍之介の短編『羅生門』にはとても感銘を受けたので、一度、羅生門跡にも行ってみたいと思いながら、これも行ったことがありませんでした。

 地図によると東寺-羅生門跡-西寺跡は同じ通りにあります(昔の都の造りのことを考えると当たり前なのですが)。

 こういうものの距離感覚は歩いてみないとわからないので、歩いてみたいと思ったのです。

 雨の中でしたが、さびさびとして、わずかに残った石碑に、遠い昔を偲ぶにはふさわしい天気でした。




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1 コメント

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歴史ロマン (若僧)
2006-06-18 16:44:30
西寺、羅生門、どちらもロマンがありますね。

ちょっと違う、いやだいぶ違うかもしれませんが、国敗れて山河ありの言葉を思い出しました。



羅生門と言えば、

「下人の行方は誰も知らない・・・」

このフェイドアウト、すごいと思います。

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