昨日の午後の事です。以前2ヶ所ほどデイサービスの場所を見学に連れて行ってくれたケアマネージャーさんが契約に来てくださった。ラスベガスという新規開設のゴージャスなデイも見学したが爺は向いていないという事でお断りして普通のデイに決めたのである。その理由は439爺がもう広い浴場には足がおぼつかないので一人では入れないという事で入浴付きのデイを探してくれたのである。付き添い付きの入浴であるが爺にしてみるとそれが嫌なのだろう。自分の身体を認識できていないのだ。
本人はまだ自分は何でも出来ると思っているので変えたくはないのだ。今居る状態を続けたいのだが施設の方では心配で何とか安心したい気持ちになるのも分かる。双方言い分はあるのだが我儘を通すわけにはいかない。そこで三者話し合いをすることになる。説明をする方よりも一番落ち込むのは爺である。自分の体の不調や出来ない事を言われたらつらいであろう。
結局あたるところは私しかいない 爺の言い分「私は８０年も社会で働いてきた、きちんと仕事をやり遂げてきた人間だ。」そこまでで止めて置いて欲しかったが言いたい事を言ってしまったのでこれは大変な事である。相手は私だけではない他人様がいるのだ。もうかっとなったら止められない、止められない それが病なのだ。自分で気持ちを抑えることはできないのが病である。
何とか皆さんに頭を下げて契約終了となる。
今日二人の息子に今後の経過と昨日の話をすると「優秀のケアマネさんと巡り合えてよかった。有り難いことだよおふくろもツライだろうが大変な事があったら電話くれ」と言われた。感謝しかない。まだ私もがんばれそうだから・・・・爺を守れるのは私しかいないもん・・・ねと自分に言い聞かせた。本当はつらいよ。
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