更参三十年

ほぼ自身のメモに近いPCの話、アントラーズと鉄道、ママのキルト

東京国立博物館に行ったことを載せてなかった。

2019年05月05日 | 桜区文化財研究所
特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」に4月27日の連休最初に行きました。
多分、30年ぶりにお会いできたと思います。
降三世明王さん、かっこいいです。隣でなんだかわからない感想を述べているご夫婦がいらっしゃいました。語りたい。
近すぎます。こんなところまで近づいちゃっていいのでしょうか。東寺講堂は暗いし、皆さんあっちの方にいらっしゃいます。
学芸員さんに言いたい。「作品」というのは止めてください。帝釈天さんの撮影も止めてください。合掌している人がいないのが不思議でならない。皆さん、まず手を合わせて、南無してください。
そういう意味では、善光寺さん、絶対秘仏のままでお願いします。東大寺二月堂、執金剛神さんもお出ましにならなくて結構です。こちらから参ります。
そう言いながら、滋賀県渡岸寺(向源寺)十一面観世音菩薩さんがこちらに出張いただいたことは大変喜ばしいことでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京国立博物館 京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ

2018年10月21日 | 桜区文化財研究所

本日午前中に行って参りました。

さぞや、混んでいることと想像していました。
あれっ、空いている。チケット売り場がガラガラ。平成館に向かう人もまばらです。平成館前には列が‥、ない。ということで、ゆっくりと拝観できました。

千本釈迦堂こと大報恩寺さんには30年ほど前に訪ねたことがあります。オカメさんの寺ですね。六観音さんがガラスの向こう側にいらしたような記憶があるのですが、今ひとつ覚えていません。

慶派の中では、私の一押しは快慶さんですが、十大弟子像はやはり良いです。小さめの像ですが、彫刻の緻密さ、衣の文様の美しさ、お顔の表情は素晴らしい。

今回また勉強になったことを挙げます。(像の名前は出品目録より)

①誕生釈迦仏立像
人差し指だけ異様に長い。他の指の倍はある。そして、右手の人差し指は手の甲側から見て左に曲がっている。折れるぅぅぅ。
誕生仏なのにどう見ても青年。そして男前。

②釈迦如来坐像 行快作
眼が切れ長で、ちょっとアニメチック。そこではなく、与願施無畏の掌が反っていて、指の根元の関節部分が出っ張っている。他では見たことがないな。施無畏印って、掌側に丸まっていますよね。

③富楼那立像
超、鼻が高い。顔立ちもいわゆる仏像にはあまりない、「親方!!」っていう印象です。かっこいいです。

④六観音菩薩像 肥後定慶作 のうち、多臂像の腕
腕の取り付けというか、肩と腕のつながりがとても自然で、見事です。
特に千手観音さんの肩部分は本当に自然です。他の千手観音像の場合、別に造った腕を釘で打ち付けただけという像もあり、腕というより翅や翼みたいに見えてしまうのですが、腕です。

⑤六観音菩薩像 肥後定慶作 のうち、聖観音菩薩立像
今回の像は皆、彫刻としてとても美しいのですが、この観音様の表情はあふれる慈悲を感じさせていただきました。私のおすすめ観音様のベスト3に入りました。

ベスト3って、何かって?
滋賀渡岸寺(向源寺)十一面観世音菩薩立像
東京国立博物館東洋館1階 入り口を入ってすぐ右にいらっしゃる観音菩薩像
そして、大報恩寺 聖観音菩薩立像

仏様について、こんなことを書いてしまって、すみません。博物館なのでちょっと気が引けますが、ちゃんと合掌して参りました。
南無釈迦牟尼佛 南無観世音菩薩

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長浜市観音ハウスと九品仏浄真寺

2018年07月01日 | 桜区文化財研究所
観音ハウスに、脇侍が薬師さんと阿弥陀さんという十一面観音さんがいらしてます。小さいですが、玉眼でなく重々しい雰囲気だったので、平安時代?と思ったら、室町時代でした。解説では地方の仏師となっていましたが、南都の仏師と言われても、そうですかと納得しちゃいそう。
そして、九品仏さん。
癒やされるねー。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日も代休の先取りで休み。九品仏にでかけた。

2018年05月07日 | 桜区文化財研究所

ずっと行ってみたいと思っていた、九品仏こと浄真寺さんに行きました。

とても境内が広く、静かでよいお寺さんです。近くに通っていたときに行けばよかったと反省しきり。30年も前ですが。自由が丘駅まではよく来ていたんだけど、一駅足らなかったぁ。

DSC_0264DSC_0284

総門と本堂です。本堂とさん等の3つも阿弥陀堂は向かい合っています。本堂にはお釈迦様がいらっしゃいました。南山城の浄瑠璃寺は阿弥陀堂と三重塔が向かい合っていましたね。三重塔には薬師さんがいらっしゃいました。ともに、彼岸と此岸ですね。

本堂脇の池には、蛙がたくさん鳴いていました。雨蛙ではないと思うのですが、何だろう。

本当に癒やされました。またお参りいたします。

ここでまだ昼だったので、歩いて自由が丘のケルセンに行きました。新入荷の一輪挿しを買いました。さらに、東工大の学食で昼ごはん。チキンガーリックはありませんでした。ホームカミングデーには復活するのかな。

そして、大宮に戻り、鉄博に。E1系、いいね。そうそう、ぜひEF65の貫通扉なしを置いてください。

新館も完成間近でした。

DSC_0318DSC_0315

400系がありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札所めぐり 12

2017年11月04日 | 桜区文化財研究所

11月3日(金)
久しぶりの札所めぐりです。

が、電車で行けるところがほとんど残っていません。

今回は第29番千葉寺です。
「坂東三十三所観音巡礼」によれば「せんようじ」とふりがながついています。でも現地では、「ちばでら」となってました。どちらが正しいのでしょうか。

行きは本千葉駅から歩きました。住宅街の細い道を進むと、あらま、大きなお寺が現れました。境内には大きな銀杏の木があります。まだ、青々していましが、黄色になる頃はとてもきれいになりそうです。のんびりしたいところではありましたが、時間を読み間違えていて、すぐに大宮駅に向かわなければならず、読経→朱印と10分位の滞在で、京成千葉寺駅に向かいました。

京成はスカイライナーしか乗った記憶がなくて、楽しみにしていました。普通です。千葉寺駅がちょっと不思議で、対面式のホームがあるのに、片方のみ使っています。上下線とも同じホームです。一方のホームは線路も外されて、全く閉鎖中。元々複線だったのか。調べてみましょうか。

大きな銀杏

IMG_20171103_123335

千葉寺駅のホーム
IMG_20171103_130401

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする