Vineを使ってサンバを動かしています。AOpenのスリムタイプのケースなので少々ファンの音が気になり、バッファローのイーサネットコンバータを使って離れたところに置いてます。このイーサネットコンバータがよく切れます。電源を入れなおせば回復しますが、これではサーバの役目を果たしません。
有線にすれば確実ですが、ファンの音が気になる場所にしか配線がありません。LANアダプタはもうひとつUSBタイプを持っていますが、アスロニスのチップでVineでは動きそうもありません。
それでは内蔵タイプと思いネットで探すと、プラネックスのGW-DS54GRがお手ごろ価格。何も考えず買っちゃいました。安いということは枯れたチップ→Linuxでも使える、と勝手に判断しました。普通はよく調べますけど。まっ、選択肢が他になかったし。intelのチップがあるけれど、売ってなかった。
手元に来てから調べると、挑戦している人が他にもいました。動いているという方はUbuntuとVineでNdiswrapperを使っている人でした。製品についてきたCDからWinXP用のドライバを取り出して、Ndiswrapperに挑戦しました。以前別のカードでやったことがあるのですが、撃沈。
ネットで検索しているとRealtek8185Lというチップだと分かり、しかもRealtekがLinux用のドライバを配布しているらしい。早速ダウンロードしてReadmeの通りやってみるが、だめ。makedev を見てみると、insmodのpath が通っていないようだ。原始的だが、前に"/sbin/"と付け直してやってみる。でも途中でエラー。
さらに調べてみると、ieee80211とrtl8185のフォルダで別々にmakeしてinsmodした方がよいらしいので、そのようにした。
その1 ieee80211のフォルダで #make clean modules して、makedev の前半部分を参考にinsmodでieee80211_*.koを読み込み。#make install ではだめでした。(この辺はまだ力不足で理解できません。)
その2 rtl8185のフォルダで#make clean modules して、つづいて#make install
その3 #/sbin/iwconfig wlan0 on すると動き始めました。
うちのAPの電波を受信しました。ところがリブートするとまったくだめ。これがまたよく分からずいろいろ探ったあげく、modprobe.confの記述が、alias eth1 r8180となっていることに気づきました。正しくは、alias wlan0 r8180 ですね。(チップは8185Lですがモジュールは8180になってました。)
これでリブート後もハードウエアはちゃんと認識して動きました。gnomeのネットワークの管理でもちゃんwlan0として現れます。しかし、SSIDが長すぎると怒られてつながりません。続きはまた。