更参三十年

ほぼ自身のメモに近いPCの話、アントラーズと鉄道、ママのキルト

東京国立博物館がすごいことになっていた。

2024年11月24日 | 桜区文化財研究所
 友の会でもらった特別展への入場券を使い切ってしまったので、行こうかどうか迷っていた「はにわ展」に行ってみました。門外にすでに長蛇の列。友の会なのでチケット購入列は回避しましたが、はにわ展は…諦めました。2、30分で入場できそうな流れでしたが、入ってからのことを考えたら、…。
 同時開催のハローキティ展に集中しているのかと思いましたが、はにわ展の方が人気がありました。
 いつになくお子様たちがたくさんいました。平常展に行きました。こちらも御子様がたくさんいて、展示ケースをべたべたと触ってしまい、係員さんが注意しまくりの、お母さんも騒がないように気を使いまくり。まぁ、大きくなって博物館を訪問するきっかけになればよいじゃないか。将来に向けての種蒔きです。仏像を真剣に見入っている小学生も結構いました。将来が楽しみですね。電車に乗って仏像巡り、鉄ちゃんに仏像マニア、いつでもいらっしゃい。
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創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」 後期展示に替わったので、行きました。

2024年08月16日 | 桜区文化財研究所
 前期・後期と展示替えがありますので、7月18日と、後期展示になった8月14日に訪問しました。
 おおっと思ったこと。
 薬師如来立像は翻波式衣文が特徴です。大きなしわに小さなしわが重ねられて、しかも波の頭がきりっとはっきりしています。ただ、正面の衣はそんなにしわが寄らないので、正面から見ているとあまりよくわかりません。左側を見てください。左肩から左脇にかけて、こんなにしわができるのかなと思わせるくらい、たくさんのしわが彫られています。翻波式衣文がよくわかります。博物館にお出ましいただいたからこそ、見られる角度です。是非、左の後ろ側からご覧ください。
 五大虚空蔵菩薩さんとは、大学生のとき神護寺を訪れ、事前にお願いして多宝塔を開けていただき、お会いしています。塔内は薄暗かったのですが、今回明るいところで見られて、お体の色がよくわかりました。配置も違っていました。多宝塔では横に並んでいらっしゃいますが、東博では五体が曼荼羅のように配置されています。係の方に聞いたところ、やはり曼荼羅を意識した配置だそうです。近くから表情の違いなどもよくわかりました。
 博物館に展示されていますが、本来は信仰の対象ですので、大師像の前では「南無大師遍照金剛」、お薬師さんの前では「オンコロコロセンダリマトウギソワカ 南無薬師如来」と小声で拝んできました。変なオヤジになっています。
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長浜観音俱楽部に入会しました。

2021年09月12日 | 桜区文化財研究所
学生の時、滋賀県長浜市周辺の観音様を巡ったことがありました。月日は流れ、長浜市が上野に「観音ハウス」という施設を開き、わざわざこちらまで観音様をお連れくださっていました。今年、東京駅近くに移転して、「東京長浜観音堂」となりました。その活動を応援するため、「長浜観音俱楽部」に入会しました。入会記念にいただきました。

会員番号109番。普通の煩悩の数108よりもう一つ煩悩が多かった。
素晴らしいのは、このキーホルダーです。
なんと、観音像では一押しの「渡岸寺・十一面観音菩薩」さんです。素晴らしい。高月の駅から自転車に乗って行ったねぇ。東博にも来ていただきましたね。
まだ東京長浜観音堂にお邪魔していません。宣言が解除されたら行きます。
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ひさしぶりの東京国立博物館です。

2020年06月14日 | 桜区文化財研究所
東京国立博物館は事前予約制で公開されています。プレミアムパスの有効期限延長の手続きもあったので、行ってみました。

特別展観覧券4枚のうち未使用の3枚の期限も延長になりました。しかし、予定されていた特別展は延期や中止になり、残念で仕方なし。
特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」→中止
特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」→来年開催
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」→2021年春開催
平常展でも、
特集「令和2年 新指定国宝・重要文化財」→中止

桜井駅からハイキングがてら、飛鳥を経て法隆寺まで歩くしかあるまいか。ちょっと遠いなぁ。

通常より高い1,000円(メンバーは追加料金なし)の入館料です。公開されている会場もかなり限定されていますが、内容は1,000円以上、元取れます。本館1階仏像のコーナーだけでおなかいっぱいです。
入って目の前に、善円?という菩薩立像。素晴らしい。衣の表現が最高。右奥にある同時代と思われるちょっと地方(畿内・中央に対してこう表現します。他意はなし。)色の菩薩像と比べてもその素晴らしさが際立ってます。法隆寺の上品中生の阿弥陀様、浄瑠璃寺の広目天立像、興福寺の文殊菩薩騎獅像および侍者立像(いわゆる渡海文殊)、以下所蔵不明ですが、愛染明王坐像、髻(もとどり)5つの文殊菩薩立像など、是非ご覧ください。
このコーナー以外は歩いただけ。焼き物は確認しました。楽茶碗、織部、備前、志野くらいしかわかりませんが。

最後に法隆寺宝物館1階に行きました。訪れるたびに新発見があります。今回は182番の観音菩薩立像です。法隆寺宝物は、日本に仏像が伝来したころの像だと思いますが、左右対称で平面的な像が特徴です。182号さんは、あえて対称性を崩しています。重心は完全に左足、右手で瓔珞を引っ張ってずらしてます。台座と像の正面が一致していません。詳しく調べてみたいと思います。
上野駅の公園口が変わっていました。公園事務所の目の前に出られるようになりました。不忍口からの道路がなくなっていました。

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東京国立博物館 出雲と大和展

2020年01月19日 | 桜区文化財研究所


考古学的かと思ったら、様々な時代の出雲と大和に関わる内容でした。出雲の仏像を初めて拝みました。
帰りに考古学室によると、イノシシくんとわんこが久しぶりにそろってお出ましでした。イノシシくんは重要文化財指定、わんこは無指定、同じところから出土してます。何が違うのか?











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