そゆる日記

訪問ありがとうございます!

映画『リスタート』公開

2021年07月18日 | エンタメ

ついに公開になりました

映画『リスタート』

公開二日目、舞台挨拶付きの劇場を予約して

見に行ってきました。

 

試写会で内容は知っているはずなのに

なんか最初からうるうる。

試写会ではお父さんが

「下ばっかり見てたら

見えるものも見えないよ」と諭す場面で

うるっときたのに

今回は最初から最後まで

うるうるしっぱなし。

 

なんでかなあ。

 

初回よりしっかり一人一人を見れて

しみじみ共感しちゃったのかな。

そして前回もそうだったけど

最後のEMILYさんのライブでの

力強い歌声に打たれます。

「ここで歌っている私のことを

笑いたければ笑えばいい」

行動を起こさない人は強い。

なぜなら失敗もないから。

でもそんな人に笑われても

自分は前だけを見て進む。

頼もしくて「頑張れよ」って応援したくなるし

自分も励まされる歌詞。

 

舞台挨拶は主演のEMILY、SWAYに加え

父親役中野英雄さん、母親役黒沢あすかさん。

初日はエンドロールで生歌披露という

趣向があって

「いいなぁ、生歌」と思っていた。

今日は舞台挨拶ということだったけど

客席はしにギターが置いてあったので

(もしかして?)と期待してたら

HONEBONEというデュオで

EMILYさんの相方を務める川口さんが登壇。

HONEBONEで生歌披露がありました。

 

映画に出演はなかった川口さんですが

撮影中につきそって献身的働いていたそうで

「川口を見たら。。。」と

品川監督が言葉につまるシーンも。

「前日の舞台挨拶では泣いたのに

今日はせっかくマスコミが入っているのに

涙出ない~」と言ってた品川監督が

川口さんきっかけで

裏方さんたちの働きを思い出して

再度、涙することになりました。

そしてお笑いの人らしく

「ちゃんとマスコミの前で泣けました」って

笑いを取っていました。

 

舞台挨拶の中ではサプライズとして

佐藤隆太さん、上地雄輔さんからの

ビデオメッセージが流れました。

上地さんが「すべての登場人物に

共感できると思います」と言っていましたが

主役を追い回す

めちゃくちゃ感じの悪いパパラッチでさえも

家族への思いだったり

生活だったりがあることを描いて

ただの悪人にはしていませんでした。

プペル公開時の対談で

主人公に辛く当たるアントニオに

「一番共感した」という品川さんに

西野さんが

「意地悪するには理由があるじゃないですか。

ただの悪人にはしたくないんですよ」

と答えていましたが

人をわかりやすく善人/悪人としない

そういうマインドは品川さんも一緒だと思いました。

そう、人ってそんなに簡単なものじゃないよね。

 

映画『リスタート』はみんなにやさしく

そして励まされる映画なのでぜひ劇場で。

おまけ

今回は席が前から三列目。

至近距離で見たSWAYの腕、ふとっ!

そして前回の舞台あいさつでは

さわやかなシャツに

ストローハットといういで立ちでしたが

今回はラッパー然とした黒T黒パンツに

ダイヤのアクセサリーぎらぎら

それいくら?みたいな

いかつい時計つけてました。

こわ~(EXILE感

※画像は中野英雄さんのTwitterからお借りしました

ネックレスもピアスも全部ダイヤ?

ギラッギラしてました


映画『リスタート』試写会

2021年06月23日 | エンタメ

品川ヒロシ監督作品『リスタート』

 

前回書いたように

にわかもにわかな自分ですが

品川監督のチケット手売りきっかけで

ムビチケ購入させていただき

急に応援モードになっています。

 

そんななか

映画の公式Twitterアカウントから

舞台挨拶つき試写会の告知がありました。

応募方法はその告知をリツイートするだけなので

応募したところなんと当選。

公開に先立ち観られることになりました。

選んでいただきありがとうございます。

 

会場は『AKIRA』の爆音上映以来の

ユナイテッドシネマ・アクアシティお台場。

17時開場の17時15分開始というので

会社早退して駆けつける(^^;

Twitterからのご招待は20名。

あとの150名ほどの観客は

主にクラウドファンディングの

出資者の皆さんということでした。

登壇は品川監督、相方の庄司智春さん、

主演のEMILYさん、SWAY、松田大輔さん。

上映前の舞台挨拶ということで、

内容についてのトークがなかったのが

ちと残念。

でも松田さんと合わせて

15秒くらいしか出演していないという

庄司さん登壇のおかげで

品川庄司の仲の良さに

大笑い&ほっこりさせていただきました。

 

そして映画の上映。

ここから若干のネタバレあり

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EMILYさんの役どころは

シンガーソングライターを夢見て

東京に出て来たけど夢には遠く

地下アイドルとして働く女性。

これが少々ツラい。

EMILYさんはあざと可愛かったり

天然で媚を売ったりする要素が

一ミリもない方なんだろうな。

どう見ても絶対やらなそう(^^;

「まあ、こういう設定なんだなぁ」

と引いてみてしまう。

 

さまざまな事件がおこり

夢やぶれ故郷に帰ることになった主人公。

ここからはのびのび演じてます。

人生を投げ出しそうになるけれど

それすらできず

強い思いが出口を見つけられずに

屈折している感。

それを程よい距離感で受け止める

昔からの仲間。

同じように受け止めようとしてくれているのに

家族の思いは受け入れられずぎくしゃく。

ものすごくストレートに

感情が伝わる演技。

演技初めてってほんとですか。

 

仲間の中で

ひときわまっすぐ対峙して

自分を真正面から見るきっかけを

与えてくれる人の役がSWAY。

いまやDOBERMAN INFINITYメンバーですが

ドラマ『シュガーレス』で初めて見たときから

いい俳優さんと思ってたので

私の中では今でも

俳優 野替愁平の印象が強いです。

 

感情が激しく乱高下する主人公に対し

どっしりと芯が据わって

ぶれない存在感で気づきを与えてくる人。

これ演技で出せるものなのかな。

演技だったらすごいし

本人の素養だったら

品川監督の選球眼すごい。

 

SNSで見る感想は「泣いた」

というものが多かった。

自分は悲しいかな年齢を重ねて

感受性が鈍くなっていることもあるし

これまでの経験に重ねて

「こういう人っているよね」

「人ってこういう行動を

とってしまうことってあるよね」

と一人一人を見てしまうので

(プペルの感想でも

まったく同じことを書いていたけど(^^;)

やるせなかったり共感したりしながら

泣くというより終始「そうだよね」と

深くうなずいてしまう感じ。

 

そんななか唯一

こみあげてしまったシーンは

中野英雄さん演じる父親が

主人公に声をかける場面。

父親といっても

母親の再婚相手で実の父ではない。

父娘はちょっと遠慮しあう間柄。

父親は失意で故郷に戻った娘に

励ましの言葉をかけるけれど

娘はそれを素直に受け取れない。

 

ところがぎくしゃくしていた二人が

ある出来事きっかけで

父娘という関係を

築きなおすことになります。

主人公は父親の愛情を

初めて信じられるようになり、

 そして父がかけた励ましの言葉が

初めて娘の心に届きます。

(号泣)

そして主人公は

リスタートに向かいます。

 

もともとの夢だった

シンガーソングライターへの第一歩として

地元で小さなフリーライブを開く。

そこで歌われるテーマ曲の

力強さがすごい。

「失敗しても折れずに自分の道を行く」

この歌声の説得力が

ここまでのすべてを

昇華させるように感じました。

EMILYさんはすごい逸材。

 (やっぱり品川監督の選球眼)

 

 

 

さて、この映画には吉本芸人の

怪演がちりばめられています。

なかでもかもめんたる・岩崎う大さん演じる

地下アイドルの追っかけの

気持ち悪いこと怖いこと(^^;

そして品川さんのYouTubeで

「試写会でみんなが西野をせせら笑ってた」

とクレーム?を入れてた西野さん。

これまた地下アイドルの追っかけで

めちゃくちゃ気持ち悪い(^^;

画面に現れた瞬間思わず笑うよね(^^;

「絶対に笑わないで」と言っていたのは

丁寧なフリでありました(^^;

 

 

繰り返しになりますが

映画は7月9日からロケ地である北海道で先行公開。

全国は7月14日から公開です。

ぜひ映画館へおでかけください。

映画『リスタート』予告編90秒


『AKIRA』コミックス

2021年06月13日 | エンタメ

なんの予備知識もなしに映画を観て

コミックスの『AKIRA』が読みたくなりました。

 

亡くなった義兄がきれいな箱に入った

全巻セットを飾っていた記憶があったので

姉に探してもらったのですが見つからず。

どなたかに差し上げたんですかねぇ。

義兄が生きていたらどんなウンチクが聞けたのかな。

おしゃべりしたかった。

 

結局図書館で借りることにして

予約をとったものの

なぜか第1巻だけが数名の予約待ち。

待ちきれなくて2~5巻を借りました。

2巻の頭に1巻のあらすじ載ってたし

問題なし。

(いやこのすごい厚み(^^; 持ち帰るのも一仕事(^^;)

 

映画も内容が濃くて

ロードショーだったら間違いなく映画館に通い倒して

内容をおぼえるくらい観たなと思ったけど

コミックスも面白かったなぁ。

 

簡単には語れないけれど

ちょっとインターステラ―で描かれる

5次元の世界に近いような

心であやつる力の世界の話。

死後、ブラックホールに吸い込まれたら

新しい宇宙に生まれていたとかいう

臨死体験者の言葉を思い起こさせる

死生観と宇宙の誕生の物語。

 

実は映画を先に見ていて良かった、と思った。

登場人物や所属する団体なんかの背景が

映画を観てうっすら頭に入っていたから

どんどん話に入り込めたし

映画ではキヨコやマサルが

子供の声でしゃべっていたから

存在のイメージがすごく伝わり易かったです。

 

映画では臓器?になっちゃってたアキラくん。

コミックスでは普通に生きた姿で登場。

無表情の不気味さといつどんな形で

力を発動しちゃうんだろうとわくわく。

最後のほうで笑顔になって

キヨコたちと戯れるシーンで

思わず泣きました。

 

金田たちが救援してくれようとする外部者に

自力で新しい国を作ると宣言する

エンディングは爽快。

閉塞感で満ちている現実の2021年。

でもいままで考えられなかった

新しい価値観で動く人たちが

たくさん生まれてもいる現在。

現実の「あたらしい国」に

期待してしまう昭和人でした。


Hilty&Bosch

2021年06月02日 | エンタメ

WOのファン友リキさんにおつきあいいただき

Hilty&Boschのダンスライブへ行きました。

緊急事態宣言開けの予定が

宣言が延長になってしまい

開催されるのかやきもきしましたが

開演時間が若干早まったものの

予定通り催行されました。

 

会場は丸の内コットンクラブ。

ブルーノート系列の大人なライブハウス。

テーブルにはサイン入りのCDとロゴ入りマスク。

すてきなお食事も魅力のクラブですが

残念ながら宣言下では軽食のみの提供。

アルコールの提供もなし。

オリジナルカクテルもノンアルコール。

こちらはZINスペシャル

おかわりはSweet for YOU。

 

お二人のカクテルトークのとき

私の前にはYOUさんのオリジナルカクテルが。

絶対YOUさんのファンと思われたやん、って

どうでもいいことが気になるファン心理(^^;

GAKUSHIさんの生演奏と競演。

音に合わせて踊るんじゃなくて

ちゃんとコミュニケーションがある。

その一緒にひとつのものを作ってる感じが

すごく良かった。

トークの中できっちり決めていなくて

GAKUSHIさんの流れに乗って

踊る場面もあったように言っていた。

すごい。

 

ヒルティのダンスのあとゲストのKITEさん登場。

ダンスがものすごくカッコいい上に

楽しませ上手で、高等テクニックで

思わず笑っちゃう動きをしてみせたり。

そして終始笑顔が楽しそうで嬉しそうで

完全にやられました。超一流。

ヒルティが加わってうっとり。

 

GARAXYの大人数ならではのフォーメーションや

若々しくて元気なダンスも楽しかった。

ZINさん、YOUさんがそれぞれ

GALAXYメンバーを従えて

オリジナルの振付を踊るコーナーでは

メンバーとアイコンタクトをとって

笑顔を交わす姿にきゅんきゅん。

(GARAXYと踊ってる画像みつけられず

 

そしてもう一方のゲスト、SASUKEくん。

18歳になったばっかりだって。若い!

けど実力はものすごい。

才能あふれかえっちゃってます。

あいさつ代わりのプレイに

KITEさん飛び入り参加。

何このお得感

KITEさんがはけてそのままヒルティとの共演

「J POPは終わらない」

もちろんMVと同じようにダンスも踊ります。

SASUKEくんのプレイもっと見たかったな。

ご自身の曲二曲くらいやってくれても

良かったのにって思いました。

(誰のライブ (^^;)

 

衣装もスーツありGジャンありTシャツあり。

でもやっぱりおしゃれな裏地を見せる

ジャケットプレイがすてきなスーツが一番。

 

終演後拍手なりやまず。

アンコールありました、大サービス。

 

座ったままだったし声出し禁止だったけど

いっぱい拍手して手拍子して

ノリノリで楽しんだ。

やっぱりライブっていい。

 

SASUKEくんが動画上げてくれた! ↓↓↓

Hilty & Bosch LIVE SHOWの裏側!!


やのとあがつま

2021年05月23日 | エンタメ

矢野顕子さんと上妻宏光さんのユニット

「やのとあがつま」のライブに行ってきました。

チケットをゲットしたのが3月。

矢野さんのTwitterをフォローし、

矢野さん来日したんだ、

(ご本人が「来日」と書いてらした。

すでに「帰国」ではないのですね)

2週間の隔離期間を終えたんだ、と

近づくライブを楽しみにしてたけど

緊急事態宣言が発出。

秋田公演中止。

大阪公演中止。

はたして東京は開催されるのだろうか。

チケット発券予定日が

5月7日から5月14日に変更。

やっぱりやりませんとかないよね?

 

5月14日、無事に発券できて

ようやく胸をなでおろす。

でも開場は18時、開演19時。

あれ?緊急事態宣言下では

イベントは20時終演って

要請されてなかったっけ。

開演時間の変更あるかも?

今日の今日、会場に向かうまで

変更のお知らせ来たりしてないよね?って

何回もメールをチェックしていました。

 

 

会場は東京文化会館。

若い頃はクラシックのコンサートでよく来てた。

フーツォンもダンタイソンも

ヨーヨーマもここで聞いたな。

最近はとんとご無沙汰。

中に入って「やっぱりいいホールだなぁ」

矢野さんも

「舞台に立ってみてほしい。

音が降ってくるみたい。

みなさんの拍手に包まれるみたいに

音が来る」って言ってた。

 

ステージはやっぱり矢野さんが圧巻。

ピアノ弾いてるとか歌うたってるとかじゃない。

ピアノが体の一部になって

体の全部から好きなように音楽が出てくる。

調性もリズムも何も飛び越えた音楽?

ってか矢野顕子自身。

上妻さんはそれを受けて立ってるというか

力強く立つ骨太の津軽三味線のまわりを

縦横無尽の矢野さんの音楽が

龍のようにとぐろを巻いてるみたいに見えましたよ。

そして上妻さんは歌も歌われるんですね。

民謡の発声が好き。

 

そのお二人を深澤秀行さんが

シンセサイザー(でいいの?)で支えてらして

なのでユニット名は

「やのとあがつま(とふかさわ)」と

なっていましたww

 

途中何曲か手拍子の場面があったんだけど

(ソーラン節となんだっけ)

どんなに縦横無尽な矢野サウンドでも

体に染みついた日本のリズム感は

何とも気持ち良くて

揉み手するタイプの手拍子(わかる?)

しちゃいましたよ。

楽しかったなぁ。

 

そして最後はそれかと言われそうだけど

やっぱり生の音楽はいい。

そしてたくさんの人と一緒に観るライブはいい。

なんか心が生き返った。

 

やのとあがつま - こきりこ節 (Live at Ginza)


音楽とダンス

2021年05月16日 | エンタメ

WORLD ORDERのファン友さんたちと

話していた時。

ダンスパフォーマンスのどこを見るか

何が好きか、という話題になった。

 

自分は何だろう。ちょっと考えて

「音楽がすごく好きだから

ダンスは目で見る音楽って感じ。

耳から入ってくるものと

目で見てるものがぴったり合うと

すごく気持ちいい」

と言う言葉が自分の口から出て

その答えを聞いた自分が

ああ、そこが好きだったのか、

と改めて自覚したってことがあった。

 

 

Hilty&bosch さんのダンスが好きで

ことにZINさんがインスタにあげる

レッスンで教えたオリジナルの振付を

生徒さんたちと踊る動画が好き。

ちょっとおかしな視角なんだけど

真ん中で踊るZINさんのおへそのあたりから

音楽が出て来るみたいに見える時があって

そういうときは最高に気持ちいい。

 

ある日動画に「楽曲にリスペクトを持って

振り付けを作るようにしています」

というキャプションをつけていらして

ああ、やっぱり。そうだよねぇ

といたく感激したものでした。

 

「楽曲にリスペクト」

 

AAAのSky-Hiさんは

個人で一億円を投じて

次世代のアーティストを発掘する

オーディションのを開催しています。

インタビュー記事の中に重視することとして

それが挙げられていました。

(以下抜粋です)

特にここまでの放送で印象的だったのが

「音楽を好きな人の歌・踊りである」

というSKY-HIの評価である。

「音楽を使って自分を際立たせることと、

自分のスキルを使って音楽を表現することって

近いようでいて全然違うんですよね。

たとえば歌であれば、

日本はカラオケ文化があるからか

前者の方向性で上手な人が多いように思います。

ただ、どんなに素晴らしい才能や

キャラクターを持っていたとしても、

それを輝かせるために音楽を使うことを

僕としてはあまり推奨したくないんです。

歌や踊りの上手さを自分のアピールに使うのではなく、

その音楽を自分の身体で咀嚼して

アウトプットすることを大事にしている人かどうか、

というのは特に注目して見ています。」

日本の芸能界の「暗黙のルール」に危機感。

ラッパーSKY-HIが自腹で1億円かけた次世代発掘

 

わかります。

インスタには「自分どやぁ」な動画が

あふれてますから(^^;

でも、プロの表現者を目指すなら

「自分どやぁ」な意識ではだめなんでしょう。

それを先に言ってもらえるって

恵まれていますよね。

ただ、その意識を持っていても

「音楽を咀嚼してアウトプット」ができるには

きっと並外れた才能も努力も必要なんだろうと

凡人は想像することしかできません。

ただ、観させていただけることに

感謝するのみです。

 


『AKIRA』

2021年05月02日 | エンタメ

映画館の上映作品一覧に

『AKIRA』とあるのを見て

東京オリンピックの年に

新型コロナウイルスが蔓延して

これは『AKIRA』が予言した世界、

と話題になったことを思い出し

「どんな話なんだろう」と

興味を持って観に行きました。

 

映画が始まって、まず

圧倒的な画力に驚きました。

 

以前書いたとおり

直前に『プペル』を観ています。

ご存知のように

『プペル』の細密画っぷりはすごい。

『プペル』は本当に映画館で観る作品。

大きなスクリーンに耐える密度です。

アニメ作品ということで上映前に

どらえもんやクレヨンしんちゃんの

予告編が流れますが

それがすかすかに見えてしまう。

 

『AKIRA』が始まってすぐに感じたのは

負けてない密度。

え、これ30年前の作品てほんとですか。

デジタルの力を借りないでこれですか。

とりあえず街の景色に見とれました。

『プペル』とは真逆の世界観なのに

画面に没入する感じが一緒。

ストーリーも単純じゃないので

繰り返し観たい映画だったなぁ。

4KBlu-rayも出ていますが

映画館の大きなスクリーンで観たかった。

ロードショーじゃないので

上映が続かないのが残念でした。

 

舞台あいさつに立たれた佐々木望さんが

「この映画が公開されたとき

まだ生まれていなかったり

小さいお子さんだったりして

今回初めてご覧になる方も

いらっしゃると思います。

30年経っても新しい観客が

増え続けていく作品は

それほど多くはありません。

そんな作品にかかわれたことが

しあわせです」

というようなことをおっしゃいました。

自分は公開時ばりばりの大人でしたが(^^;

30年経ってから初めて出会う観客でした。

 

アキラ AKIRA(1988) 劇場予告編

 

とりあえず映画の再演がないので

コミックスを読んでみようと思います。

読み終わったらこれを観るww

(解説は後から聴きたい人ww)

【AKIRA①】2020東京五輪延期&新型コロナ蔓延を予言!?

【AKIRA②】2020東京五輪延期&新型コロナ蔓延を予言!?


映画関係者の皆さんがんばって

2021年04月25日 | エンタメ

今週末は連休だから

久しぶりに映画に行こうかな。

そういえばこの前

テレビをザッピングしていたら

『行列のできる法律相談所』に

草彅剛くんが出ていて

主演した「ミッドナイトスワン」が

話題になっていたっけ。

まだやってる映画館あるかしら。

調べたらおなじみTOHOシネマズ日比谷が

ヒットしました。

これが4月22日木曜日。

 

映画マニアのY山さんに

「地下と四階とどっちがいいですかね」

なんてスクリーンの相談をしていた

4月23日金曜日。

家に帰って予約しようとしたら

えっ。

緊急事態宣言が発出されて

当日予約しかできなくなっていました。

まじか。

日付がかわるのを待ってアクセス。

つながらない

こんな経験初めてでした。

私と同じような人が

大量発生していたと思われます。

まあ3分後にはつながって無事購入。

 

そういえばお台場の映画館では

まだプペルを上映してくれてますって

西野さんがツイートしてたなぁ。

最後にもう一回くらい観てもいいか。

(テネットを5回観たファン友銀ちゃん、

千葉と東京の映画館をはしごする銀ちゃんを

「すげえな」って言ってた自分どこ(^^;)

 

ユナイテッドシネマお台場のHPに行くと

「AKIRA爆音上映」の文字が目に入った。

AKIRA !

コミック読めてないけど関心あった。

観たい!

プペルやめてAKIRAにする?

プペルも観たいけどなあ。

上映時刻を見たら

プペル終わって10分後にAKIRAという奇跡。

ええぇぇ。。。 

逡巡すること数分。

結局、二枚とも購入ボタンを押しました(^^;

いくらなんでも一日で三本は。。。

いや、お尻いたくなったら

観ないって選択もあるじゃないですか

と自分を説得。

(「連続で観るんで、って

入り口で二枚チケット見せたら

一旦外出なくても大丈夫なんですよ

っていうY山さんに

「すごいっすね」って言ってた自分どこ(^^;)

結局ちゃんと三本観ましたww

 

AKIRA爆音上映は企画の樋口泰人さん、

ゲストに声優の佐々木望さんの

舞台挨拶付き。

ご挨拶のなかで樋口さんが

「爆音映画祭は今日で打ち切りに

なってしまったんですが」とおっしゃって

4月25日以降、映画館自体が

休業になってしまったことを知りました。

ええぇぇ。。。

エンタメへの休業要請は

映画に限らずたくさんの時間と労力をかけて

準備してきた企画が打ち切りになってしまう

痛みや苦しみをしっかり受け止めたうえで

それと医療崩壊を計りにかけての

決定だったのでしょうか。

苦渋の決断だったのでしょうか。

わたしにはとうていそんな風には

思えませんでした。

エンタメに命をかけてきた皆さんと

それを楽しみにしてきた人たちの

心を殺す行為にしか見えませんでした。

 

悲しい。

 

チケット三枚購入してるときは

「自分あほなん?」と思ってましたが

ぎりぎりのタイミングで

すこしだけでも貢献できていたことがわかって

それだけが心の救いでした。

再開されたらまたたくさん通いますね。

(爆音上映はこんなにたくさん企画されていました)


『ムヒカ』

2021年03月07日 | エンタメ

映画『ムヒカ』を観てきました。

とても有名な名前なので

なんか知った気になってますが

実は全然知りません。

自分は医療大麻に関心があるので

ウルグアイの大麻非犯罪化を実現した

大統領として認識してるくらい。

あとは大統領になっても公邸に住まず

お給料も返上し

貧しい人に寄り添った人くらいの

ぼんやりした印象しかありませんでした。

 

映画で知ったムヒカ大統領の

活動家としての苛酷な半生と

請われて訪れた日本の今を憂え

若い世代に送る真摯なメッセージ。

想像の何倍もアツかった。

 

日本の印象をたずねられて

「西洋に追いつくと決めて

自分たちの本来を忘れてしまった」

というようにおっしゃっていたけど

最近は行きつくとこまで行ったのか

自分たちの歴史や文化を

取り戻しつつあるようにも感じています。

やさしさ、生真面目さ、繊細さ、

とことん探求するマニアなところ。

 

「われわれは発展するために

地球上にやってきたのではありません。

しあわせになるために

やってきたのです」

国連でのスピーチ。

自分にとってのしあわせって何?

ゆたかさって何?

コマーシャリズムに流されるのではなく

本心に問うて

ほんもののしあわせを

めざしていかないとな。

『ムヒカ 世界でいちばん

貧しい大統領から日本人へ」

公式HPは → こちら

『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」予告編

 

 

映画はこのブログに時々登場する

田端のちっちゃな映画館

シネマチュプキで。

おうちのリビングみたいな

くつろいだ雰囲気と手作り感と

こだわりのラインナップが好き。

 

シネマチュプキのHPは → こちら


プライド

2021年02月28日 | エンタメ

オリラジ中田さんと実の弟FISHBOYさんの

コラボ動画がアップされていて

中でお二人がEXILE HIROさんについて

語っていました。

 

FISHさんがHIROさんのエピソードを語ります。

ダンスのプロリーグ「D.リーグ」の前日リハにて。

対戦相手に手の内を見せたくないので

各チームが全容を見せずにリハーサルしていると

HIROさんからダメ出しが。

「配信を見る一般の人にきちんと伝わるよう

どう映るのかをきちんと確認しないとダメだ。

対戦相手に見られるとかそんな事じゃない」

「それ大事だね」と中田さん。

「徹底してるんだなと思った」とFISHさん。

 

ダンサーの弟FISHBOYと初コラボ!

 

FISHさんのチャンネルに移動しての後半。

FISHさんが中田さんに

You Tubeのコンサルをお願いしています。

「『踊ってみた』をやったほうがいいよ。

BTSのダイナマイトをやりなよ」

「それはそのままの振りを踊るの?

オリジナルを踊る?」

中田さんの鉄槌が下ります。

「オリジナルなんて誰も見たくないよ。

あれだけの世界的ヒットを

なんでオリジナルで踊るんだよ。

作品に失礼だよ

モナリザに描き加えるようなもんだろ」

あー、と言いながら

完全には受け入れられない雰囲気のFISHさん。

「なんかへんな自尊心が。。。

まわりのダンサーに気を遣う。。」

 

あ、これは。と思いました。

 

『U.S.A』が大ヒットしたとき

DA PUMPのU-YEARさんがTwitterで

「自分たちのスキルを見せつけたい、と

考えるのをやめたとき」と書いていた。

EXILE USAちゃんがインタビューで

「俺カッコイイでしょ?私イケてるでしょ?」

という意識から

「見ている人にどれだけエネルギーを与えられるか」

に変わっていった、と語っていた → こちら

 

ダンサーのみなさんは

「自分の」ダンスを見せたい。

こだわって磨いてきた

自分のスキルを見てもらいたい。

だから

誰かのダンスをそのままコピーすることに

すごく抵抗があるのね。

 

それはわかります。

 

自分のスキルを磨いて

それをわかってくれる人たちと切磋琢磨。

それは素晴らしいことだけど

翻って一般人にわかるパフォーマンスを

客におもねってるように批判する姿勢に

なってしまいがち。

だけど身内受けを意識しすぎることは

一般人を締め出すことにもつながりかねない。

たくさんの人の支持を得るには

テクニックとか難易度とか知らない一般人にも

面白い、楽しいと思ってもらえることを

意識して行かないといけない。

 

前半のHIROさんエピソードに対して言っていた

「徹底してるんだな」には

そこまでしないとだめ?っていう気持ちが

ほんのり表れているように見えました。

 

そういえば5年くらい前

REDIO FISHがテレビに出たての頃

「弟にEXILEに入ってほしい」という中田さんに

「EXILEさんのダンスはNEW JACK SWINGっていって

僕のダンスとちょっと違うんですよ」って

ほんのり「ダンスが古い」って匂わせたFISHさんに

違うんだよEXILEはテレビでパフォーマンスする曲は

コピーしやすいものにしてて

ライブではゴリゴリに本気見せてんだよ、って

言いたくなったことを思い出した(^^;)

 

そしてEXILEは

ダンスの振付にもすごいリスペクトがあって

CHOO CHOO TRAINは

1991年リリースのZOOの振付を

そのまま踊ってます。

『オリジナルは作らない』

それもあってFISHさんはじめダンサー諸氏には

振付が古いって思われたでしょうが

HIROさんはそんなことは気にしちゃいません。

みんな(元ZOOのファンも)が楽しいことが大事。

 

終始真顔の兄に対してにやにやしてる弟は

(うわぁそれやらなきゃだめなのかな)って

思ってるように見えました。

兄はそこを感じたんでしょう。

「あえて邪道を引き受けることで

その界隈がにぎわうならいいじゃない」

(へんなプライド捨てなさいよ)

って言いました。

 

【中田兄弟】YouTubeコンサル「BTSでオリジナルダンスをするな」

 

 

そして、こちら ↓ の動画では

「腹を決めた、やる」って言ってるFISHさんが。

そうだよ、笑うやつには笑わせておけ。

それやるの?ってやつには言わせておけ。

一般受けを真正面から狙って頑張る姿は

絶対かっこいいし応援したいし

第一普通に「踊ってみた」を見たいもん。

がんばれFISHBOY。

(そしてお兄さんからアドバイスのあった

『HIROさんに会いに行ってみた』も待ってます)

 

【緊急】兄からYouTubeに対してアドバイスをもらいました。