区長の話のつづきですが。
「関東と関西、電力は周波数が違う」
という話はみんなが知っているけれど
周波数を交換してやりとりする施設はあるそうだ。
ただ、今までそれほどの必要がなかったため
その施設は3つしかない。
それが10くらいあれば、東電管内に十分電力を供給できるはず。
とか
大型の自家発電の設備を持っている企業は何十社もある。
電力は自由化されているが、東電は電線の使用量を取る。
これを無料化させればもっと東電以外からの電力購買が伸びるはず。
とか。
いろいろ知らなかったことを教えてもらいました。
今までは東京電力の
「電力の消費はこれだけ。需要を満たすには原発しかありません」
というアナウンスしか流れてなかったから知らなかったけど
いろいろな方法がないわけじゃないんじゃん、と思った。
交換施設をこれから作るとなると、時間がかかる話だから
この夏どうこうってことではないけど
もはや原発を引き受ける自治体はほとんどないだろうから
この施設を作ることを考えるほうが建設的だろうと思うし
電力の自由化は、ちょっと調べたら
今は大口需要家が対象で
一般家庭への販売見送られているみたいだけど
これからそういう論議も進むだろうし
そして、何より、今回の電力不足が
「ここまで明るくする必要あったかしら」
「こんなに人がいない時間まで動かす必要あったかしら」って
たくさんの無駄を意識するきっかけになったし。
電気に限らず
これくらい大きな事が起きないとなかなか変えられなかったであろう
いろいろなことを見直して
「普通にトイレが流せるありがたさ」
「普通に灯りがつくありがたさ」
「普通に温かいものが食べられるありがたさ」 に感謝しながら
よりより未来を築いていかないと
より幸せを感じて生きていかないと
犠牲になった方、被災された方々に申し訳ないわ。