会社の工場でパートさんの求人が始まった。
年齢、性別等の制限はありませんが
お名前とご連絡先のほかに
交通費の上限があるのでお住まいのエリアと
参考までに年齢をお聞きして
面接のブッキングをしていきます。
ところが、どんどんブッキングしていけばいいだけなのに
Y田さんが 「お調べして折り返させていただきます」
とか言っている。
「どうしたの?」
「あの~、女の人なんですけど
友達とふたりで面接受けたいって言ってるんです」
「ふたコマ連続でとったらだめなの?」
「それが…、二人で一緒に面接してほしいって言うんです」
工場では日本語学校へ通っている若い中国人の子たちも
たくさん働いています。
一瞬、その人たちのことが頭に浮かび
「外国の人? 心細いのかな? いくつなの?」 ときいた。
すると…
「ばりばり日本人で46歳と52歳です」
「え」
(いやいや、職場になにしに来るつもり?
仲良しな友達と一緒じゃないと働けない?
もう、この時点でお断りしていいんじゃ…)
面接は連日午後一時半から入れている。
ところが今日は1時ちょっとすぎに中年女性がみえた。
「面接はこちらですか?」 ときくから
(気負って早くつきすぎちゃったのね~)と思って案内し
工場長に面接をお願いした。
すると…
面接を終えた工場長が事務所へ来てこういった。
「この人、アポ取らずにいきなり来ちゃったんだな」
「!」
「しかも、年齢が65歳だって(わが社の定年は65歳です)
仕事できても65歳になったら辞めてもらってるのに
65歳の人に来られてもなあ」
(もちろん、きちんとお名前を確認しなかった私の落ち度です。
けど、こんな人がいるなんて思いもしなかったからさ~。
どういう掟破り。年齢を言ったら断られるから実力行使か?)
これだから 『おばちゃん』 って揶揄されちゃうんだよね。(げんなり)
半世紀も生きて、この社会性のなさはすごすぎるわ。
もはや、ネタ。
「コレってアリですか」 にでも投稿するか。