ケック・エコセ

ケック・エコセはフランスのアルザス地方などで作られる、表面をアーモンドで覆われたココア生地とアーモンド生地の2層の半円形(トユ型）のお菓子です。ドイツでも底が波打ったレーリュケン型を使ったものがあります。

外側のココア生地はバター生地ではなくメレンゲ＋アーモンドパウダーのダコワーズ生地で、型に貼り付けたアーモンドを削り取らないように周囲だけ入れていきます。内側の白生地はアーモンドたっぷりのバター生地、薄力粉はごくわずかです。
色違いの同じ生地で作るマーブルケーキと違い、全く種類の違う生地が一つになっているという、とても手間がかかったケーキです。

白生地の部分に切り込みを入れてバタークリームをサンドしたり、生地の中にオレンジピールなどを加えたりいろんなタイプがありますが、今回のレッスンではマロンを加えました。(全体に散らしたつもりが断面には中央に一か所だけになってしまいました)

普通のパウンドケーキは必ず一日置いてから召し上がっていただいてますが、このケーキはアーモンドが多く1日目でも中はふんわりしっとりしているので、外側のアーモンドの香りが一番感じられる当日も召し上がるのをお勧めしています。（アーモンドは酸化が進みやすく風味も変わってくるので、パウンドケーキより早めに食べきってしまうこともお勧めしています）

ビーネンシュテッヒ(ドイツ菓子)Bienenstich

ビーネンシュッテッヒ　Bienenstich　は　ドイツ語直訳だとミツバチの刺し傷・・・日本で売っているのをあまり見かけませんが、蜂蜜を使ったアーモンドヌガーが特徴のドイツの発酵菓子です。
生クリームとカスタードクリームを合わせたバニレクレームが挟まっています。

外側はカリッとしっかりしていて香ばしく、中はブルボンバニラクリームの安定の優しい味・・・お子様からお年寄りまで好かれること間違いなしのお菓子！
生徒さん作品です

♪生クリームイチゴ大福と桜練り切り♪

お花見レッスンが始まりました。
生徒さま作品です....

生クリーム大福は、生クリームとフルーツをすべて冷凍して固めてから餅で包むと上手く包めますが、イチゴは冷凍してから解凍すると全く違う食感になるので冷凍できません。
まずは生クリームをしっかり凍らせて..その間に桜の練り切りを....

と、計画は良かったのですがうっかり餡の作り方や練り切りに気をとられて、冷凍時間が短くなってしまい包みにくい状況に
難しいながらもなんとか皆さん綺麗に包んで下さいました。

豆からみんなで作ったイチゴミルク餡も果実味が感じられると気に入っていただけてひと安心！ありがとうございました

インスタグラム　https://www.instagram.com/p/BvI-UqxhsEw/