戦うか逃げるか（６） 不幸の始まり（裏切り）

服従さえしていれば安全安心はある程度保障されますが、第一段階の選択（生存）しか持たない人間はこのルールを簡単に破ってしまいます。

第二段階（安心）にいる人たちは第一段階にいる人間に脅威を持っています。その為に親（第二段階）は子供（第一段階）にルールを守る事を強要します。

親が安心したいからです。しかし、子供が望んでいるのは楽しく生きる事しか有りませんのでルールの必要性を理解できません。

それを教えるのが道徳であったり教育であったりします。ルールを守ることが徹底されていればルールに基づいた安全安心は保障されますが、ルールを守らない人間によって簡単にそのルールは無力になります。

ルールを守っているのに安全が確保できない状況により裏切られたと感じるようになります。

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