身体の痛みは心の悲鳴

ストレスがどのように心と身体に影響を与えているのか、臨床経験の中で得られた解決のヒントを公開します。

感情記憶の解放

2019-05-31 00:00:10 | うつ病
感情記憶の定着やその強さは、感情の強さに比例し ますがその発生源は思考ということになります。 どんなに感情を開放していったとしても怒りや不安 を感じる思考の習慣を持っているとエンドレスに なってしまう可能性があります。 結局のところ思考を見直さないと根本解決は期待 できないわけです。 いくら道頓堀に飛び込んだ人を助けたとしても その人の感情表現が道頓堀に飛び込んで目立ちたい というものであっ . . . 本文を読む

感情開放は記憶の解放

2019-05-30 00:00:10 | うつ病
感情解放は言い換えれば感情的な出来事を忘れると いうことになります。 その忘れることができないことが痛みとなって現れる ことになっている訳です。 身体でいうと古傷が痛むといったような痛みの記憶 には深く感情が関係しているようです。 感傷と一緒になった記憶は身体の特定の場所に定着 している場合もあるようです。 それはある意味、痛みの条件反射として機能して いる訳です。 特定の感情が起こると . . . 本文を読む

感情を癒す

2019-05-29 00:00:10 | うつ病
痛みの発生に感情が深くかかわっていることは想像 することが出来るでしょう。 怒りで手が震えたりする様に感情と身体の関係を感じ たことはありませんか? 身体の痛みと心の痛み、どちらの痛みにも差があり ませんから気が付いていない人もいると思います。 身体の痛みは身体を癒せばよいでしょうが、心の痛み は心を癒す必要がある訳です。 身体を触ることによっても心が癒されることもある でしょうが強い感情 . . . 本文を読む

脳が作り出している痛み

2019-05-28 00:00:10 | うつ病
幻肢痛が存在しているように痛いからといって痛い 箇所に原因があるとは限らないわけです。 痛みは脳が必要に応じて作り出すことが出来るよう です。 脳の痛みは多くの場合、痛みを感じた時の記憶を 利用しているように見えます。 痛みの記憶を呼び出して痛みを感じているので しょう。 記憶の痛みということになる訳ですがその痛みを どうやったら改善されると思いますか? 記憶の定着に大きく影響しているの . . . 本文を読む

創りだした痛み

2019-05-27 00:00:10 | うつ病
痛みはある意味、意識を痛みに向ける為に発生して いる(発生させられている)といっても良いでしょう。 痛みは身体の状況を脳に伝える為とその逆に脳が身体 に発生させている場合があります。 ここでは脳がなぜ痛みを発生するのかを見てみること にしましょう。 脳が作り出している痛みの代表は、幻肢痛が知られ ています。 失っている手足が痛かったり痒かったりすることが ありますが実際にはその痛みを感じて . . . 本文を読む

ストレスを隠すと

2019-05-24 00:00:10 | うつ病
本心ではストレスが原因と分かっていてもそのこと を認めたくない為に原因は身体にあるということに したい訳です。 つまり、感情にフォーカスしない様に身体にフォー カスするように脳が指示している訳です。 なせ脳はそんなことをするのでしょうか? それは、感情の問題として扱うと脳のエネルギー 代謝がとても大きくなるからです。 脳は臓器の中で最もエネルギーを消費します。 痛みよりも悩みの方がエネル . . . 本文を読む

ゆっくり治りたい

2019-05-23 00:00:10 | うつ病
クライアントが早く治りたいといっていたり、思って いたとしてもクライアントの身体はそうは思っていない 場合もある訳です。 身体の痛みと心の痛みのバランスを考慮しないと悪化 することもある訳です。 ただ治せばよいというわけではありません。治り方も リクエストが存在するわけです。 例えば、エネルギー体やストレスが原因の場合によく ある事はクライアントが治療を受け付けないという 場合です。 多く . . . 本文を読む

どちらを選びますか?

2019-05-22 00:00:10 | うつ病
初めていく場所であればその道順やルートについては 良くわかりません。 そんな時あなたはどうしますか? ベテランのドライバーを信じてお任せするのかわざと 遠回りをされない様に細かく指示する方ですか? どちらも正解であり、またどちらも不正解でもあり ます。 それはタクシーの利用者がなぜタクシーを利用した のかという理由が違うからです。 一般的にタクシーを利用するのはスピードであったり タクシ . . . 本文を読む

一般的な治療院

2019-05-21 00:00:10 | うつ病
川下の治療を希望されるクライアントはかっこうの お客さんになっていることに気が付かなければいけ ません。 何故なら時間のかかる説明や説得の時間が省略できる 上に治療が長期化する傾向があるからです。 自分の意思で治療に時間のかかる治療法を選択して くれるわけです。 タクシーでいえば運転手が最短での道順を案内を 提案しても乗客がこのルートの方が最短だからと いって指定してくれている様なものです。 . . . 本文を読む

痛みはどこから

2019-05-20 00:00:10 | うつ病
仕事柄痛みに接する機会が多い訳ですがどうして痛み が消えるのかが分からないという現象に接することが あります。 クライアントが腰が痛いといって訪れたとします。 そうなるとクライアントはとにかく痛い箇所を全力で 訴えてくるわけです。 痛みが川上からのものか川中のものか川下のものかに よって対処の仕方が違ってくることになります。 御多分に漏れずほとんどのクライアントは痛みのある 個所つまり川下 . . . 本文を読む