身体の痛みは心の悲鳴

ストレスがどのように心と身体に影響を与えているのか、臨床経験の中で得られた解決のヒントを公開します。

ほとんどの人は視覚中心

2019-01-31 00:00:10 | うつ病
ほとんどの人は視覚優位の認識をしている為に感覚が 優位な人は共感がされにくいわけです。 相手を理解するうえで共感できるかどうかは重要な ポイントになってくるわけですが感覚は人の経験に よって異なるために共感がしにくいわけです。 もしも、スポーツのコーチが感覚優位の人だったと すれば選手に対してアドバイスがなかなかうまく伝え ることができないかもしれません。 感覚は体験でしか得ることが困難なた . . . 本文を読む

感覚と経験

2019-01-30 00:00:10 | うつ病
感覚を共有するには双方に同じか同等の経験が必要に なる訳です。 まったく経験をしたことがない場合にはそれに似ている 感覚を記憶から呼び出してくるわけです。 しかし、感覚は感じ方なのでかなりの個人差があり、 なかなか共有が困難です。 刺すように痛いといっても刺された経験がない場合には 理解することができないわけです。 人によって痛みを感じたり、違和感を感じるのは違って いるわけです。 感覚 . . . 本文を読む

痛みの共有

2019-01-29 00:00:10 | うつ病
映画のアクションシーンで刺されている場面になると 思わず体が反応してしまうことがあるでしょう。 誰かが刺されていると自分も刺されたような感覚を 感じることがあるでしょう。 その部位によっても感覚の違いがあります。 ボディを殴られるよりも目をつかれる方がその感覚は 大きくなるわけです。 それは部位の違いというよりも感覚の違いなのかも しれません。 より繊細な感覚の方が感覚が共有しやすいこと . . . 本文を読む

慢性痛は感覚記憶

2019-01-28 00:00:10 | うつ病
痛みは視覚でも聴覚でもなく触覚等による体感覚な わけですが体感覚だけではないわけです。 足を捻挫したとしましょう多くの場合「グキッ」とか 捻挫の時の音も併せて記憶しているわけです。 また、捻挫した足が腫れたりすると視覚情報も併せて 記憶していくことになります。 たとえ傷みがなくても足が腫れていると痛いという 感覚の引き金になる訳です。 視覚や聴覚によって痛みの感覚を感じることはみなさんも . . . 本文を読む

疑ってみる

2019-01-25 00:00:10 | うつ病
慢性痛や慢性的な症状が何年も続くことは通常ない わけです。 しかし、慢性患者はそれが日常であり、当たり前の ことになってしまっているということです。 従ってホメオスタシスにセットされている規定値は 痛みであり、症状なわけです。 脳の規定値を変えない限り慢性症状はなくなることは まず期待できません。 慢性的なクライアントが治る条件があります。 自分の慢性痛や慢性症状を疑ってみるということで . . . 本文を読む

間違ったアップデート

2019-01-24 00:00:10 | うつ病
ホメオスタシス(身体恒常性)は良い方に機能すると 身体も心も本来の状態に戻ってくれるわけです。 しかし、悪い方に働くと痛みや症状の慢性化を招くこと になる訳です。 ではどうすれば恒常性をリセットすることが出来るのかと いうことになる訳です。 その他には本人の納得と合意が必要になってくるわけです。 電化製品の多くには子供が誤操作できない様にチャイルド ロックという機能が存在しています。 扱 . . . 本文を読む

正常値が間違っている

2019-01-23 00:00:10 | うつ病
身体恒常性(ホメオスタシス)の機能によって身体の 正常化が保たれるのにもしもその正常化が間違って設定 されているとしたらどうなると思いますか? そうです。異常な状態がセットアップされていることに なる訳ですから痛いのが当たり前、動かないのが当たり前 になってしまうわけです。 慢性化しているということは正常値や規定値が間違って 設定されているからなわけです。 施術者がクライアントの身体を正常な . . . 本文を読む

何処まで遡る

2019-01-22 00:00:10 | うつ病
身体も心も放って置けば自然に元に戻る訳ですが パソコンの様に復元ポイントが問題になる訳です。 パソコンがアップデート機能によっておかしくなったら アップデートの前まで戻ればよいわけです。 しかしそのために必要なこととして復元ポイントが 必要になります。 どこまで元に戻すのかということが分からないと 戻しようがないわけです。 通常、一時点前まで戻そうとしますからもしもその 一時点前から異常が . . . 本文を読む

脳の認識で決まる

2019-01-21 00:02:10 | うつ病
治るか治らないのかを決定する一番大きな要因となって いる要素の一つが脳の認識ということになります。 何をやっても治らないというクライアントの認識は当然 のことですが治らないという認識が強くある訳です。 自己免疫の要素としてホメオスタシス(身体恒常性)と いうものがあります。 何かというと身体や思考の形状記憶に相当するわけです。 つまり、身体にしても思考にしても元の状態に戻ろうと する身体の . . . 本文を読む

弱いふり

2019-01-18 00:00:10 | うつ病
一般的に弱いふりをするよりも強いふりをする方が多い のかもしれませんが弱いふりをすることによって多くの 注目を得ることができます。 強いふりをすると多くの人があなたを頼ってくることに よって注目を浴びることはできますがそしていつの日か あなたは何らかの力を貸す必要が出てきます。 本来はあまり強くないわけですから他人に力を貸す余裕 などないわけです。 しかし、弱いふりをすると特に何もしなくても . . . 本文を読む