ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

山に住む

2008年11月06日 | 日常雑記
11月4日朝。
起きたら、窓の外は雪景色だった。
雪化粧なんてかわいいものではない。
れっきとした、冬景色だ。
天気予報は小憎たらしいほどに的中した。

雪は嫌いではない。
むしろ好きだ。
けれど問題は車。
穂和の車は先日、ひと足先に交換をしていた。
が、私の車は、冬タイヤがもう今シーズン限りと思われる減り具合で(昨年の雪のなさ過ぎる路面のせいで、通常より減りが早かった)、四駆ということもあってもう一週後まで交換を引っ張る予定だった。
それが、この始末。

北海道に引っ越してきた最初の年、私の職場があったのは山の中だった。
現在の住居は偶然にも、その職場のすぐ近くだ。
つまり、山。
町の中ではどこにも雪など見当たらない時に、すでに降り積もるのが、山。
案の定、今シーズン初の積雪となった4日の朝も、山を下って仕事に向かう町の中の道には、雪など積もってはいなかった。
車通りの多い幹線道路に出れば、私のように雪を積もらせた車など見当たらない。
穂和も職場で、屋根に残ったままの雪を見た同僚から「どこから来たの?」とからかわれたらしい。

4日の雪も、夜には止んで、そのまま気温もさして下がらない、という予報になっていた。
帰り道にはもうどこにも雪がなかったから、そのまま週末までタイヤを替えないで置こうか、と思いながらいたが、家に近付くにつれて白いものがハラハラと舞い始め、幹線道路から外れる頃にはワイパーが必要なほどに降りだした。
ライトに反射する路面はうっかりすると凍っているようにも感じられ、どうにか家まで辿りついたら屋根も庭も真っ白だった。
これはいくら夜中に止んでも、明日の朝の路面凍結は免れまい。
しかも行きは幹線道路まで全て下りの道。
やはりタイヤを替えないことには不安、と、思ってももう車屋さんも閉まる時間。
仕方なく、急遽穂和が替えてくれることになった。
が、ここでもトラブル発生。
結局、前タイヤ二本のみ冬タイヤにした。
交換して正解、翌朝の下り道路は見事に凍結をしていた。

今夜もまた雪になるらしい。
でももう、リアタイヤも替えたから大丈夫。
やっぱり山に住む以上、タイヤの減りをケチってはダメね。
さて、新雪と紅葉というのもなかなか美しい景色なのだけど?
週末は、また雪の予報。