https://news.yahoo.co.jp/articles/dc6b703feda0a6b1c5b30b8413baee2f04ef0d23
経営難に陥っている中国の不動産開発大手、中国恒大集団(エバーグランデ)の株式が28日、約1年半ぶりに香港で取引再開となった。
株価は取引停止前と比べ、80%近く下落した。
かつて中国の不動産開発で売り上げトップだった恒大は、積極的な事業拡大で、負債が3000億ドル以上に膨らんだ。
2021年には、国際融資の約12億ドルの利払いを期限どおりに実施できず、債務不履行(デフォルト)に陥った。その後、債権者と再交渉を進めてきた。
昨年3月からは、恒大の株式は取引停止になっていた。
同社は今月初め、米ニューヨークの裁判所に連邦破産法第15条の適用を申請した。
これは、外国企業が債務再編に取り組む間、米国内の資産を保護するもの。
■中国の不動産危機
中国政府は不動産会社に対して規制を強めてきた。その影響で、恒大の株価は過去3年間で99%以上落ちている。
世界2位の経済大国の中国では、不動産危機が起きている。恒大はその中心にいる。
同社は27日、今年上半期の決算が330億元(約6600億円)の赤字だと発表した。
ただ、前年同期の664億元の赤字からは改善となった。
恒大は香港証券取引所に提出した書類で、「グループの流動性ポジションと財務状況を改善するため、取締役が多くの措置を講じた」と説明。
今年上半期の売上高が前年同期比44%増の1282億元に跳ね上がったと付け加えた。
一方、保有している現金は同じ期間に6.3%減ったとした。
投資会社ヴァンガードのアジア太平洋担当チーフ・エコノミストの王黔氏は、
「現時点で政策立案者にとって重要なのは、金融危機の伝染を防ぎ、金融システム全体への波及を抑えることだ」とBBCに話した。
「政策立案者は、経済と不動産セクターにさらなる流動性と信用支援を提供しなければならないだろう」
■懸念と政府の対応
現在の不動産市場の苦境から、新型コロナウイルスのパンデミック後の中国の景気回復に対して懸念が高まっている。
中国は28日、「資本市場を活性化し、投資家の信頼を高める」ためとして、株式取引に課していた0.1%の税を半減させた。
この何日か前には中央銀行が、輸出の落ち込みと個人消費の低迷を受けて、主要金利の一つについて、ここ3カ月で2回目となる引き下げを実施した。
このニュースが流れると、香港と中国本土の主要株価指数は上昇した。
■巨額の損失
恒大は先月、2021~2022年に合わせて5819億元の損失を出したことを明らかにした。
中国の別の不動産開発大手、碧桂園(カントリー・ガーデン)も今月、今年上半期に最大76億ドル(約1兆1120億円)の損失を出す可能性があると警告した。
格付け会社ムーディーズは、「流動性と借り換えリスクの高まり」を理由に、同社の格付けを引き下げた。
中国の不動産業界は、2020年に大手企業の借入額を規制する新たなルールが導入されたことで大きく揺れた。
恒大の財政難は、中国の不動産業界に波紋を広げた。
他の不動産開発会社も相次いで債務不履行に陥り、建設プロジェクトが全国各地で途中で止まっている
中国のカントリーリスクが如何に大きいか未だにわからない企業もいる。共産主義は市場原理などいざとなると無視する。分かり切っていた事だ。
しかし市場原理は冷徹にその負の遺産の履行を求める。
スズキ自動車を見ろ!中国から撤退しインドで成功しているではないか。
「よっしゃー、高速鉄道つくって
GDP増やしまくるぜ!ひゃっはー! ↓ 負債 2016年・77兆円 2017年・81.3兆円 2018年・84兆円 2020年・95兆円 2021年・120兆円 中国を脅かす巨大なリスク『中国版新幹線』のはてしない無軌道
https://gendai.media/articles/-/60015 発展のスピードを加速する中国の高速鉄道 総距離は新幹線の10倍以上、一方で負債リスクも
https://www.afpbb.com/articles/-/3328247 中国版新幹線、止まらぬ膨張 経済対策へ負債95兆円 www.nikkei.com/article/DGXZQOGM044510U1A600C2000000/ 中国新幹線、負債120兆円 www.nikkei.com/article/DGKKZO62560580T10C22A7EAC000/ 」との書込みに座布団3枚。 地方政府の不良債権額がIMFでも掴めない、推定で130兆円。
日本のバブル崩壊は約22兆円、それで失われた30年とか言われている。
BIS規制により、銀行は貸付額の8%の自己資本が無ければ国際市場から退場となる。
株価が下がれば、当然銀行の自己資本率も下がる。貸し剝がしが横行する事になる。
これだけの不良債権を有する中国は、果たして今後どのくらい失われた時代を生きるのかな?
中国百年の為と中国進出を渋っていたパナソニック(故松下幸之助翁)を口説いた故鄧小平。それなのに管制デモでパナソニックの工場を攻撃した中国共産党、正にワンパーターン(忘八者:中華文明で一番嫌われる人に非ずと言う意味)。
スズキ自動車だけで無く、中国から撤退して企業(損切り)は、ドンドンインドや東南アジアへシフトしている。中国と比べると市場原理が通用するからね。また技術力も高い様で、不良品の歩留まりが減るそうだ。
「1年半前に精算売りできずにいた
投資家や中国役人が売り逃げする最後の機会こんなところの株主になったら負債47兆円の責任を共に背負うことになり、破綻して持ち株が紙くずになってもそれは自己責任」との書込みが秀逸。「大体共産主義なんて
私有財産の否定で成立すんだから、
最初から強盗みたいなもの。
1949年に実質破綻なんだよ。
不動産なんて私有財産の際たるもんだ。
文句言ったら死刑。」との書込みに座布団1枚。
「現在の中国は
共産主義でも資本主義でもない。
両方の悪い部分を煮しめた別の何かだ。」との書込みに座布団3枚。
「いよいよ台湾侵攻か?」との書込みに座布団3枚、人民(国民)の不満を逸らすためには海外侵攻が必要となる。そして敗北し分裂となるのが中華の歴史。分裂と統一とを繰り返す。
その分裂期が来ただけだ。歴史的には天災(水害や旱魃等)が起こり、蝗害(バッタの被害)、国家が破綻、これ中国でここま3年以内全て起きているぞ!
旱魃 巨大砂嵐
水害
蝗害
何も農地が崩壊する災害だ。
それだけで無く、不動産開発で鬼城(ゴーストタウン)を量産しているが、この大半が農地だった。
鬼城(ゴーストタウン) 食料不足が懸念されるが中国共産党は如何するのかな?外貨が無くなれば輸入もできなくなるぞ!
農地を潰して鬼城(ゴーストタウン)を数多く作っている中国。食量は足りるのか?外貨が無くなると輸入も出来ないぞ!