フィッシュ&チップス・レストランでフィッシュ&チップス fish &chips を食べました。

ストックポートの景観保存エリア、アンダーバンク Underbank(通りの名前)に昔からあるチッピー chippy(イギリスではフィッシュ&チップス・レストランのことをこう呼びます)、
ザ・フィッシュ・イン The Fish Inn。

とてつもなく庶民的な店内です。


持ち帰り(Take-away)もできます。
トロトロの肉やグレイビーが詰まったアツアツのパイ類と、キッチュな味のフランクフルト(モドキ)ソーセージを扱っているのも、街なかのチッピーの特徴です。

カウンターで注文してお金を払ってから席につきます。
席まで注文を取りに来て、食後に伝票を持ってきてくれ、テーブルでお金を払うレストラン式のイート・イン・チッピーも多いのですが、ここはあくまで庶民派です。
持ち帰りに力を入れていることが、席まで注文した品を持ってきてくれるウェイトレスがたった一人しかいないことからもうかがえます。
素朴な構図の壁の額絵が気に入りました。

魚の絵、さすがです!
チッピーで売られている、コッド、プレイスなどの白身の大きな魚ではなさそうですが。
私たちが注文したのは、小ぶりのサイズの、日本でいう「セットメニュー」です。
英語では special dealといいます。
小ぶりのサイズを用意しているチッピー、とても気が利いています。
まわりを見まわしてみたら納得です。
平日の昼食時、お客さんのほとんどはお年寄りでした。
お年寄りはどこでも同じ、食べ物を残すのを嫌がるんですよね。
小さめのサイズのフィッシュフライは食が細くなっているお年寄りや平均的な日本人女性の私にはぴったりです。
身体こそ大きいものの、油分を控えめに、を心がけているうちの夫にもありがたいサイズです。
小さめ(子供用ポーションと同じ)のフィッシュ・フライにチップス(短冊切りにした太くてやわらかいポテト・フライのことです)マッシィ・ピー mashy peas、それに なんと(トーストしていない)パン一枚とバター、紅茶がついて、4ポンド90ペンスはものすごくお得です。
「チップスもついてくるのにパンは余分では?」と思われた方も多いと思います。
私も同感です。パンはいらないと断りました。(お値段は変わりません)
イギリス人は脂っぽいもの、クリーミーなものといっしょに薄切りのパンを一緒に食べたがるのです。しかもバターを塗るのが全く意味ない...
うちの夫もそうです。亡くなった夫の母もそうでした。
付け合わせ...というか、むしろ日本ではお米に相当するポテトがたっぷり添えてあって、炭水化物は十分なのに...!
マッシュト・ピーというのも、イギリスのチッピー特有の付け合わせです。
軟らかくゆでて荒くつぶした、グリーンピースより少し大きめのマロウー・ピーという豆です。
席に着くとすぐに追いかけるように持ってきてくれるのが、アルミのポットに入ったティ―バッグの紅茶。

じゃーん!これが、今回のフィッシュ・イン製、フィッシュ&チップス。

小さいサイズなのがわかるでしょうか。
揚げたてなのですが、色が薄いですね。
カラッと揚がったサクサクのコロモが私の好みなのですが、これはこれでおいしかったです。
さて...
編集ページをひっかきまわしてみたら、ストックポート日報の連載が始まってからすでに5年半、実に10回以上もフィッシュ&チップス関連の記事を載せています。
日本の読者の方にだんぜんウケるから、という理由のためなのですが、魚は食べる中途半端なベジタリアン(正式にはペスカトリアンといいます)の夫と外食すると、必然的にフィッシュ&チップスが多くなるというのも事実なのです。
料理をサボるとなると、真っ先に思いつくのもテイカウェイ(持ち帰り)のフィッシュ&チップスなのです。
テイカウェイも含めると、一か月に一回は食べていると思われます。
.....過去の記事に載せたフィッシュ&チップスの写真、ごくごく一部を拾ってみます。
持ち帰って家で豪快に食べたフィッシュ&チップス。

☝これが普通サイズです。大きいでしょう?
パブのフィッシュ&チップス。

レモンの輪切りとタルタルソースがちょっぴり高級感を醸し出しています。
チッピーではありえない付け合わせです。
チッピーと違って、陶器のティ―ポットが出てくるのも「差別化」の一環でしょう。(中身は同じくティ―バッグでしたが)
おしゃれな付け合わせの、パブのフィッシュ&チップス。

☝これも小さめポーションだったと思います。
同じくパブの(別のパブです)夫が注文した小さめポーションのフィッシュ&チップス。

同じ時に息子が注文した普通ポーションのフィッシュ&チップス。

この時私はスカンピー(丸まったエビ)のフライを注文して食べました。
...チッピーよりぐーんとお値段高めのパブで出てくるフィッシュ&チップスは値段を正当化するためか、必ず(あまりイギリスらしくない)レモンとタルタルソースを添えて出す不文律のようなものがあるようです。
パブでもやはりマッシィ・ピーは欠かせないようですね。
彩りがきれいですし。
国道A6沿いにある、60年間内装がほぼ変わっていない、私たちの行きつけチッピーで食べたフィッシュ&チップス。

さて、フィッシュ・インに戻ります。
外に出ている、コカ・コーラが提供しているらしい看板の量うサイドにおススメ「セット」の写真が載っています。


「お好きなパイとチップス+マッシィ・ピーにお好きな缶入りドリンク」が3ポンド75ペンス、
「フランクフルト(モドキ)とチップス+マッシィー・ピー、とトマトケチャップにお好きな缶入りドリンク」が3ポンド25ペンス、はどちらも目がくらむような安さです。
パブのフィッシュ&チップスはだいたい9ポンド(小さいサイズ)、平均的には12ポンドぐらいから15ポンドもするところもあるぐらいです。
アンダーバンクをまたぐ橋の上...

...から見下ろしたフィッシュインとその近辺の景観保存地区です。


ストックポートの景観保存エリア、アンダーバンク Underbank(通りの名前)に昔からあるチッピー chippy(イギリスではフィッシュ&チップス・レストランのことをこう呼びます)、
ザ・フィッシュ・イン The Fish Inn。

とてつもなく庶民的な店内です。


持ち帰り(Take-away)もできます。
トロトロの肉やグレイビーが詰まったアツアツのパイ類と、キッチュな味のフランクフルト(モドキ)ソーセージを扱っているのも、街なかのチッピーの特徴です。

カウンターで注文してお金を払ってから席につきます。
席まで注文を取りに来て、食後に伝票を持ってきてくれ、テーブルでお金を払うレストラン式のイート・イン・チッピーも多いのですが、ここはあくまで庶民派です。
持ち帰りに力を入れていることが、席まで注文した品を持ってきてくれるウェイトレスがたった一人しかいないことからもうかがえます。
素朴な構図の壁の額絵が気に入りました。

魚の絵、さすがです!
チッピーで売られている、コッド、プレイスなどの白身の大きな魚ではなさそうですが。
私たちが注文したのは、小ぶりのサイズの、日本でいう「セットメニュー」です。
英語では special dealといいます。
小ぶりのサイズを用意しているチッピー、とても気が利いています。
まわりを見まわしてみたら納得です。
平日の昼食時、お客さんのほとんどはお年寄りでした。
お年寄りはどこでも同じ、食べ物を残すのを嫌がるんですよね。
小さめのサイズのフィッシュフライは食が細くなっているお年寄りや平均的な日本人女性の私にはぴったりです。
身体こそ大きいものの、油分を控えめに、を心がけているうちの夫にもありがたいサイズです。
小さめ(子供用ポーションと同じ)のフィッシュ・フライにチップス(短冊切りにした太くてやわらかいポテト・フライのことです)マッシィ・ピー mashy peas、それに なんと(トーストしていない)パン一枚とバター、紅茶がついて、4ポンド90ペンスはものすごくお得です。
「チップスもついてくるのにパンは余分では?」と思われた方も多いと思います。
私も同感です。パンはいらないと断りました。(お値段は変わりません)
イギリス人は脂っぽいもの、クリーミーなものといっしょに薄切りのパンを一緒に食べたがるのです。しかもバターを塗るのが全く意味ない...
うちの夫もそうです。亡くなった夫の母もそうでした。
付け合わせ...というか、むしろ日本ではお米に相当するポテトがたっぷり添えてあって、炭水化物は十分なのに...!
マッシュト・ピーというのも、イギリスのチッピー特有の付け合わせです。
軟らかくゆでて荒くつぶした、グリーンピースより少し大きめのマロウー・ピーという豆です。
席に着くとすぐに追いかけるように持ってきてくれるのが、アルミのポットに入ったティ―バッグの紅茶。

じゃーん!これが、今回のフィッシュ・イン製、フィッシュ&チップス。

小さいサイズなのがわかるでしょうか。
揚げたてなのですが、色が薄いですね。
カラッと揚がったサクサクのコロモが私の好みなのですが、これはこれでおいしかったです。
さて...
編集ページをひっかきまわしてみたら、ストックポート日報の連載が始まってからすでに5年半、実に10回以上もフィッシュ&チップス関連の記事を載せています。
日本の読者の方にだんぜんウケるから、という理由のためなのですが、魚は食べる中途半端なベジタリアン(正式にはペスカトリアンといいます)の夫と外食すると、必然的にフィッシュ&チップスが多くなるというのも事実なのです。
料理をサボるとなると、真っ先に思いつくのもテイカウェイ(持ち帰り)のフィッシュ&チップスなのです。
テイカウェイも含めると、一か月に一回は食べていると思われます。
.....過去の記事に載せたフィッシュ&チップスの写真、ごくごく一部を拾ってみます。
持ち帰って家で豪快に食べたフィッシュ&チップス。

☝これが普通サイズです。大きいでしょう?
パブのフィッシュ&チップス。

レモンの輪切りとタルタルソースがちょっぴり高級感を醸し出しています。
チッピーではありえない付け合わせです。
チッピーと違って、陶器のティ―ポットが出てくるのも「差別化」の一環でしょう。(中身は同じくティ―バッグでしたが)
おしゃれな付け合わせの、パブのフィッシュ&チップス。

☝これも小さめポーションだったと思います。
同じくパブの(別のパブです)夫が注文した小さめポーションのフィッシュ&チップス。

同じ時に息子が注文した普通ポーションのフィッシュ&チップス。

この時私はスカンピー(丸まったエビ)のフライを注文して食べました。
...チッピーよりぐーんとお値段高めのパブで出てくるフィッシュ&チップスは値段を正当化するためか、必ず(あまりイギリスらしくない)レモンとタルタルソースを添えて出す不文律のようなものがあるようです。
パブでもやはりマッシィ・ピーは欠かせないようですね。
彩りがきれいですし。
国道A6沿いにある、60年間内装がほぼ変わっていない、私たちの行きつけチッピーで食べたフィッシュ&チップス。

さて、フィッシュ・インに戻ります。
外に出ている、コカ・コーラが提供しているらしい看板の量うサイドにおススメ「セット」の写真が載っています。


「お好きなパイとチップス+マッシィ・ピーにお好きな缶入りドリンク」が3ポンド75ペンス、
「フランクフルト(モドキ)とチップス+マッシィー・ピー、とトマトケチャップにお好きな缶入りドリンク」が3ポンド25ペンス、はどちらも目がくらむような安さです。
パブのフィッシュ&チップスはだいたい9ポンド(小さいサイズ)、平均的には12ポンドぐらいから15ポンドもするところもあるぐらいです。
アンダーバンクをまたぐ橋の上...

...から見下ろしたフィッシュインとその近辺の景観保存地区です。
