5年ほど前、ストックポート日報の連載が始まったばかりの時にも特集したことのある天下の珍犬種、だぶだぶ皮のシャーペイ。
ああ、かわいい...
今回もまた、子犬です!
名前はキック。
シャーペイ(沙皮)という犬種名からそうぞうできるように、同じく渋い顔つきをしたチャウチャウと同じ中国原産のイヌです。
シャーペイというのは砂のような皮膚という意味の中国語だそうです。
成犬になったら紙やすりのような硬い短毛になるそうです。
中国古代からの犬種に西洋の闘犬、マスチフ系を掛け合わせた獰猛な闘犬として確立した犬種ですが、戦後中国の文化大革命の頃、元貴族や富裕な市民に飼われていた背景が中国共産党に毛嫌いされたため、中国本土ではほとんどすべてが殺されて絶滅したのだそうです。
ひどい話です。
香港で発見された生き残り200頭をもとにアメリカ人が繁殖に力を尽くし性格のおだやかなペット用の犬種として新しい犬種としてよみがえらせました。
日本ではまだあまり見かけないそうですが、イギリスではけっこう見ますよ。
ストックポートのタウンセンター、おなじみの景気の悪い通り、プリンセス・ストリートのフィッシュ&チップスレストランの外の席に座っていた若い女性の飼い犬です。
かわいい...!
毛布をかぶっているような柔らかい余分な皮膚が引っ張るとのびる、のびる!
たるむ、たるむ!
つきたてのお餅のようでした。
かわいい...!!!!
どうでもいいことですが、右側の男性は飼い主の女性と電話番号の交換をしていました。ナンパでしょうね。
シャーペイの子犬の皮のあまり具合は座っているときにより強調されます。
以前の記事のリンクを貼りました☟
座っているシャーペイ子犬の胴回りを取り巻く多数の「リング」に驚愕してください。
全身毛布をかぶっている!!イギリスで人気の珍犬種、シャー・ペイ