イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ハデな図柄の巨大カエルの町おこしイベント!思いのほか好評なため?終了まで一か月を残し新規飛び入り参加、2体発見。

2019年09月14日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺



昨日の続きです。昨日の記事のリンクを貼りました。↓↓↓↓
まだあった!撮り残したカエルの写真。市民に真に愛されるアートイベント,夏休みが終わってもおばさまたちに大人気

昨日紹介した 作品番号5;Prince Regent はずっとその位置にあったようなのに私が見落としていました。でも....

一番上の写真の Foster the Frog の存在に気がついたのは、8月の終わり、そう、ショッピング・アーケード、マージ―・ウェイで海辺の「ファンフェア」の疑似体験フェアをやっていた時です。

あれ...?いつも通るこんなに目立つ場所にこんなカエル・アートがあったかなぁ。



このストリート・アート・イベント STOCKPORT'S GIANT LEAP が開催される前からストックポート中に配布されているオフィシャル「トレイル・マップ」に記載がありません!


最初に見た時は気がつかなかった、土台の表示に「ボーナス・フロッグ BONUS FROG」と書かれている!


おまけのカエル!どうやらこの町おこしイベントの予想外(?)の大人気に、突然飛び入りスポンサーがついたのか終了一か月前に駆け込み設置があったようなのです。



ジグソーパズル柄のこのカエル、スポンサーは意外に地味な、施設に保護された子供たちの里親 foster family をみつける市の福祉課のフォスター・サービス・チームです。

欠けたパズルのピースをはめるように、恵まれない子供たちが幸せに育つ環境を整えていく、という意味なのでしょうか、ストックポートに限らずフォスター・サービスを表現する視覚イメージにはよくジグソーパズルが使われているようです。


深い谷底と高い丘の上にタウンセンターが広がるストックポートには上から下を見下ろすスポットがけっこうあるのです。


あれ、陸橋から今まで見たことのないカエルが見える!

下りてそばまで行ってみてみました。


作品番号;(!)Fanatical Freddie

明らかにあとから参加した地図に記載のないカエル・アートです。

「0」と「ボーナス(おまけ)」の扱いの違いは?

ストックポート駅には(知る人ぞ知る)有名な「プラットフォーム・0番線」があります。
ロンドン方面に向かって左から1,2,3...とプラットフォームに番号が振ってあるのですが、一番左に10年ほど前に新設されたプラットフォームを1番にすると、既設のプラットフォームの番号がひとつひとつ繰り上がるのがものすごく不都合なのでとられた措置らしいのは納得です。

でも、このアート・トレイルの場合、19作品でスタートしたものの飛び入りが増えちゃった、ということで 「作品番号20;、21;....」と足していくことに何の不都合があるのでしょうか。

新しく参加!ってことを強調したかったのでしょうね。



何にでも夢中になる(fanatical)フレディの何よりのお気に入りは出身地ストックポート!あまり夢中なのでストックポートのシンボルである有名な建物を身に着けています...とのこと。

コンセプトがやたらにダサいわりには表現が美しいですね。
ストックポート・ヴァイアダクト、ピラミッド・ビル、ザ・プラザ、ハット・ワークス(の煙突)などストックポートを代表する建築物が線描きの連続文様でおしゃれに表現されています。


でもこの色合い、カメレオン!?

昨日読んだ市の広報によると、この「新作」(でも0ってなによ?!)と「ボーナス」が2体新たに仲間入りしたということです。
フォスターの他にもう一つあるそうです。

私はまだそのもう一つを見ていません。
場所を明記しないところがあざとい。

そんなにわかりにくい場所にはないはずですが、地図に記載されているすべてのカエル・アートを見て回ってトレイル敢行したつもりの人達に新たに探す手間と楽しみを与えてやり、ストックポートの街なかをもうひと巡りさせようという魂胆が見え見えです。



コメント (2)
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