リスボンで食べたもの...
☝イギリスのスーパーのベーカリーでも売られている ポルトガル銘菓、カスタード・タルト Pastel de Nata。
念願の、いかにも地元の人が立ち寄りそうなペイストリー・カフェで食べました。
リスボン滞在第一日目、ホテルにチェックインした後、フロントデスクの 英語が堪能な男性に教えてもらった、近所の「お値段手ごろで地元の人が行きつけの、ポルトガルらしい」レストランに行きました。
ホテルは観光の中心地から歩いて30分ちょっと、上層階がフラット(マンション/アパート)の3~6階建ての建物がずらっと並ぶ住宅街の中にありました。
ほとんどの建物の一階が個人商店やオフィスで、なぜか家具のショールームがやたらに多いエリアでした。
☝次の朝 撮った写真です。
ホテル周辺の、観光地ではないエリアの見事なタイル張りの年代物のビルです。...といっても20世紀初頭ぐらいの建造だと思います。
リスボン郊外の空港に到着したのは夜の8時近く、単純な路線のメトロ(地下鉄)でホテルに着いたらすでに9時になっていました。
スペイン、ポルトガルでは夕食を9時、10時の遅くにとるのはごく普通のようです。
☝サッカーファンの集うレストランのようです。店内にディスプレイされている優勝カップはだれがとったのでしょうか。
地元プロチームの選手のサイン入りトップが額装されていましたし、3台!!あったフラットスクリーンテレビの2台ではサッカーの中継を放送していました。
私たちが食事を終えた10時半ごろにもまだ地元の人らしき客が食事に入って来ていました。
イギリスでは伝統的に、夕食を軽く早めにすませてパブに繰り出す人たちが多いのですが、ポルトガルではけっこう重い食事を夜遅くとりながらビールやワインで歓談...という社交パターンが一般的なようですね。
平日です。
翌朝、仕事では?
夏の暑さが激しいスペイン、ポルトガルでは伝統的に7時、8時に出勤、日中3~4時間も昼休み(シエスタ)をとって、日がかげった午後遅くから7時、8時まで働く、と聞いたことがあります。
食事や社交の時間も繰り下げになるのも納得ですね。
といっても、スペインのバルセローナで働いている上の息子に言わせると、今はさすがにそれは不都合で(EU諸国の標準に合わないのでしょうね)、そんなに昼休みをとる会社は都市にはほとんどない...とのことです。
冷房も発達している今、夏の暑さがそれほど仕事の妨げになるとも思えませんし。
それでも夜遅くに夕食をとる習慣は根付いているようです。
スペイン語がいまだにほとんど話せない息子は現地の事情にそれほど聡いわけではありません。もっと詳しくいろいろな人に話を聞いてみたいものです。
席に着くなり、ポルトガル産オリーブ(上の写真)と味のないオカラのようなチーズ、それに丸いパンを小さなかごいっぱいにもってきてくれました。
ポルトに行った時のことを思い出しました。
たのみもしないのにいろいろ出てくる、ポルトガル式レストラン商法。
これもかってに出てきたコッド cod (タラの一種;フィッシュ&チップスでおなじみの白身の魚)をすって小麦粉でまとめた揚げ物。
何というか忘れました。
ストックポート日報はポルトガル旅行ガイドブログではありません。
以下、忘れたものは忘れた、知らないものは知らない!といって調べずに通します。
リスボンのさまざまな観光スポットでポルトガル名物として売られているのを見ました。ストリート・フードのようです。
レストランで出されたので、前菜の一部だと思って食べてみました。
おでんの具(つみれ?)のような味でした。舌触りはバサバサしていて、食べた後のどが渇きました。
日本の居酒屋でかってに出てくる「お通し」とはちょっと違い「いらない」といえばひっこめてくれます。
食べた分だけちゃんとお勘定に加算されます。
「いらない」といわなければ、いろいろなものが次々と出てきます。
私が食べたタコ!
イギリスではほぼ絶対に食べられないタコ!
「絶対に」なんて決めつけてはいけませんね。
西インド諸島からの移民のコミュニティーが多いマンチェスターではたまに魚のマーケットで売られているのを見かけます。
買って帰って料理するのは西インド諸島出身のもっぱらお年寄りだと聞きました。
ジャマイカ(西インド諸島最大の共和国)料理のレストラン、ジャマイカ風ストリート・フードを食べさせる店はあるものの、タコを使った料理を供するところをいまだに見たことがありません。
夫が食べたコッド。
コッドもタコも炭火で焼いて塩味をつけただけです。
コッドにはたっぷり新鮮なオリーブオイルがかかっていました。
ものすごくおいしかったです。
プリプリ新鮮でジューシーなタコ!
店の表に冷凍ガラスケースがあって、道行く人に新鮮な材料を見せびらかしています。
ウェイターが表のガラスケースからポーション分の材料を取り出して、テーブルで客に見せてから厨房にもっていきます。
英語で書かれたメニューの、魚介類の「ポーション」料理のページを見て決めました。
その前には、2ページにわたる、魚介類のキロごとの値段表 があって、圧倒されました。
「タコを半キロボイルして」などといって注文するのかもしれません。
1キロのお値段はちょっとしたものでした。すごい量だと思われます。
大勢で行って大量の料理をみんなで分けるとお得なのかもしれません。
リスボン滞在中に入ったどのレストランでも オリーブオイルとお酢を魚介類料理と一緒にもってきてくれます。
ポルトガル料理の調味料として、イギリスでも大人気の赤トウガラシソース「ペリペリ・ソース」の小瓶も一緒です。
「お好きな味付けでお楽しみください」ということですね。イギリスの食事法と共通しています。
コーヒーを注文すると必ずイタリア式濃いエスプレッソが小さなカップに半杯だけ出てくるのもポルトガル式です。
「ミルクがいるか」と聞いてくれたところは皆無でした。
お砂糖は頼まなくても必ず、どこでも1袋か2袋ついてきます。
ミルクが欲しければ、カフェで「カプチーノ」や「ラテ」を注文しなければならないようです。
3年まえ、ポルトでコーヒーにミルクをつけてほしいと奇態な注文をすると、当惑して沸かした牛乳を小さいコップに入れてもって来てくれたことを思い出しました。
イギリスでコーヒーを注文すると必ず「ホワイト」か「ブラック」か、聞かれます。
ホワイトといえば 室温の牛乳を入れてくれるか、小さなピッチャーに入れて添えてくれます。
イギリスでは見たことがない穴の開いた小さなアルミの軽いスプーンもポルトガル特有のものでしょうか?
パリでもバルセローナでも見かけませんでした。
法定最低賃金が高く、飲食がべらぼうに高くつくイギリスでは考えられない破格のお値段です。
夫はワインを一瓶(半分はホテルに持って帰りました)私はコカ・コーラ、アーモンドを練りこんだケーキとカタルーニャ風ブリュレー(焼きプリン)も注文して...
50ユーロ以下のお勘定でした。
日中、町を観光/散策中に無数に見かけたポルトガル料理、あるいは新鮮な魚介類の料理が売り物のレストランの店先の冷凍ガラスケースのごくごく一部です。
タコの脚がだら~んと、しかもイギリス人が目を回すぐらい嫌悪するイボイボつき!
私が念願のタコ料理を食べるのを「よかったね」といいながらニコニコ見ていた夫ですがさすがにこのディスプレイには気を悪くして「ひえ~!」と大げさなリアクションで逃げ出しました。
これは愉快です。
貝と甲殻類に力を入れているらしいレストラン....
メニューを見ると肉料理(特に牛肉)にも力を入れているレストランも多いようですが、肉の切り身をガラスケースでディスプレイしているレストランは皆無でした。(私が見た限りは、ですが)
バルセローナ、パリと同じく、レストランでお給仕してくれるのがすべて男性でした。
カフェにはウエイトレスもいましたが。
サン・ジョルジュ城(眺望の素晴らしい遺跡です)の敷地内の超高級レストランの大きなガラス窓に眺望を移し込んだセルフィーです。
ポルトガルで食べたものについて、まだ書くことがあります。
次回に続く。
昨日は手違いで予約投稿に失敗しました。
原稿はあったものの休刊になってしまいました!
☝イギリスのスーパーのベーカリーでも売られている ポルトガル銘菓、カスタード・タルト Pastel de Nata。
念願の、いかにも地元の人が立ち寄りそうなペイストリー・カフェで食べました。
リスボン滞在第一日目、ホテルにチェックインした後、フロントデスクの 英語が堪能な男性に教えてもらった、近所の「お値段手ごろで地元の人が行きつけの、ポルトガルらしい」レストランに行きました。
ホテルは観光の中心地から歩いて30分ちょっと、上層階がフラット(マンション/アパート)の3~6階建ての建物がずらっと並ぶ住宅街の中にありました。
ほとんどの建物の一階が個人商店やオフィスで、なぜか家具のショールームがやたらに多いエリアでした。
☝次の朝 撮った写真です。
ホテル周辺の、観光地ではないエリアの見事なタイル張りの年代物のビルです。...といっても20世紀初頭ぐらいの建造だと思います。
リスボン郊外の空港に到着したのは夜の8時近く、単純な路線のメトロ(地下鉄)でホテルに着いたらすでに9時になっていました。
スペイン、ポルトガルでは夕食を9時、10時の遅くにとるのはごく普通のようです。
☝サッカーファンの集うレストランのようです。店内にディスプレイされている優勝カップはだれがとったのでしょうか。
地元プロチームの選手のサイン入りトップが額装されていましたし、3台!!あったフラットスクリーンテレビの2台ではサッカーの中継を放送していました。
私たちが食事を終えた10時半ごろにもまだ地元の人らしき客が食事に入って来ていました。
イギリスでは伝統的に、夕食を軽く早めにすませてパブに繰り出す人たちが多いのですが、ポルトガルではけっこう重い食事を夜遅くとりながらビールやワインで歓談...という社交パターンが一般的なようですね。
平日です。
翌朝、仕事では?
夏の暑さが激しいスペイン、ポルトガルでは伝統的に7時、8時に出勤、日中3~4時間も昼休み(シエスタ)をとって、日がかげった午後遅くから7時、8時まで働く、と聞いたことがあります。
食事や社交の時間も繰り下げになるのも納得ですね。
といっても、スペインのバルセローナで働いている上の息子に言わせると、今はさすがにそれは不都合で(EU諸国の標準に合わないのでしょうね)、そんなに昼休みをとる会社は都市にはほとんどない...とのことです。
冷房も発達している今、夏の暑さがそれほど仕事の妨げになるとも思えませんし。
それでも夜遅くに夕食をとる習慣は根付いているようです。
スペイン語がいまだにほとんど話せない息子は現地の事情にそれほど聡いわけではありません。もっと詳しくいろいろな人に話を聞いてみたいものです。
席に着くなり、ポルトガル産オリーブ(上の写真)と味のないオカラのようなチーズ、それに丸いパンを小さなかごいっぱいにもってきてくれました。
ポルトに行った時のことを思い出しました。
たのみもしないのにいろいろ出てくる、ポルトガル式レストラン商法。
これもかってに出てきたコッド cod (タラの一種;フィッシュ&チップスでおなじみの白身の魚)をすって小麦粉でまとめた揚げ物。
何というか忘れました。
ストックポート日報はポルトガル旅行ガイドブログではありません。
以下、忘れたものは忘れた、知らないものは知らない!といって調べずに通します。
リスボンのさまざまな観光スポットでポルトガル名物として売られているのを見ました。ストリート・フードのようです。
レストランで出されたので、前菜の一部だと思って食べてみました。
おでんの具(つみれ?)のような味でした。舌触りはバサバサしていて、食べた後のどが渇きました。
日本の居酒屋でかってに出てくる「お通し」とはちょっと違い「いらない」といえばひっこめてくれます。
食べた分だけちゃんとお勘定に加算されます。
「いらない」といわなければ、いろいろなものが次々と出てきます。
私が食べたタコ!
イギリスではほぼ絶対に食べられないタコ!
「絶対に」なんて決めつけてはいけませんね。
西インド諸島からの移民のコミュニティーが多いマンチェスターではたまに魚のマーケットで売られているのを見かけます。
買って帰って料理するのは西インド諸島出身のもっぱらお年寄りだと聞きました。
ジャマイカ(西インド諸島最大の共和国)料理のレストラン、ジャマイカ風ストリート・フードを食べさせる店はあるものの、タコを使った料理を供するところをいまだに見たことがありません。
夫が食べたコッド。
コッドもタコも炭火で焼いて塩味をつけただけです。
コッドにはたっぷり新鮮なオリーブオイルがかかっていました。
ものすごくおいしかったです。
プリプリ新鮮でジューシーなタコ!
店の表に冷凍ガラスケースがあって、道行く人に新鮮な材料を見せびらかしています。
ウェイターが表のガラスケースからポーション分の材料を取り出して、テーブルで客に見せてから厨房にもっていきます。
英語で書かれたメニューの、魚介類の「ポーション」料理のページを見て決めました。
その前には、2ページにわたる、魚介類のキロごとの値段表 があって、圧倒されました。
「タコを半キロボイルして」などといって注文するのかもしれません。
1キロのお値段はちょっとしたものでした。すごい量だと思われます。
大勢で行って大量の料理をみんなで分けるとお得なのかもしれません。
リスボン滞在中に入ったどのレストランでも オリーブオイルとお酢を魚介類料理と一緒にもってきてくれます。
ポルトガル料理の調味料として、イギリスでも大人気の赤トウガラシソース「ペリペリ・ソース」の小瓶も一緒です。
「お好きな味付けでお楽しみください」ということですね。イギリスの食事法と共通しています。
コーヒーを注文すると必ずイタリア式濃いエスプレッソが小さなカップに半杯だけ出てくるのもポルトガル式です。
「ミルクがいるか」と聞いてくれたところは皆無でした。
お砂糖は頼まなくても必ず、どこでも1袋か2袋ついてきます。
ミルクが欲しければ、カフェで「カプチーノ」や「ラテ」を注文しなければならないようです。
3年まえ、ポルトでコーヒーにミルクをつけてほしいと奇態な注文をすると、当惑して沸かした牛乳を小さいコップに入れてもって来てくれたことを思い出しました。
イギリスでコーヒーを注文すると必ず「ホワイト」か「ブラック」か、聞かれます。
ホワイトといえば 室温の牛乳を入れてくれるか、小さなピッチャーに入れて添えてくれます。
イギリスでは見たことがない穴の開いた小さなアルミの軽いスプーンもポルトガル特有のものでしょうか?
パリでもバルセローナでも見かけませんでした。
法定最低賃金が高く、飲食がべらぼうに高くつくイギリスでは考えられない破格のお値段です。
夫はワインを一瓶(半分はホテルに持って帰りました)私はコカ・コーラ、アーモンドを練りこんだケーキとカタルーニャ風ブリュレー(焼きプリン)も注文して...
50ユーロ以下のお勘定でした。
日中、町を観光/散策中に無数に見かけたポルトガル料理、あるいは新鮮な魚介類の料理が売り物のレストランの店先の冷凍ガラスケースのごくごく一部です。
タコの脚がだら~んと、しかもイギリス人が目を回すぐらい嫌悪するイボイボつき!
私が念願のタコ料理を食べるのを「よかったね」といいながらニコニコ見ていた夫ですがさすがにこのディスプレイには気を悪くして「ひえ~!」と大げさなリアクションで逃げ出しました。
これは愉快です。
貝と甲殻類に力を入れているらしいレストラン....
メニューを見ると肉料理(特に牛肉)にも力を入れているレストランも多いようですが、肉の切り身をガラスケースでディスプレイしているレストランは皆無でした。(私が見た限りは、ですが)
バルセローナ、パリと同じく、レストランでお給仕してくれるのがすべて男性でした。
カフェにはウエイトレスもいましたが。
サン・ジョルジュ城(眺望の素晴らしい遺跡です)の敷地内の超高級レストランの大きなガラス窓に眺望を移し込んだセルフィーです。
ポルトガルで食べたものについて、まだ書くことがあります。
次回に続く。
昨日は手違いで予約投稿に失敗しました。
原稿はあったものの休刊になってしまいました!