自宅から徒歩20分ぐらいの場所の閑静な住宅街を歩いていたらみかけた...
ちょっと特異なタイプのトピアリー。...以前に通った時は気が付きませんでした。
。トピアリー topiary は植木の剪定芸術です。ストックポート日報でもたびたび取り上げています。
ヨーロッパ大陸では円錐や球形など幾何学的な形を対象に配置した整然としたアレンジが一般的らしいのですが、ここ英国では16世紀ごろから、動物や結び目、グネグネした形状など手の込んだ形に刈り込んでゴタゴタしたアレンジの独自の発展を遂げたようです。
「3D(彫刻)タイプ」は時々見かけますがこの「レリーフ(浮彫)」タイプは珍しいです。
生け垣のすぐそばを歩いていてもなんかボコボコしているな...?という印象で気が付かない人も多いかもしれません。
わざわざ、静かな通りの真ん中まで出て眺めてみました。
先頭のゾウ2匹と謎めいたヨツアシ動物、一番後ろはキリンでしょうか。あるいはブラキオザウラス(シッポなし)?
剪定の腕前はたしかです。プロの職人さんの仕事でしょうか。ただし画力が今ひとつ...ほほ笑ましくて好きですが。
そうそう、この場所のすぐそばにはやはりストックポート日報でおなじみの「子ゾウの行進」の3Dタピオリーの生垣があります。この場所から5~6分、わざわざ行ってみました。
これこれ。
クルマの通行禁止の細道に沿って行進する子ゾウくんたちの輪郭が年々、はっきりクッキリしてきますが、ちょっと散髪が必要なようです。最初に見かけたのはもう、10年近く前です。
内側まで手が回らないようですが...
先頭の子ゾウくんだけ、正面から見える内側の目がうがってあります。
雨模様の、暗く肌寒い日が続いていましたが、週の半ばから晴天の英国の夏らしい気持ちの良い天気を楽しんでいます。来週あたりからまた翳るようなのですが。
人が 歩いてない時間を
狙うなんて すごいですね