イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

この冬一番の冷え込み、日が差し始める午前中に短いあいだ堪能した霜のアート

2022年12月09日 05時14分13秒 | 英国の、生活のひとコマ

昨日はこの冬一番の冷え込みでした。

朝、起きたら窓の外は一面の霜。

一昨日、昨日と続いて、霜がおりた快晴の寒い日でした。

霜に覆われた木の実や葉は砂糖漬けにしたお菓子のようにきれいです。

きれいなのは本当に短いあいだだけでした。陽があたると霜はすぐに溶けてしまいます。

霜が溶け始めた午前中の住宅街です。

あれれ...?

これ、サクラですよね。

英国では珍しくない、サクラだかアーモンドだかそれともナシだかよくわからない、きゃしゃな花木の冬咲きです。

霜がついていた時はさぞや美しかったでしょう。

霜が溶けた後はなんだが花びらがしんなりしてサクラの塩漬けのような見た目になっていました。

寒い日がしばらく続きそうです。

暑がりの私もさすがに肌にあたる外気は刺すように冷たく感じます。でもセーターとコートを着て外を20分も歩くと体が暖かくほてってきます。

暖房のきいた屋内に滞在する時間をきっちりと限定しておかないと大変なことになります。コートを脱げないお店の中での買い物は5分が限度かな?それ以上いると暑さで立ち眩みがします。

昨日は郵政関係の職員が全ストライキに突入したはずです。(回避されたというニュースは聞きませんでした)

クリスマス時期から年末年始にかけては鉄道、そして医療...市民生活になくてはならない重要なサービスを提供する職員たちがインフレに見合った昇給と待遇改善(医療も交通もギリギリの人数でまわっているらしく、とても危険な運営が内部から指摘されています)を求めて行動を起こし始めています。

国内の大変な混乱が予想されます。

 

一昨日、日本への郵便を出すために散歩がてら少し離れた住宅街の中にある郵便局へ行きました。

コンビニエンスストアの中に設けられた郵便窓口の前にはかつて見たことのないような長い順番待ちの列ができていました。

ストライキの前にクリスマスカードやプレゼントを投函したいおもにお年寄りがいっぱいでした。郵便職員は「今日出しても、クリスマスまでにたぶんつきませんよ」と念押しをしながら受け付けていました。

例年であれば、国内の「クリスマス便(12月24日までに必着)」は12月21日ぐらいまでに出せばよかったはずです。(もう数年、クリスマスカードを出していないのでよく覚えていませんが)もう、ストライキの混乱は始まっています。

それよりも、予想外の郵便局の待ち時間に、暑さに弱い私はコートの前をあけてスカーフを外しても汗だくだくになりました。

外に出れば気温は5℃、冷たい外気に行き返ったような思いでした。ホッとしてスカーフをまきコートの前をとめました。

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
犬と暮らせば (浅井洋)
2022-12-09 12:39:17
シロクマさんの上に ペンギンが3匹
 お庭の飾りと しては 
  楽しいですね
 来年迄 取っとくのかな?
  毎年 同じなのかな?
と 余分な 心配してます
返信する
犬と暮らせば (浅井洋)
2022-12-09 13:10:02
『霜が溶けた後はなんだが花びらがしんなりしてサクラの塩漬け』
 って ありましたが 楽しい 表現ですね サクラも 冬に 咲いてると 色々あるんですね
 毎日 読む楽しさができて 僕は ウレシいですが
お疲れに成らない様に
返信する
浅井さんへ (江里)
2022-12-13 06:52:38
お心遣い、ありがとうございます。
以前より気楽にやっていますのでご心配なく。
返信する

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