宮沢賢治と小川未明
二人はほぼ同世代。ただし生涯年齢は宮沢賢治は37歳。小川未明は79歳。
活動時期は大正後半から昭和の初め。
カルチャー講座の先生によると賢治は「天才」、未明は「偉才」だそう。
賢治は大正10年故郷の花巻を出て東京へ向かいます。「国柱会」という法華経の組織に入って布教活動をするため。しかしほどなく帰郷。妹トシの病を見守るため。最愛の妹でしたが結核で亡くなります。妹を思う「永訣の朝」という詩が有名です。中学の国語の教科書に載っていました。
そして花巻農業高校の教師になりますが、大正15年、教師を辞めて農民になります。例の「雨にも負けず」の心境です。生家は比較的裕福で父は質屋を兼ねた古着商でした。
一方未明の方は父はやや狂信的な神道の伝道者。
対照的な出自の二人ですが、共に時代の流れの中で文学だけでなく社会活動家たらんとします。作品へのアプローチはこれから。
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