木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

安倍氏の葬儀は自民党葬でするべきだった。

2022年09月28日 | Weblog

混血の少年・少女が主人公。
中里恒子が戦前(昭和初期)に書いた『乗合馬車』という連作短編小説は日本人と欧米のカップルの間に生まれた子供が日本で暮らす際の微妙なアイデンティティーの揺らぎをテーマにした小説。現代でもハーフとして生まれた子供はその出自がアジアやアフリカとのハーフだとよけい葛藤を抱えることになる。
戦前はそれは想定されていなくてもっぱら欧米との間に生まれた若者のストーリーである。
時代は欧米と日本の関係が悪くなる直前ぐらいで、日本の生活にそれなりになじんだ彼らがこれから抱える葛藤を暗示しているように思えた。

安倍元総理の国葬に賛否。
当然である。葬儀は自民党葬でやるべきだった。安倍氏の政治姿勢がどうあれ国民が賛成できるものでは到底なかったわけで、それを無理押しした岸田総理の考えがわからない。もう自民党には忠告したり、ブレーン的な意見を言う人がいなくなったのだろう。小選挙区制度の弊害である。16億のお金はもっと有効なものにつかうべきだった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中里恒子の小説「時雨の記」と「綾の鼓」

2022年09月26日 | Weblog

防衛費5年で40兆円超(次期中期防政府案)信毎9月25日付け。
この馬鹿連中は今の日本の経済状態がわかっているのか。こんな連中はすぐに国会議員を辞めてもらいたい。連中が辞めようとしないなら引きづり下すのが国民の役目。
「国民生活を圧迫しかねない」と信毎の見出しは相変わらずおとなしめだが、国民生活を破滅に追い込むのは間違いない。
文化面では東京大大学院教授の隠岐さや香氏が「日本学術会議への病的な干渉」のタイトルで岸田政権の対応を批判している。安倍と菅がいちゃもんをつけた任命をすればいいだけ。岸田はこんな対応すら改めていなかったのだ。これぐらいすぐできるでしょう。「無能が続く自民党政権」。
どうせ転がり込んだ首相の座。やるべきことをちゃんとやれば国民の支持は得られるのにこの人も安倍・菅に劣らぬ「無能首相」。「検討使」と言われている。歴史上の「遣唐使」は命がけで海を渡り中国の文化・制度を日本に導入したけれど。

中里恒子の小説を読む。家にあった古い本。戦前発行のもの。短編連作集。
戦後に書いた「時雨の記」とか「綾の鼓」は読んだ。精緻な描写の小説。
「時雨の記」は傑作だと思う。「綾の鼓」はちょっとしつこい感じがあって、「時雨の記」にはおよばない。
どちらも中年を過ぎた男女の愛の物語だが、「綾の鼓」の女主人公が男に頼りすぎるところが私には気に入らない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国葬反対多数では安倍氏も成仏できまい。

2022年09月24日 | Weblog

久しぶりにスポーツクラブへ行った。
この間コロナや足裏のマメなどで行ってなかった。これからはもっといけるはず。以前にも書いたが私のできる運動は水泳と散歩と自己流の体操だけ。以前はフォークダンスサークルに入っていたが、くも膜下出血を契機にやめたので。私はサークルなどの人付き合いは苦手。
日に日に秋が深まってきて過ごしやすいが台風被害が頻発。私の住んでいるところはそれがないので助かる。
先週は「ママ友支配による5歳児餓死事件」がもっぱらテレビをにぎわした。
マインドコントロールとは恐ろしい心理状態だ。しかしこうした心理状態は多かれ少なかれ誰にもというかこの社会にはある。
私にはこの赤堀被告も家庭環境に恵まれない状況で育ったのではないかと想像する。

国葬迫るも過半数が反対。
国民を苦しめた元総理を素直には見送れない。税金を16億も使うなんて恨みを買うだけだ。安倍晋三も成仏できまい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飯塚事件を改めて検証すべき

2022年09月22日 | Weblog

飯塚事件の検証番組を見て以来、私の頭からこの事件が離れない。
飯塚というところがどんな土地柄か知らないが、筑豊炭田の一画ではある。
例え時効を迎えていようが関係ない。無実の人を死刑にしてしまった罪を飯塚警察所、検察、裁判所は負うべきで、でなければ私たちは司法を信じることはできない。
今まで司法の過ちで死刑判決を受けた人も執行まではされていない。終身刑のような形で塀の中に留め置かれてきた。久間氏の死刑を執行したということは、限りなく警察関係の犯罪を疑う。それもかなり有力者の。下級の警察官が重大な犯罪を犯すことは今までもあった。しかし関係ない人を犯人に仕立て死刑にしてしまうことはなかったのでは。
1992年とは高々30年前である。この事件に蓋をしてやり過ごすことは許されない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無実の人を死刑執行(飯塚事件)

2022年09月19日 | Weblog

飯塚事件の検証(18日Eテレ)
深夜の番組だったが思わず見入ってしまった。
戦後まもなくではない。1990年の事件である。福岡県の飯塚市で、登校中の小学一年生の女子児童二人が連れ去られ、乱暴の末、山中に捨てられた。まもなく久間さんという中年の男性が逮捕され犯人とされた。久間さんは一貫して罪を認めなかったが、警察はろくに物的証拠も示さず、検察も裁判所も自白すらしていない久間さんを起訴し死刑を執行したのである。あまりにも乱暴な司法の暴挙である。
今弁護士たちが立ち上がり手弁当でこの事件の再審に乗り出している。児童の着衣に付いた血痕の鑑定をした医師も久間さんのDNAとは一致しないことを科学捜査をする警察の機関に提出したのに警察はそれを採用せず、久間さんを犯人と断定し、しかも死刑判決を下しその2年後に刑を執行した。まるで何か不都合を隠すかのような警察、検察、裁判所の態度である。
ふつうは「疑わしきは罰せず」のはずで、事実決定的な証拠に欠ける事件に関しては死刑執行などはしないし、できないはずなのに不可解である。
ここからは私の小説的な推測だが、警察は犯人の目星はついている。それが警察にとって不都合な事実だったのではないか。それを隠蔽するために犯人と似たような車に乗っていてその時のアリバイがない久間さんを犯人に仕立て上げた。警察、検察、裁判所の組織ぐるみの犯罪であったのではないか。
戦前は治安警察が社会主義者や自由主義者を拷問で締め上げ死に追いやった例にいとまがないが、その体質は戦後も根深く残り、自分たちの「組織防衛」のために無実の人を死刑に処した。司法の民主化は急務だ。そして間違いはどうしても起こりうるのだから取り返しのつかない「死刑制度」は廃止すべきである。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山谷えり子の図々しさと三浦瑠璃の無知

2022年09月16日 | Weblog

今週は敬老週間。
羽鳥モーニングショーでは元気に老後を送るためには肉を食べるをことを推奨していたが、私は肉は好きではないので、良質なたんぱく質は魚もあるし、畑の肉と言われる大豆製品(豆腐や納豆やみそもある)これらを食べることにする。全く肉を食べないわけではない。ハンバーグとか鶏のから揚げとか焼き豚とかは食べる。
ジビエならともかく畜産は環境にいいわけではない。肉、肉ってあんまり言わない方がいいと思う。
100歳まで生きようなんて思わない方がいい。100歳まで生きる人は結果的にそうなっただけで、70歳ぐらいからいろいろ不具合が出てくる。85歳ぐらいになると周囲の助けなしには暮らせなくなると思う。私は自分の母親を見ていてそう思うのだ。母は元気な人だったが、骨折してから意欲が亡くなった。ほぼ90歳まで生きたが、ずっとつけていた日記も書かなくなった。ただ世話をかける人ではなかった。わがままは言わなかった。文句を言うということは生命力があるからだ。それを言わなくなったらあの世が近いかなと思った方がいい。それでいいのだと思う。

山谷えり子の図々しさと三浦瑠璃の無知。
統一教会のパンフレットに紹介され講演もしているのに「関係ございません」ってこういう者を議員にしておいてはいけない。税金の無駄遣いだ。直ちに辞職せよ。
「大喪」をたいもと読んだ三浦瑠璃。間違いは誰にでもあるし、読めない漢字は誰にでもある。
しかし彼女はいかにも上から目線で偉そうにしていた。早々に底が割れてけっこうなことだ。
確かにね喪中とか喪服とか読むし、漢字はややこしいが、大喪はしょっちゅう出てくる言葉だ。
彼女がテレビに出てくれば私はタイモを思い出す。安倍晋三は腹心の友を爆心の友と言った。私は彼に関してはこれしか思い出さない。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自民党と連合を追放しなくては日本の明日はない。

2022年09月14日 | Weblog

まだ暑いけどさわやかさを感じる。
札付き高橋兄弟。
東京オリンピックの収賄側の高橋治則は、かつての東京信組問題で逮捕された高橋某の兄弟だった。兄弟で悪いことをする裏人脈人生。兄弟だからこそか。
2度目の東京オリンピックなど普通の国民は誰も望んでいなかったと思うが、税金を一部の人間が好き放題にしていることは許せない。ぜひ罪に問うて表舞台に二度と出れないようにしてもらいたい。
好き放題した一族としては石原家があるが、慎太郎は亡くなったので、4人いる息子のうち生き残れるのは良純だけか。けっこうなことだ。
ほぼ同時に文学者の登竜門芥川賞受賞でさっそうとデビューした石原慎太郎と大江健三郎。
弟の裕次郎の存在に引きずられた慎太郎は小説家としては早々に行き詰ったと思う。あまりに若くデビューするのも善し悪し。人生の引き出しを持たないうちに注目されるのもつらいものがある。大江の方は光君という障害を持つ息子の御かげ?で人生の深い意味を知ることになった。彼の小説がそれほど好きというわけではないが、ノーベル文学賞という評価を受けた。
岸信介の人脈も絶たれた。これから日本の真の再生が始まる。
今までこの人脈にすがってきたマスゴミの連中は自民党の終焉を心配するがそんなことは心配ご無用。新しい人材は必ず出てくる。連中がそれを阻んでいただけだ。
「政党助成金」と「小選挙区制度」が自民党の墓穴を掘った。多様な人材の進出を阻むとこういう結果になる。
だからといって今の立憲民主党がそれにとってかわれるわけではない。連合という悪
しき反共集団と手を切らなくては立憲の明日はない。連合を支持する組合員などほぼ皆無だと思う。必要な資金は自ら集める気概を持たない政党は堕落する。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謀略の党自民党の終焉

2022年09月12日 | Weblog

少し早めの墓参り。
80歳になんなんとする兄と一緒に。父母・祖父母、そしてそのまた祖先が眠る。順番ならこの兄が次に控える。山の中腹にあるこのお墓。お寺も世の中の高齢化を意識してお墓へ上る道など整備しているが、それでも上っていくのは大変。エスカレーターの整備が課題に上るのも時間の問題。
かつては山にある墓参りなど若いものにまかせられたが、今はその若い者が一緒にはいない。

統一教会問題。
教祖とされる文鮮明。俗悪を絵にかいたような風体。こんなものを「教祖」とあがめること自体、目がどうかしてる。妻もそこらにいるおばちゃんと何ら変わらない。ありがたみが少しもないのに有難がる心理はなに?
テレビに出てくるコメンテーターの枕詞「信教の自由は保障されねばならないが」。統一教会は宗教を隠れ蓑にした詐欺集団。取り締まりの対象なのに「反共産主義」に反応して甘い顔をした政権党の自民党が全面的に悪い。ただちに衆議院を解散して議員を選びなおさなければいけない。それは国民の権利だ。そして自民党とゆ党は一人も当選させないぐらいにしないと日本は立ち直れない。
山上徹也は本人が意識したかどうか知らないが、韓国併合を強行した伊藤博文をハルピン駅頭で狙撃した韓国の安重根に重ねられる。テロはいけないというがこれ以外の方法があったか。
自民党という謀略の党が終焉を迎える。謀略の走狗岸信介の孫である安倍晋三が射殺されたことに歴史の必然を感じる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自民党=右翼の不見識

2022年09月07日 | Weblog

やっといつもの調子を取り戻しました。
沖縄32軍壕と松代壕。
一般的にはこのつながりはあまり意識されてこなかったが、この夏は両者で保存活動をしてきた人たちの間でこの二つの戦争遺跡がつながった。
住民を盾にした「本土決戦」のために琉球が犠牲にされ天皇制体制を守るために植民地下の朝鮮人が犠牲にされた。日本国民はこのことをもっと意識するべき。
日本の右翼と称される人々は意図的か無知なのか知らないがほんと不見識。
自民党の国会議員は実に不見識の連中の集まり。国会に送ってはならない連中だ。
それが今あからさまになっている。反日を信条にしている統一教会と手を組んで左翼やリベラル陣営を攻撃してきたなんて開いた口がふさがらない。連中は中国を攻撃することでこの場をしのごうとしているが今度ばかりは騙されてはいけない。今度自民党を追放できなければそれは国民も馬鹿だということ。
櫻井よしこなど名前を見るだけで不愉快なので彼女の出る番組など見ないが、ずうずうしいにもほどがある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

壮年の男中心の世の中はもう終わりのはずなのに。

2022年09月05日 | Weblog

空気が秋らしくなってきました。
「サンデーモーニング」を見ていて感じたのはゲストのコメントがまだまだおとなしいということ。自民党は反社なのだから遠慮する必要はない。ぐずぐずして議員報酬を無駄にするな!国民はこの連中に直ちに辞職を求めるべき。解散でいい。反社となれ合う者を議員にしてはならない。
私の住む村でも家の前に自民党の看板を掲げている家がある。全く無自覚だ。恥ずかしくないのか!

ゴルバチョフ氏亡くなる。ロシアの人たちは彼に厳しいが、外の人は私も含めてゴルバチョフ氏に反感はない。彼は稀代のリーダーだったと思う。そのあとのエリツィンは嫌いだ。人相からして邪悪だ。
硬直したソ連の政治体制からの転換は誰が舵をとってもうまくはいかなかっただろう。

電動3輪車は使いづらい。車に乗れなくなった後、これがいいのではと思って買ったが、まず車体が高齢の女性には重い。それとハンドル操作が普通の自転車よりうまくいかない。その後改善されたか知らないがおすすめではない。やはり車がいい。

売る側は売れ筋しか置かない。
売る側の都合で商品を並べている。大型店ほどそうだ。昔、「暮らしの手帳」が昔からある商品も在庫がある限り客の要望に応える「百貨店」を紹介していたが、今はドンキホーテに変わってしまった。高齢者はどうでもいいということ。レジの仕方も。高齢者はどんどん消えていく存在だから勘定に入れなくていいという考え方だろうが、高齢者をないがしろにするということは障碍者もないがしろにするということ。この世は壮年の男達だけで成り立っているわけではない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする