木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

アメリカは戦争をやめられるか

2020年04月30日 | Weblog

本気で「戦争」しない国を目ざした大統領ケネディ
ケネディはなぜ暗殺されたかというNHKの番組を見た。ケネディが大統領に就任したのは私が小学校高学年の頃だ。
小学生の私にとって43才のケネディが「青年大統領」と表現されることに違和感があった。43才のおじさんは青年じゃないでしょうと思ったのだ。青年とは20代、30代ぐらいでしょう。
でも自分が70代になって「40代は若い。やはり青年に見える」。
アメリカは戦争をし続けて来た国だ。国が戦争することで成り立っている。「軍産複合体」と言われる産業と軍部と政府が一体化している。
ベトナム戦争に介入して米兵の犠牲が増えて一時的に反戦の機運が高まったがまた押し返されてしまった。
下手人が誰であれ、ケネディを抹殺する意志は「軍産複合体」の意志であろう。
しかし今新型コロナウイルスはそうした従来の軍事優位の体制に転換を迫っている。コロナウイルスの様態は人間の愚かな軍事競争に鉄槌をくだすものになっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知機能の衰えは仕方がない

2020年04月28日 | Weblog

歌ちゃの介護日記という認知症に陥ってしまった夫を介護する妻の日記が信毎に掲載されている。
介護生活は2012年に始まったらしいのだが「排泄」のケアが大変。
私も2017年入院生活を送ったが、手術を受けるためにまずされることは導尿の管を入れられることだ。これによって排泄のケアを看護師はしなくてすむ。手術前後は点滴を受けるので小水は出るが大便は出ない。
動けるようになって重湯やゼリー状のものを食べられるようになってやっと導尿を外してもらえる。主治医はなかなかOKしてくれない。こういう時は看護している看護師の方が患者の状態がわかっているので「もうはずしてもいいんじゃない」と言うが主治医には逆らえない。
それからはリハビリパンツなる紙おむつを付けて生活した。こうした介護製品は日進月歩で何の違和感もない。
高齢になるとふとした拍子に漏れてしまうこともあるので外出時には紙おむつをはいてもいいくらいだ。
歌子さんの夫に症状が出たのは60代後半だったので「こんなもの年寄りがつけるものだ」と言ってつけてくれない。しかし下着がすごいことになってしまい主治医の先生に言ってもらい付けるようになったという。
小便の方はわかりますが大便が一日の内にそんなに出るのかとこちらはよくわからない。
40年以上前父が脳梗塞で倒れ、その時はまだ紙おむつがなかったので布オムツを使って、夜中は家族が泊まって世話をした。
しかし次母が骨折して入院した時は同じ病院だったが完全看護で家族が排泄の世話をするということはなかった。紙おむつを使ったのだと思う。退院してからは紙おむつを着けたが自分でトイレに行くことはできたので時々取り換えてあげればよかったのでそれほど介護が大変だったという記憶はない。退院後一年経たずに亡くなったが90才目前だったので「できるだけ最後まで健康でいることが大事なんだ」と思ったものだ。
認知能力はどうしても衰えていく。モノや人の名前、最近初めて会ったような人の顔は認識できなくなっている。認知症と言う意味がよくわかった。
直近の事をすぐ忘れるのでメモをするようにしている。これから先のことはわからないがあまり大げさに考えない方が周囲も本人にとっても大事なのではと今は考えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍・麻生の2大政治支配血脈を絶つ時

2020年04月26日 | Weblog

韓国のコロナ対応が評価されている。
その勢いを買って文政権与党が総選挙で圧勝した。この事実反韓国・朝鮮の日本の政府・マスコミは嬉しくないせいか触れたがらないが学ぶべきは学ばなければコロナは日本を去ってくれない。
私は2000年頃から韓国情勢を注視しているが、韓国もここまで来るには並大抵のことではなかった。
古代時代の日本と朝鮮の関係はよくわからないが、近代に入ってからの日本は朝鮮半島を苦しめるだけの存在になった。そのことを日本は学校の歴史授業でもっと学ばなければいけない。
今日本は安倍・麻生という朝鮮を苦しめて来た張本人の子孫が権力の中枢にいるという嘆かわしい事態だ。一刻も早くこの両名を権力の座から追放しなくてはいけない。この両名を追放できない自民党と言う党も終わらせなくてはいけない。
改めて言う。日本が朝鮮を侵略しなければ南北分断はなかった。従ってパク・チョンヒによる軍事独裁体制は必要なかったしその後の軍事政権も成り立たなかったはずである。
麻生財閥の基になった麻生鉱業は朝鮮の山河を荒らし奪い肥え太った。
安倍の地盤長州の政治家達は明治以来朝鮮を支配することで日本の政治を我が物にしてきた。
そんな屈辱に耐えながら韓国人はここまで戦って来たのだ。
アメリカは日本を巻き添えに韓国を反共の砦として利用して来た。
麻生の外祖父吉田茂も罪を免れない。岸信介に至っては徹頭徹尾反中国・反朝鮮の官僚そして政治家だ。
この2大血脈を政治支配から追放しなくては日本は真の民主国にはなれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無能な人物をトップに置いている悲惨

2020年04月24日 | Weblog

今日も寒い。女優の岡江久美子さんコロナウイルス感染による肺炎で亡くなる。
昨年末から乳がんの治療として放射線治療を受けていて免疫力が低下していた結果というが、もう少し早くPCR検査を受けていて治療に入っていれば助かったのではと言われている。この期に及んでまだPCR検査のハードルが高いなんて信じられない事態だ。増々太平洋戦争末期の大本営のありさまと酷似。責任者をあいまいにしてはいけない。安倍退陣、厚労省解体、感染研幹部総入れ替えをしなければ「コロナウィルス禍」はおさまらない。東京オリンピックを夢見ることはあきらめたほうがいい。ウィルスが終息しても日本にオリンピックを開催する体力は残っていない。

できるだけ「家にいろ」と言われるが、田舎はそうできるが都会の狭いアパート暮らしでは辛いものがある。
首都圏は一体だ。協力して事に当たらなければならないはずなのに埼玉や千葉のトップにその姿勢が見られない。特に埼玉の知事、どういう経過でこの人物がトップになったか知らないが「無能の極み」だ。何もやっていない。
つくづく無能な人間をトップに据えてはならないと思う。無能なトップの周囲には無能な側近しか集まらない。
「埼玉都民」などと揶揄される埼玉県人だが自分の住んでいる場所を大事にしなくてはいけない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太宰治の長女という重荷

2020年04月22日 | Weblog

太宰治の長女津島園子さん亡くなる。
死因は呼吸不全。以前から病気だったのかそれとも「コロナ感染」で?
78才。これで太宰治の子供は婚外子の太田治子だけになった。
太宰は何とか自分を立て直そうと師匠の井伏鱒二の紹介で石原美知子と結婚。女学校の教師を務める当時としては最高のインテリ女性。そして生まれたのが園子さん。昭和16年生まれ。戦争で空襲が激しくなり防空壕に逃げ込む生活の中で太宰は娘に昔話を読み聞かせる。「カチカチ山」を読んで聞かせたところ、娘の感想は意外にも「狸さんかわいそうね」だった。
これに着想を得て太宰は「御伽草子」として「カチカチ山」を創作するが、いかにも太宰らしい偽悪的な内容。
37才の無粋な狸が処女の17才の兎に惚れる。兎はさんざ狸をいたぶる。
狸汁にされたおばあさんの敵を討つところは本来のお話を踏襲しているのだが、兎は自分に近寄って来る狸が嫌で、でも利用して最後は泥舟で沈んでいくのだが、狸の断末魔の叫びが「惚れたが悪いか!」。
さて戦後まもなく太田治子の母になる静子の日記にヒントを得て「斜陽」でブレイクした太宰だが別の女性と心中してしまう。
そんな父を持った園子だが、母美知子の言いつけを守り、大学を出てすぐ中央官僚の男性と結婚しヨーロッパへ旅立つ。
津島家の長女として母と共に太宰の作品を守ることに注力。
その重荷を今おろしたのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現金給付でベーシックインカムの実験

2020年04月20日 | Weblog

現金給付はベーシックインカムの実験
町山智浩というアメリカのカリフォルニア州・オークランドに住むジャーナリストが送って来るアメリカ報告(BS朝日)では町当局が一人当たり13万円ほどの現金を住民に配布。カリフォルニアで最も殺人の多い地域だがこれによって殺人事件が劇的に減ったという。13万円は多い額ではないが少なくともこれだけあればご飯は食べられる。町へ出て自分も殺されるか怪我を負うリスクを引き受ける必要はない。
この最低限の収入以上に稼ぎたいという意欲があれば他人から奪い取るという仕事ではなく社会の役に立つ、あるいは自分の好きな仕事をすればいい。ではその原資は?世の中にお金が回ってこその経済なのでため込んだりマネーゲーム的な金融は禁止するか高い税金を課せばいい。
今は世の中逆で累進課税を下げ、株取引などで得た収入に高い税率を課していない。
マネージメントを担う役所は必要だがそれはあくまで住民サービスのための公僕でなくてはならない。住民の暮らしの公平性に寄与するのだからこれほどやりがいのある仕事はないはずだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10万円給付より消費税廃止を

2020年04月17日 | Weblog

一律10万円給付より消費税を5パーセントに
私の場合は年金生活なのでコロナウィルス禍で被害は今のところ受けていないので10万円はいらない。
このほうがずっと公平で庶民は助かるのではないか。本当は消費税はゼロにすべきと思うがとりあえず。
だいたい税金は国民が国にちゃんと生活が回るようにやってくれと払うもので財務省のものじゃない。
「不要不急」のものとしてまず思い浮かぶのは軍事費だ。増してや米軍基地のための「思いやり予算」などいらない。
何度も言うがミサイルが在ったってコロナウィルスにやられればそれでおしまい。これからはこの手のウィルスが何度も人類を襲うことになるだろう。
もしもう少し生き延びたかったらこれ以上自然をいじめることをやめることだ。
リニア新幹線も高層ビルもいらないし必要ない。
世界各国でも日本でも大都市圏がウィルスの攻撃対象になっている。人が多くすべてが密集している場所が一番攻撃しやすい。
そのことは何十年も前から警告されているのに「自国ファースト」をやめなかった人類。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍政権を退場させなくてはコロナウィルス禍は終わらない

2020年04月15日 | Weblog

コロナウィルス禍は安倍・麻生、自民党政権のやりたい放題を許して来た国民がそのツケを払わされている。
安倍政権発足以来、支持率が常に40パーセント以上なのが不思議だった。どういう調査をするのか知らないが、あの安倍の舌足らずな役人の原稿を読むだけの姿を見て「支持する」と言える人が40パーセントもいるなんてあり得ない。
マスコミは他に代わる人や政党がいないと胡麻化すがそんなのは詭弁だ。代わりはいくらでもいる。少なくとも安倍・麻生よりはましだ。
太平洋戦争の敗戦では最高責任者の昭和天皇を煙幕にして責任をごまかした支配者達も今回の「コロナウィルス禍」ではそういう象徴を仕立てることはできない。
しかしこれは見方を変えればいいことだ。失敗の責任を取る。安倍晋三、麻生太郎を追放し自民党・公明党を政権から追放する良い機会なのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教養の土台の上に専門性はある

2020年04月13日 | Weblog

今日は雨が降り寒い一日だった。
NHKの朝ドラは信楽焼から作曲家古関裕而をモデルにした『エール』に変った。私は意識していなかったが1964年の入場行進曲を作ったのは古関氏だ。2度目の東京オリンピックを意識したドラマだがコロナウィルス禍でオリンピックの行方は怪しくなってきた。
古関裕而と言えば敗戦後『長崎の鐘』のメロディーで私たちの心に深く刻まれているが、戦時中は数多くの軍歌の名曲?を作っている。作詞の方は西城八十と「長崎の鐘」のサトウハチローが双璧か。
すでにプロの作り手として名を成していた二人が軍部の依頼に沿って仕事を引き受けたのは必然の流れとしても、敗戦後一転して平和の歌を作れるというのはあまりにも節操がなく唖然呆然ではある。

感染症専門家の10年後は?
「コロナの女王」と揶揄される向きのある岡田晴恵氏はどんどんセンスアップしている。元々オシャレは好きな方だろうけど最初の頃はこんなんじゃなかった。
政府の専門家会議の面々もどうなんだろう。
2011年の福島原発事故で原子力の専門家と言われた面々の今は?
班目春樹ならぬデタラメハルキだと言われた人、まだ死んでないと思うけど。「専門バカ」なだけでなく「専門もバカ」とまで言われたが。
私にはこうした専門家と言われる人には人間としてのバランスが悪い人が多いのではと思うのである。
私達誰しもがそういう面はあるのだが、なまじ専門家などということになっていると人間性にもすぐれているのではと錯覚されてしまうのだが全然そんなことはない。
大学になぜ教養科目というものがあって文科系でない学生も社会科学や哲学・歴史などを学ぶことが義務付けられているかというと、少しでも専門以外の教養を身に着けて人間としてのバランスを保てという大学側の親心でもある。
なのに自民党の文科省あたりに幅を利かす下村博文とか萩生田とかの政治屋は大学に教養課程は無駄だ、専門的な実学に特化せよなどと言う。
実学だけなら専門学校というものが日本には山ほど存在する。そちらに任せればいい。
こんな反知性の世の中だからこそ大学の存在意義が問われる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21世紀は戦争のない世界に運命づけられている

2020年04月11日 | Weblog

長野市もコロナウィルス禍の渦中に。
私は不特定多数の人が行きかう駅には行かないが、それでも買い物にスーパーには行ったりする。生協の配達を利用しているのでやむを得ない場合だけだが。交通機関が動いている以上利用する人はいるだろう。
テレビを見ていたら秘書に暴力・暴言を吐いた元自民党衆議院議員の豊田真由子が出ていた。テレビは何でもありなんだなと思った。議員になった時点でこの女は恥の感覚を捨てたんだと思った。
豊田真由子は厚労省の官僚から自民党の候補になったので厚労省のどうしようもない内部事情はよくわかっているのだろう。
殴ったり暴言を吐くのがお得意なんだから自分より立場の弱い秘書に当たるんじゃなくて安倍晋三を「このボケー」と殴りに行けばいいのだ。今からでも遅くない。いや今だからこそそうするべきだ。

21世紀の安全保障はどうあるべきか。元外交官の浅井基文氏の意見を読んだ。
浅井氏は国家の組織的暴力の双璧をなすのは死刑と戦争だと喝破する。
死刑廃止には率先垂範するEU・欧州諸国がこと戦争となると多くがNatoに加盟しアメリカ主導の軍事行動に加担することを何とも思わない。
日本もマスコミと保守政治屋の言う「中国脅威論」、「北朝鮮脅威論」に金縛りになっている人が殆どだ。
それはアメリカというプリズムを通しての考え方で、外務省、自民党そのままの思考である。
浅井氏は言う。中国の軍事力増強は、台湾を手放さず日米同盟強化によって中国を強圧するアメリカに隙を見せないための努力なのだと見る。
朝鮮のミサイル開発は朝鮮の政権転覆を追求してきたアメリカ歴代政権に対する自己保存の最後の拠り所と見る。
全てはアメリカが悪い。しかし21世紀、核とコロナウィルスはアメリカの独善を許さない状態になっている。核を使ったら地球は終わるし、コロナウィルスは音もなく人類に忍び寄る。銃で身構えても防ぎようがない。
アメリカの軍事とマネーの支配は無力になる。アメリカの99パーセントの人々は普通の生活と健康を脅かされている。1パーセントの強欲など許されない。日本も同じだ。アメリカ信仰を捨てなければ同じ運命に沈む。
米軍も自衛隊もいらない。日本は憲法9条の国なのだ。
地球規模の諸問題は21世紀を戦争のない世界にすることを運命づけていると浅井氏は結論する。私もそう思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする