金木犀の香りに気づいた。去年より香りが薄い気がする。我が家は彼岸花が盛りだ。こちらは去年より勢いがある。
今周囲は稲の刈り入れ時。みな機械でやる。かつては鎌で刈ってはぜかけをして干したものだけど。
私の子供の頃、ここら辺は麦との2毛作地帯だったので、田植えが遅く稲の刈り入れは11月近くだったけど。
東京オリンピックの開会式は10月10日だった。水泳競技は一番早く代々木のオリンピックプールで行われたけど。
森喜朗氏は「何が何でもオリンピックやる」と言っていますが、簡素なオリンピックならできるでしょう。それでいい。派手な演出はいらない。
コロナ禍で全てが変わっていく。ど派手な競争は限界。東京一極集中の高層ビルなんて地震が起きたらどうするんでしょう。
NHK日曜の夜11時「赤毛のアン」が始まった。私は村岡花子訳の赤毛のアンを読んだが、松本侑子さんが今回全文訳に挑んだ。村岡訳は当時の状況に合わせてかなり省略があるという。特に聖書とかシェークスピア劇とかカナダにおけるそれぞれの出身民族とかの背景は省略されているが、松本さんは児童書としてではなく大人の小説として読んでほしいと言う。文春文庫で全8巻。完結は2023年。
元タイガースの岸部シローさん亡くなる。
少し前のことになるが、私は特にタイガースのファンというわけではなかったが、ジュリーこと沢田研二とは同年同月生まれである。
おまけに学生時代を京都で過ごし、彼が通った鴨沂高校はすぐ近くにあった。ジュリーは何と言っても声がいい。
それに変な右翼発言をしないのでそこも気に入っている。
守屋浩さんも亡くなった。子供の頃「僕は泣いちっち」という歌が流行っていた。「大学数え歌」というのも。
私も敬老される年齢だが、このところ左足の関節が不具合だ。これからいろんなところが悪くなっていくだろう。
９０才だの１００才だのって少しもめでたくない。誰かに支えてもらわなくては自立した生活ができなくなるのだから。
BSTBSの政治番組を見た。小沢一郎氏と志位和夫氏が出演していた。
７８才だという小沢氏が元気なのには感心した。元自民党の中心にいた人だが、田中角栄氏の薫陶を受けたせいか、かつての自民党の考え方すなわち「国民の生活が第一」で、今の新自由主義のアメリカべったりの政治を変える、そのために政権を取りに行くという意気込みには頼もしさを感じた。
菅などというちんけな政権を叩きのめしてほしい。国民も目覚めるべき。
竹中平蔵などに指南を受ける菅義偉などとんでもない。
詐欺人生４５年
典型的詐欺商法の「ジャパンライフ」の山口会長が逮捕された。１９７５年に会社を設立してから実に４５年、人を騙して「儲け話」に乗せて生きた人生である。
こうした詐欺はもちろん「騙す側が一番悪い」。しかしこうした被害が無くならないのは法に抜け穴があるからで、こんなものが会社として設立されること自体を取り締まらなくてはならない。
山口は政治家に取り入り多額の献金で信用させた。安倍晋三の父晋太郎、その他自民党議員の何人かがこの男を便利に使った。
設立当初からこの山口の会社は詐欺商法の典型として国会で問題にされてきたが、自民党の反対であいまいなまま見過ごされてきた経緯がある。
この会社に関わった議員は次の選挙で候補になることはもちろん選挙民の手で落選させるべき。
安倍、菅、その他は選挙に出る資格はない。安倍は森友・加計、桜を見る会と公金と権力を私物化した悪徳議員だ。
行くべき場所は検察庁の取調室だ。
大学教授のレベル低下
最近は大学も生き残りをかけて、マスコミ受けのする者を「客員教授」の名のもとに迎える例が流行している。
私の時代は慶応大学と言えば名の通った名門大学というイメージだったが、最近は違うようだ。
日本を新自由主義でめちゃくちゃにした竹中平蔵も慶応に一時在籍した。
さすがにもう消えたのかと思ったら菅内閣で有識者会議のメンバーに加わるようだ。
これ一つとっても菅がさらに「新自由主義」で、国民を見捨てるつもりなのが明らか。
日本で税金を払わず、税額の安いバハマか何かで納税しているのではなかったか？こんな奴日本から追放すべき。
日本のインフラを使うな！
また細谷雄一なる慶大教授（国際政治学）はアメリカの保守系シンクタンク「戦略国際問題研究所」が発表した「中国は日本に影響を及ぼすため間接的な手法として、例えば沖縄独立と米軍撤退を追求するため沖縄の新聞に資金提供し、影響を及ぼすことを通じて沖縄の運動にも影響を及ぼすような非公然ルートがある」という発言をした。沖縄タイムスはこれをきっぱり否定し、細谷氏は一応釈明はしたが、出所不明な反中国記事を雑誌に引用したりしている。
大学教授は評論家やジャーナリストとは違い、きちんとした論拠を示すべきで、ジャーナリストがいい加減でいいとは言わないが、信用できる資料と根拠を示して発言するべき。
大学のレベル低下は安倍政権で下村博文らの低レベルの右翼政治家が文部行政に口出しし権勢をふるった体質が影響している。これ一つとってみても自民党政権を追放する必要があることは明らかだ。
悪夢の菅政権。
どう持ち上げようと国民にとって最悪の内閣である。国会で野党は安倍政権をそのまま引き継いだ菅をぼろぼろになるまで追求しなくてはいけない。
内閣の顔ぶれもひどいものだ。これ以上になりっこないのは自明だが。
法務大臣の上川陽子は確か広島の豪雨災害の最中に「赤坂自民亭」と称した酒宴を仕切ったのではなかったか。こんな人物が法務大臣として偉そうに大臣の椅子に座るなど許されることではない。
この自民党の連中が許せないのはその議員報酬が税金だということだ。
茂木、萩生田、小泉進次郎など頭空っぽなのに父親が元総理の小泉純一郎だというだけであの位置にいる。
菅自体は世襲ではないが、秋田で別に貧農の息子というわけではなく、かなり裕福な農家だったと同級生が証言している。
とにかく選挙区丸ごと世襲と言うのはやめるべき。イギリスも小選挙区制度だが、党が候補者を選び、選挙区も党が決める。
イギリスには長い議会制度の歴史があり、その中で今の制度になった。しかし今それも制度疲労を起こしていて、見直すべきという議論も起こっている。
とにかく今の日本の選挙制度ではゴミのような連中しか当選できない。税金の無駄遣いである。
コップの中の騒動に大騒ぎしている日本の愚かな社会。
マスコミもこのままの状態が続いてくれることを願っているのだろう。菅を懸命に持ち上げている。
が、どう考えたって安倍と負のスパイラルに務めた人物が首相になったってどうしようもない。
野党は国会で徹底的に菅を追求すべき。いつまで持つか。
自民党が未来を志向する気持ちが少しでもあれば、石破氏を総裁にしなければならないのに。
ゆでガエル状態はここから始まる。
今、イギリスの女性作家ヴァージニア・ウルフの「燈台へ」を読んでいる。
日本で言うと明治の中頃、いわゆる「家庭小説」だが、心理描写が深く読ませる。
「高慢と偏見」のジェーン・オースティンとよく似た作風だ。
今日は涼しい。汗をかかずにすんだ。
一人暮らしだと一日中誰とも話さないことが「問題視」されるが、私は本を読むのが趣味なので今のところ不都合は感じない。目が悪くなって読めなくなれば困るがラジオというものがある。
それに今はテレビや新聞を見るたびに「安倍・菅政権」の出鱈目ぶりに腹が立つので「ふざけるな！」とか「今すぐ辞めろ」と叫んでいるので、そういう心配はないのだが・・・。
田崎史郎とかいい加減なコメンテーターが「解散は総理の専権事項」などというでたらめを振りまいているが、国会の論議の中で不信任を受けて、それなら内閣総辞職をして、国民の信を問うというのが議会制民主主義の在り方で、自分の都合のいい時に「解散だ」というのは民主主義の手続きを破壊している行為だ。
国会を軽視して閣議決定で何でも決めて来た安倍内閣の政策は全部廃案にするべき。
二階なども「総理の専権事項」などと平気で言っている。
まともな議論を避けて来た安倍は言語道断だが次の総理になるらしい菅も国会で正々堂々答弁するとは思えない。
野党は菅を追求して解散に追い込むことは必要だ。
日本の小選挙区制度も廃止すべきだが、アメリカもいい加減この伝統的な大統領選挙を変えるべき。正当性が問われる。トランプなど出鱈目な無知無教養な大統領を生まないためにも。
語るべきことがある石破氏。
石破氏というと「軍事オタク」というイメージがあったが、なかなかの論客だということが総裁選の討論会でわかった。
とにかく今は「日本を作り直さないとだめ」といい「地方再生」を主張。
３人並ぶと岸田氏は安倍内閣の一員であったからどうしても弱い。増してや菅は安倍と一緒に８年近く「日本を壊して来た張本人」。「語ることは何もない」。
こんな人物を総裁＝次期首相に担ごうという自民党は何度も言うが「終わっている」。
自民党と安倍政権への評価がここへ来て高まっているという。このまま終わりたくないメディアの連中も含めて操作しているとしか思えない。もしそうでないとすれば安倍自民党の連中と同じくらい国民の大半も頭がいかれてる。
マルクスは言う。「ルンペンプロレタリア階級、旧社会の最下層から出て来る消極的なこの腐敗物は、プロレタリア革命によって時には運動に投げ込まれるがその全生活状態から見れば反動的策謀によろこんで買収されがちである」と喝破している。ルンペンまではいかなくてもこの間竹中平蔵などが旗振りをした「新自由主義」によって富を奪われて来た人々が自民党を支持する心情はこのマルクスの言うとおりなのだろう。
アメリカのラストベルトの白人層も同様だ。
やっといくらか涼しくなってきた。「暑さ寒さも彼岸まで」という諺はあるが、こんな風にずっと暑いという意味ではなかったと思う。
天皇制はこれからの時代必要か？
明治維新を遂行した連中、特に長州は天皇を「錦の御旗」にして自分達の正当性を主張しただけだと、最近思うようになった。
若かった明治天皇は長州のワルたちの言うことを聞くしかなかった。それがずっと日本の政治体制を「天皇のご裁断」という体裁を取って、特に戦争に利用されていく。
「２人羽織」で日本の政治は進められてきた。大正天皇はそうした「天皇制軍国主義」になじまない人で、軍部はこの天皇を早く退位させたかった。そして昭和天皇は明治天皇同様の道を歩む。
今の日本「中国への警戒」を口を開けば言うのが常道になっているが、中国が日本を侵略しようとしたことは一度もない。
大陸である中国はそんな必要はないのだ。モンゴル帝国は盛んに侵略していったが・・・。
防衛、防衛と言うがどこの国に対する防衛なのか。朝鮮(北朝鮮）とは平和条約を結べば済むこと。「拉致、拉致」と鬼の首を取ったように騒ぐが、１９４５年まで朝鮮半島を植民地にして搾取していたのは日本なのだから。それを忘れているのか知らないのか無知・無教養な日本人が多すぎる。支配層＝自民党の仕業だけど。
拉致問題などは国交を開けば「一発解決」なのだ。アメリカの召使になってる時代は終わりにしなければ。トランプに乗っ取られているアメリカはもう終わりだ。元々野蛮な国だけど。
自民党総裁に誰がなるかで、テレビマスコミは大騒ぎだが、私はただ一言「バーカ」と言いたい。
安倍晋三と８年も一緒にやってきた菅が最有力だなんて、自民党はすでに終わっている。
私が菅で思うのは記者の質問に「何の問題もありません。その指摘はあたりません」という人をバカにしたフレーズだけだ。そんなことを言うだけなら誰にでも務まる。
総裁＝首相になってもそんな風に言い続けるのか。
今の自民党は小選挙区で選ばれて来た連中ばかりだから世襲か、業界に担がれたか、座りがいいというので学校の成績がいいだけの官僚上がりかのどれかだから頭の中はからっぽ。周囲の言いなりに動くしかない。
だいたい二階などという八〇歳過ぎの田舎政治家の典型が力を持っているなんておかしいでしょ。私も高齢者の一人だから敢えて言うが、七〇才を過ぎると記憶力も認知能力も衰えてくる。
七〇才、八〇才を超えたらご意見を言ったり、経験を語るのはいいが新しい発想はできません。
自民党が終わるのは私的には「何の問題もありません」。
小選挙区制度は自分達の権力が永遠に続くようにと導入したんでしょうが、それが新しい世代交代を生まなくなり、結局自分達の首を絞めることになる。「自業自得」というヤツです。
小泉進次郎なんて典型的な世襲政治家でしょ。安倍も麻生も「自民党の政治家」しかできない連中です。但し議員歳費は税金ですからこんな連中に無駄金使ってる場合じゃない。今すぐ辞めてほしいが、次の選挙で落選させるしかない。
国民一人一人が試されている。
