「８２年生まれ、キム・ジヨン」

今日は風が吹いて比較的涼しい。
今、韓国のキム・ナムジュと言う女性作家が書いた『８２生まれ、キム・ジヨン』と言う小説を読んでいます。
２０１６年に出版されて大ベストセラーになって、日本でも斎藤真理子さんの訳で出され、早速買いました。
韓国は日本以上に女性差別が激しくて、その中で女性は苦しんできました。
この小説の主人公ジヨンは平均的な家庭の二女で大学にも行き、そこそこの会社に就職できた、まあ人から見たら恵まれている。だけど男たちに比べると彼ら以上の能力がありながら彼らの下位に置かれている。今そういうことに不満を持っている女性は日本でも多いでしょう。だから日本でも出版されると共感を呼んでベストセラーになりました。
私自身はと言うと普通の能力しかないので、差別されているとはあまり思わないまま過ごしてきました。
「女だから」と言われて進学できなかったこともないし、職場も小学校だったので給料も仕事も男女一緒でした。
企業のようなところでは差別があるでしょう。
６年前にくも膜下出血で入院しましたが、今時はお医者さんたちもみな紳士的で、ばあさんだからといってぞんざいにあつかわれるようなことはありませんでした。
でも世間一般は違うんですよね。

 マイナンバーカードが混乱しています。功名を焦ったデジタル大臣河野太郎の失態です。自民党はこんな奴ばかり。リセットが必要です。