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あみものと手仕事と旅の記録

隣人(となりびと)が愛せなくて悩むあなたへ

2019-05-25 10:41:39 | 女性の生き方
数年前までのわたしは、繊細すぎて、他の人の感情や考えがわかりすぎて、相手を思いやろうとするあまり、自分をおろそかにし続けていた。必然、常に満たされない気持ちでいっぱい。

今朝、そのことについて、気づきというか、すんごい腑に落ちたことがあったので、ここでシェアします。
この気づき、まだまだセルフ実験の過程ではありますが、実はかなり有効なんじゃないかと思うので、人間関係に悩んで辛い思いをしている人はやってみてください。


宗教からニューエイジまで、自分がハッピーに生きるためには、まず人を愛しなさい、とか、他者を受け入れなさいという教えているものは多い。


だけど、そもそも繊細すぎる人にとって、それってすでにちゃんとやってることだったりする。
そして、「自分は愛し足りないんじゃないか」とか「もっと受け入れるべきなんだろうか」とか、真面目に悩んで、ますますしんどくなる。

そんなときは、

「相手に愛されなくても、受け入れられなくても、オレは死なない」

と思えばよいです(なぜか一人称がオレ。笑)。

相手がどうあろうが、あなたが死ぬわけではない(というか、何があっても絶対に死んではいけない)。

人がいじわるしてきたり、理不尽な要求をしてきたり、
「あなたのため」に頼んでもいない親切を押し売りしてくると、身体がキューってなって、気持ちもウウウってなって、ほんと辛い(擬音ばっかりなのはエンパスの性なんで、見逃してください)
こんなに辛いと、死んじゃうんじゃないかっていうくらい、辛い。
相手は、友達だったり、同僚・上司だったり、近所のひとだったり、いろいろ。
親・きょうだいみたいな身近な存在だとなおのこと、辛い。しんどい。

でも、そういうことがあっても、本当に死ぬわけじゃないから。
だから、人との関係で辛くなったら、

「コイツにいじわるされても、オレは死なない」

とつぶやいてみて。

それを続けていると、相手のことを、部分的であるにせよ、赦せるようになったり、愛せるようになったりしていく(わたしの場合は、元夫がそのひとり。一生無理と思っていたけど、なんかしらん、赦せるようになった。ときどき、「ありがとう」心のなかでつぶやいてみたりもする)。

他人を赦す、とか、受け入れる、とか、愛する、とか、支え合うとかっていう「きれいごと」は、おそらく、「自分の人生は(究極的には)他人とは関係ない」っていうところからしか始まらない。
自分の延長線上で愛そうとするから、辛いんだ。
徹底的に、わたしには、わたししかいないということ。
家族や友達は、よくもわるくも、変わって/代わっていくけれど、わたしの替えはいないもんね。
この人生で天寿をまっとうする、最後の最後の日まで。

*****
ゆっくり自分のペースで編むニットカフェ「ゆるっとニットカフェ」&「はじめてさんのためのニットレッスン」やってます。

次回のゆるっとニットカフェは、6月2日(土)開催です。

日時:6月2日(土)10:30〜
場所:神戸市 住吉・御影周辺
参加費:初回お試し1000円
2回目以降1500円
※お茶代は各自ご負担ください。
もちもの:編みたいものと道具(これから編むものでも大丈夫です)。
参加対象:基本の編み方ができる方(初心者の方には、別途レッスンがあります。1回2000円)
お申込みは、n4sisters[at]gmail.com にお名前・お電話番号をお知らせください。
折り返し、場所などの詳細をご連絡いたします。

「編み物レッスン付き 毛糸のお買い物アドバイス」と「目指せ編み物男子! マンツーマンレッスン」もあります。

詳しくは、こちらをご覧ください。

神戸モスク探訪

2019-03-30 20:20:15 | 女性の生き方
知り合いのムスリムの方にお願いして、神戸にあるモスク2か所を見学させていただきました。

仕事でムスリムの方々と会うことが多く、イスラムの習慣についてちゃんと理解したいなーと思って。

全然知らなかったのだけど、神戸市内にはいま、2カ所モスクがあるそう(兵庫県では、ほかに三木市にあるとか)。


1か所目は、言わずと知れた「神戸モスク」。戦前からある、日本でいちばん古いモスク。
このモスクは海外でも有名で、イスラム教徒の観光客にとって、人気のスポットなのだとか。

ここでは、男性は1階、女性は2階でお祈りします(海外には同じフロアでお祈りするモスクもあって、その場合は、男性が前、その後にカーテンの仕切りをして女性と子どもが座るそう)。

知り合いの男性は2階に上がれないので、どうしよう…とモタモタしていたら、日本語を話す女性が「案内しますよ」と言ってくださった!

日本育ちのボーンムスリム(生まれながらのイスラム教徒。両親ともにムスリムってことですね)の方。
わたしの職場のイスラムフレンドリー化について、簡潔に分かりやすく説明してくださって、すごくありがたかったです。

2件目は、最近できた兵庫モスクへ。
こちらでも、日本人ムスリマ(=女性のイスラム教徒)の方たちと直接お話を聞させていただきました。
お祈りのこと、食べたらダメなもの、日本で食べても大丈夫なもの…非イスラムのわたしが知りたかったことを丁寧に教えてくださいました。
ちなみに、日本のお菓子はムスリム的にNGなものが多いけど、湖池屋のポテチ(ただし塩味)、きのこの山、たけのこの里は大丈夫らしい(ただし、製造ラインが変わると突如NGになったりするので、必ずその都度、インターネットで調べてください!)。


彼女たちと話していたら、すっかり忘れていたマレーシアでのムスリムのお宅でのホームステイ体験を思い出した。
あの人たちも、どこの誰とも知らないわたしにびっくりするくらい親切であたたかだったなあ。
マレーシア旅のブログ記事はこちら

聞いてはいたし、仕事で少し実感もしていたけれど、日本には様々な文化と宗教が共存している。
いままでは、あまり理解がなくても平和に暮らしていけたのかもしれない。
だけど、多様化する価値と拡大する格差のなかで、宗教に限らず、マジョリティがマイノリティに関心をもち、理解し、リスペクトしていくということが必要だなあと実感しました。

イスラム教徒への配慮については、外出先でのお祈り場所は、わたしたちが思うのの1000倍くらい大切で、公共の場所、学校、会社などでそれがあると本当に助かるらしい。
意外に簡単な設備投資で作れるようなので(実際にわたしの職場ではほとんどお金かからずできてた)、いろんなところで前向きに進むといいなと思います。

今日、あたたかく迎えてくださったみなさま、すごくたくさんのことを気づかせ教えてくださってありがとうございました!

*****
ゆっくり自分のペースで編むニットカフェ「ゆるっとニットカフェ」&はじめてさんのための編み物レッスンやってます。

次回のゆるっとニットカフェは、4月13日(土)開催です。

日時:4月13日(土)13:00〜15:00くらいまで(出入り自由)
場所:神戸市 住吉・御影周辺
参加費:初回お試し1000円
2回目以降1500円
※お茶代は各自ご負担ください。
もちもの:編みたいものと道具(これから編むものでも大丈夫です)。
お申込みは、n4sisters[at]gmail.com にお名前・お電話番号をお知らせください。
折り返し、場所などの詳細をご連絡いたします。

「編み物レッスン付き 毛糸のお買い物アドバイス」と「目指せ編み物男子! マンツーマンレッスン」もあります。

詳しくは、こちらをご覧ください。

マラソン帰りにラッシュアワーの優先座席に座るメンタリティが分からない

2017-09-24 17:09:25 | 女性の生き方
日曜の夕方。

中距離ジョギングを楽しんだと思しき40代後半の男性2人連れ。町の中心街から郊外へ帰る電車に乗り込むなり、優先座席にお座りになりました。ベビーカー引いたママとか、お年寄りとか、立ってるんだけど、空いてたから座ったという感じ。

ないわー、と思う。
「たくさん走ってどっか痛いんか知らんが、帰りの電車で立って帰れるくらいの余力を残して走れ、バカ!」と思う(ちなみに、快速1駅、3分くらいのところで降りた)。

人のことなんてほっとけ、とは思うけど、ないわー。席が空いてるからとか、立ってる奴は立ちたいから立ってるだけなんだとか、そういうエクスキューズ以前の問題なんである。

ベビーフェイスですが、言うときは言いますねん(笑)。着用のマーラーが作れるワークショップ、モニター様募集です。

手土産に困ったら、これ!

2017-09-17 15:09:12 | 女性の生き方
それは、季節のお花。

(アンティークピンクのバラ。写真だと、ちょっと傷んでるように見える⁉︎)

スウェーデン人のお友達が神戸に来るというので、5年ぶりに会うことになりました。知日家で長期滞在中の彼女にぴってりの「日本ぽいお土産」が思い浮かばず。お菓子などは、好みがありますし、(ベジタリアンやヴィーガンなど)食事制限があるかもしれないと思って却下。

5年前にスウェーデンに行ったときに、あちらの方が家の中を快適に過ごすことを重視されていることを思い出して、お花にしました。神戸での滞在先がホテルではないので、花瓶の心配もなさそうと思って、季節の花の入った小さなブーケに。とっても喜んでくださいました。

お花は、綺麗なだけでなく、シチュエーションにあわせたアレンジがしやすいし、予算も比較的細かく設定できるというのも、メリット。特別なときだけでなく、日本人同士の手土産としても使っていきたいなと思いました。

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このブログでは、ワークショップのご案内なども更新いたします。美味しいもの巡りの記事(たとえば、こちらの明石焼き)もご好評いただいています♪ 購読登録・読者登録していただけると、とても嬉しいです。

ゴリラ博士からお手紙もろた♪

2017-09-14 16:24:17 | 女性の生き方
京大総長でゴリラ研究の第一人者・山極寿一先生の公印付きお手紙を拝受いたしましたー。わーい。

…って、「離婚の年金分割手続き」(というのがある)の完了通知なんですけれどね。

2年前に離婚した夫が婚姻期間中に京大に勤務していたので、こういうことになったようです(いま、どこでどうしているかは、知らない)。高校生のときに、チンパンジーのアイちゃんにいたく感激して、京大・霊長類研究所に入りたい!とか妄想してたなあ。まさかこんなかたちで、山極寿一先生とお名前が並ぶとは。

いやあ、それにしてもこの手続き、ホントに時間がかかりました。日本年金機構で厚生年金を一本化するなんて、まるでウソ。。あっちに電話したり、こっちから書類を取り寄せたり。

女性が離婚すると、ペナルティかのように煩雑な手続きがたくさんあります。わたしの年金分割手続きの経験も、どなたかの役に立つような気はしますが、そのあたりは、またあらためて。

はー、やれやれ。。

胸のしこりでフリーランスの健康診断を考える

2017-09-04 19:50:17 | 女性の生き方
胸のしこりが気になって、少し前に、乳がん検診に行ってきました。神戸市では40歳以上(だったかな)の偶数年齢女性を対象にクーポンを配布しているので、それを使っての受診でした。

結論からいうと良性の乳腺線維腺腫で、1年後に再検査となりました。

わたしが受けた乳がん検診は、はじめにマンモグラフィ、そこで異常があれば医師の問診となります。わたしの場合は、マンモグラフィで右の乳房に影があって、医師の問診、エコー検査となりました。入念にエコーで調べられた結果、乳腺線維腺腫の疑いありとのことで、細胞を採取して、1週間の結果待ちでした。

結果待ちのあいだは、とくにネガティブな感じになることもなく過ごしました。今回は良性の結果でしたが、まれに悪性になることがあるようなので、定期検診が欠かせないようなので、来年8月に忘れないように受診しないと。

さまざまな病気のリスクが高くなるお年頃。大学に勤務していたときは、毎年春に自動的に健診を受けていたけれど、フリーランスになるとそういうのがない。自分の身体が資本なわけだから、そのあたりもよく考えて健康管理をしないといけないなーと思ったのでした。みなさん、どうしていらっしゃるのでしょう。

"パートのおばちゃん"にほっとする

2017-08-18 13:11:16 | 女性の生き方
かさこさんのブログ「私はただの主婦だから」といって無理に起業する必要はない」を読んで、少し前から感じていたことを…。

"パートのおばちゃん"が接客してくださるとほっとする。注文の仕方が複雑なお店とか、カタカナメニューの名前が長すぎるカフェとか、スーパーで探しているものの名前がとっさに思い浮かばず「あれ、どこにありますか、あれ…」と「あれ」を連発してしまうようなときとかに。若い店員さんに若干イライラされながら対応されるより、ずっと安心感がある。

たとえばミスタードーナツで、本を読むのに集中し”すぎて”いるときに主婦パートさんがそーっと視界に入ってきて優しい笑顔で「コーヒーのおかわり、いかがですか?」と聞いてくれると、「おかーさーーーん、ありがとーーー!!!」と思う。わたしのお母さんちゃうけど(笑)。さらに、わたしには「人の飲み物や食べ物の減り具合」を気にするという能力が欠落しているので、「こんなふうに働けるなんてすごいなー」と尊敬と感動すら覚える。大げさでなく。

ここ2〜3年、少子化や景気の影響なのか、平日昼間のカフェやファストフード店に、40〜50歳代の「主婦」とおぼしき、いわゆる”パートのおばちゃん”が増えたように思うけど、パートのおばちゃんにほっとしているのは、きっとわたしだけではないはず。たとえば子連れのお母さん、高齢の方、見た目にはわからない障害のある方が安心してそこに居られるようにサポートしてくださっていると思うと、本当にありがたい。

女性の進路選択は増えた。だからいろいろ悩ましい。だけど、働いていてもいなくても「ただの主婦」って言わないでほしい。