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あみものと手仕事と旅の記録

はさん…

2009-04-20 17:21:36 | すいかのたね
ショック…

「手芸関連の老舗出版社雄鶏社が自己破産申請」
Yahooニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00000541-san-ent


ホームページをみるかぎりでは、何ともなさそうなんだけど。こういうのってどうなるの? 民事再生法とかそんなので立て直し?

手芸バカの我が家には、雄鶏社の本がたくさんあります。とくに「きっかけ本シリーズ」には、どれだけお世話になったことか。。。いい本たくさん出してたのに。。。

近頃こんなニュースは珍しくないし、わたしがもといた業界(教育関係)でも業務縮小やら店じまいの嵐が吹き荒れてますが、そんな身近な現実よりもずっとショック。もっとも、我が身を振り返ってみれば、ここ1、2年は手作り本はほとんど立ち読みだし(買う必要がないくらいすでにたくさん持っているのと、毛糸(及び刺繍糸)購入禁止令のため)、新たに何か情報を得ようと思ったらまずはネットで検索になっちゃってるし(たいていそれで解決する)、、、というかんじなので、こんな事態も不思議はないのだけど。それでも、ビースの貴公子に触発されて、手づくり時間を再開していた矢先に、これ…。さみしい、と書くと月並み。なんか、「あー、手作りにかかわってる人たちがこんなにいるんだなあ」と本をとおして得られるワクワク感がうすまりつつあるのかなあ、、、みたいな。

なんだか、まとまりがなくてすみません

じつは、さいきん手作りネタがほどんどないので、「このブログのタイトルも考え直したほうがいいかなあ…」と思っていたましたが、とりあえず次の作品ができるまで保留決定~

ビーズの世界

2009-04-17 19:16:01 | おでかけ
どきどき、わくわく、すっかりときめいてしまいました…

『田川啓二の世界-オートクチュールビーズ刺繍展-』にて。

「芸術性を追求した華麗なるオートクチュールビーズ刺繍の第一人者、田川啓二氏の作品を紹介する」エキシビション。ビーズ界の貴公子(って言われてるの!)がデザインした50点以上の作品を間近に観ることができます。
 
なんというか、ねえ、、脳みそが「ふあああ~」と喜んでるのがわかるというか、名状しがたい夢心地の世界 あえて言うなら「善玉脳内物質だだもれ状態」みたいな(下品な表現でスミマセン…

あ~、ほんと、思い出しただけでうっとり~ん

彼の繊細さと(良い意味での)幼さへの憧れようなものをうかがわせるデザインは素敵だと思っていて、出演番組は欠かさずチェック、彼のビーズ刺繍の本も(もちろん)持ってます

でも、この作品展にかんしていうと、決して好みドンぴしゃなセンスではなく、展示方法にもうひと工夫あってもいいんじゃない…などと思いながら会場を回りはじめたのもつかの間、すっかりやられてしまいました

これは、なに? 作品のもつ存在感のせい…?などとあれこれ考えることが追いつかないくらいにビシバシ刺激うけまくり(と言語化したとたんに、うそっぽくなるなあ)。

1時間以上にわたって食い入るように鑑賞して外に出たら、気分爽快。バタバタイライラさようなら。理屈抜きにしてこういうのが好きなんだわ、わたし。と自分再発見。

なにが自分のココロの栄養になるのか分かっているのに、それをあげなでいるのって自分のこと大事にしてないのとおなじ。手作りのじかん、また始めてみようかな

ゴルフ観戦

2009-04-13 14:19:50 | おでかけ
ハニカミ王子が海の向こうで夢の大舞台に挑んでいるのを見届けてから向かったのは、スタジオアリス女子オープン初日会場(花屋敷GCよかわ)。

会場入り口では分からなかったけれど、ゴルフ場ってば、予想以上に広い(断るまでもないと思いますが、わたしはゴルフはしません。ときどきテレビで観ることはあるけど。なので、ここから先に書くことは、ゴルフ関係者のみなさまには失礼なくらいにド素人な直感です)。

たとえば、第1ホールはこんなかんじ。プレーヤーからはフラッグすら見えないホールがあるなんて、テレビでは気づかなかった。

こんなに広い必要があるわけ?と思ったけれど、選手が勢いよくボールを飛ばすのを目の当たりにして納得。たしかにこれくらい広くないとプレイできないっていうか、危ないんだわ。

この大会の目玉は、藍ちゃんとさくらちゃんのいる第15組。ほかにも昨年ツアーで優勝した選手が数名参加していたようだけれど、この2人の放つオーラはただごとじゃなかったです。とくに藍ちゃんは、すごかった。

この日会場にいた観客の8割以上は、この組について回っていたんじゃないかと思います。

ひとつの山をまるまる切り開いているだけあって、緑も多い。そのぶん、だだっ広い芝生の不自然さというか無理矢理とってつけました感が際だつ、といえないこともない。そもそもゴルフ自体が極度に閉じられた空間を作り出してはじめて可能となるスポーツなんだろうと思う。

たとえば、選手がボールを打つ前には、「はい!プレイ入りまあす、止まってくださああああいっ!」という注意喚起(?)の声が入って、ギャラリーには私語はもちろん、歩くことさえ許されなくなる。実際にやったことがない者からみると滑稽なほどに“し~ん”と静寂した状態を求められるわけだけど、ゴルフファンのみなさまは真剣そのもので選手の一挙手一投足に注目している。これがいっそうの可笑しみを誘う(と同時に、ニッポンのオジサンたちのゆとりのなさをみる気がしてちょっぴり切なくなっちゃったりする)。それから、テレビなんかで冗談みたいな扱われ方をされている、“お静かに”の札。あれも本当に使われている、というか、あれなしにはゲームが進行しないしくみになってて、重要なアイテムとしての地位を占めていることに軽く驚嘆しつつ、「あの札、セクハラまがいの笑えないオヤジギャグとかに対抗するときに使える!」と思いついて、かなり興奮。「必ず買って帰ろう」と思ったのだけれど、けっきょく会場全体にみなぎる本気度に気圧されてしまって、売ってるのかどうかすら確かめられず。残念(あれば必ず買ったと思うし、マニア好きしてけっこう売れるんじゃないかと思うけど)。

と、まあ、なんだかんだとひねくれた見方をしてみても、季節が来れば花はちゃんと咲くし、木々は芽吹くし、うつくしいものはうつくしい、、、

大きなミモザの樹が満開を迎えていました。


年に数日しかないような、さわやかな晴天に恵まれた1日で、とっても気持ちがよかったです



「藍ちゃん、強いね~。こりゃこのまま優勝だね~」と会場を後にしたのに、全3日間の大会が終わってみれば、優勝は、初日に気の毒なほどパターがグダグダだった、さくらちゃん。こういう“何が起こるか分からない”的なところが魅力のひとつなんでしょうね。ゴルフ観戦そのものも期待していた以上に楽しかったけど、その場所がもつ独特の雰囲気を味わうこととか、そこから得られる“わかったようでわかっていなかったことが、すんなりわかる”みたいなことって大事だなあと思ったのでした。

自分が実際にやってみることはできない、相撲、ゴルフ、ときたこの2か月。つぎは、参加型(?)の競馬あたりに行ってみるかな~。