1/99(きゅうじゅうきゅうぶんのいち)

あみものと手仕事と旅の記録

イギリス地方都市で福祉と貧困について考える

2018-07-27 18:18:23 | UK2018

2018年7月17日〜21日までのイギリス旅行記。
前回までの記事…
「チャリス・ウェルへの行き方」
「チャリス・ウェル感想」
「グラストンベリー・トー」


パワースポット・グラストンベリーはイギリスの西端にあります。
今回、ロンドンーグラストンベリーを旅して見たのは、
囲い込み運動からの農業革命&産業革命の末の、貧困でした。


「ども、囲い込み運動の子孫です」。
イギリスは、国土を切り拓いて食糧と資産を増やしてきた。


以前に「チャリス・ウェル」の印象がいまひとつ良くなかった理由に、ヒッピー崩れと自称ヒーラーがたくさんいたため、と書きました。

とはいえ、ヒッピー風の人が多いのは、グラストンベリーの街全体にいえること。
イギリス最大のパワースポットだから、しょうがない(というか、むしろ当然)。
グラストンベリーでは、年に1度、大規模な野外フェスが開催されていて、パンクロックな人たちをも惹きつけている(毎年かなりの乱痴気騒ぎになるらしく、ブリストルの駅構内にも注意喚起の張り紙があった)。

しかし、それを差し引いたとしても、グラストンベリーの
街全体からは、何かバランスを欠いた印象を強く感じた。

グラストンベリーを貶めるつもりは毛頭ないけれど、
街の規模に対してホームレスが多く、
目抜き通りのど真ん中で、
on drugの若者たちがたむろしている。

そして、彼らが社会の周縁に置かれたのは、
世代間連鎖によるものだと、容易に想像がつく。

さらに、上記の人びとの眼の前では、
チャリティ・ショップが立ち並んび
「慈善事業」を展開している。

寄付として集まった中古品を売るチャリティショップ。NPOによって運営されている。内部の写真は撮らせてもらえなかった。


こちらは、がん患者と家族を支援するNPO。

グラストンベリーから戻ったロンドンの滞在先の地域では、
2012年のオリンピックの再開発ブームに乗れた組と
置いていかれた人たちとの格差が、
それはそれは激しかった。

ロンドン東部の町・Stratford駅前ロータリー。

まさに清濁併呑。
そして、これこそがイギリスの魅力なんだろうと思う。
だけど、大きな社会の枠のなかで、一人をどう扱うかとなれば、ただの外国人観光客として面白がって終わるわけにはいかない。

イギリスでは1990年代後半のブレア政権時代に、子どもの貧困対策を開始。
一時期は大きな成果を上げたものの、リーマンショック以来、社会保障費が削減され、今後の先行きは不透明。

子どもの貧困をはじめとする社会保障政策、社会福祉サービス分野において多くをイギリスから学んできた日本。
子ども・若年層の貧困とオリンピック。
答えが出るわけではなく、かといって「考え続けたいと思います」というには長すぎるくらい考えてきた。
このままでいいはずがないのは確かなんだよなー。


部屋にキッチンがついてたので、レンチン・カレー。むっちゃ美味い。
大英帝国のインド料理にハズレなし!(←ブラックジョークらしい)

イギリスパワースポット「グラストンベリー・トー」

2018-07-27 16:49:27 | UK2018
2018年7月17日〜21日までのイギリス旅行記。
前回までの記事…
「チャリス・ウェルへの行き方」
「チャリス・ウェル感想」

Glastonbury Torは、グラストンベリーにある小高い丘のこと。
丘のてっぺんに、St. Michael’s Tower(聖ミカエルの塔)があります。


ここが、最高によかったーーー!!!!!

14世紀頃建てられた礼拝堂。
ブリストルからグラストンベリーに向かう途中で、この塔が見えた瞬間、「ただいま」という気持ちに。なんか縁があるのかも。


この丘、ストーン・ヘンジと同時代に海から隆起してできたんだという。
そんな古さと特異な地形が、パワースポットとされるゆえんなのだろう。
アーサー王の伝説と、キリスト教徒が移り住んだ史実が交差する場所でもある。

トーまでの道のりは、グラストンベリーの街中から歩いて40分くらい。
チャリス・ウェルからだと30分くらいかかります。

グラストンベリーの街からチャリス・ウェルへ行く途中に、道を示す標識が出ています。

塔のある方向を目指し、牧草地を突っ切ってひたすら歩きます。


分岐点がいくつかあって、一瞬迷いそうになりました。
しかもずーっと上り坂。

日頃の運動不足がたたって挫けかけましたが、地元の方に「行く価値あるから!」と励まされ、辿り着いたのが、ここ。

本当に来て良かったーーーー!!!!
写真がいまひとつだけど、こんな感じで360度、ずーっと見渡せるのです。




将来への見通しをクリアにし、新しい風を取り入れる。
そんな場所でした。
また行きたい。

どなたにも、激しくおすすめします。
スピに関心のない人でも、「アーサー王って誰?」な人にも(=わたし)、想像以上に楽しめると思う。


チャリス・ウェルほど気にならなかったけど、ここにも数名の変わった人たちがいました。

変な機械を運び上げて、トレーニング(?)する人びとと、それを見つめる羊。シュール。。


「かわいいオレを撮りやがれ」を醸す猫

全然知らなかったのだけど、グラストンベリーはイギリス最大のパワースポットなんだって。
セドナに引き続き、また何かが変わるのかもしれない…。ひー(笑)。

イギリスパワースポット「チャリス・ウェル」感想

2018-07-26 17:14:18 | UK2018
2018年7月17日〜21日までのイギリス旅行記。
ロンドンからグラストンベリーまでの行き方は、こちら

日本からチャリス・ウェルまで行くのには、わりと時間とエネルギーがかかる。
今回は、そこまでして行く価値があるのかどうか、について。

結論から言うと、グラストンベリーには、チャリス・ウェル単品で行くべきではない、です。
というか、チャリス・ウェル以外の見どころのほうが、大きい。

〈チャリス・ウェル・トラスト・ガーデンズ〉
チャリス・ウェルは、自然環境・歴史建造物の保護団体「ナショナル・トラスト」が管理する公園Chalice Well Trust and Gardens内にあります。
公園リンク(英語)http://www.chalicewell.org.uk/index.cfm/glastonbury/About.Home

外国人観光客は、公園の入り口事務所で入場料を支払います(7ポンド≒1,200円くらい、もう少し高かったかも)。
開園時間内であれば出入り自由のチケットと、地図がもらえます。

公園は、かなりこじんまりしています。
奥行き1kmもないと思うけど、緑や小径をうまく配してあって、静かにお散歩するのに向いています。

公園パンフレットによると、もともと、第二次世界大戦で疲れ果てた人びとを癒やす目的として造られたとのこと。

チャリス・ウェル以外にも、泉や小川があり、それぞれの場所で思い思いに瞑想・黙想をしている人たちがいました。

鉄分豊富な水の出る泉。コップが置いてあって飲用可ですが、鉄の味がすごいので、ひと舐めでじゅうぶん(とパンフにも書いてあった)。

公園の一番奥に、チャリス・ウェルがあります。
じゃーん。

無断転載・転用ご遠慮ください。

荘厳なんだけど、ぜんぜん気取ったかんじがしない。
清々しいけど、透明とかまっさらというのでもなく、明確な意思をもったエネルギー。
いままで触れたことのない種類のものでした。
男性的なかんじがしたのも印象的。
「イエス様ってこんなかんじかー」と確かに思ったし
(聖杯とゆかりがあるという予備知識があったからか?!)。

〈チャリス・ウェル、正直どうよ?〉
チャリス・ウェルは、波動がむちゃくちゃ高いんだと思う。
時間が許す限り、ずーっと居たいという気持ちになる場所ではあるのですが、いかんせん来てる人が、あかん。。。
「ヒッピー崩れ」「自称ヒーラー」ばっかり。
すれ違うだけで、視界に入るだけで痛々しい気持ちになるやつ。
実際に、チャリス・ウェルで座っていい感じに瞑想(=自己ヒーリング)していたのですが、前に座ってた人の変な気を感じて止めてしまったのでした。。気持ち悪かったなー。

個人的には、こういう人たちに接するたび、中谷淳子さんからエネルギーを学んで良かった!!!と心から思う。
エネルギー受けやすい方は、淳子さんのヒーリングスクールへぜひ。

〈結論〉
結局、チャリス・ウェル以外はろくに見ずに、そそくさと公園を後にしました。
ロンドンから4時間もかけて行ったのに。
ヒッピーが多いのは、グラストンベリー全体がそういう街だからしょうがないんだけど。
そしてこれはこれでいろいろ考えさせられて、良かったんだけど。
でも、また行く機会があったとしても、ぜったいに宿泊しないと思う。

あくまでも、わたしの好みの問題。
エネルギー的に合うか合わないか、気になるか気にならないか、の問題。
気になる方は、ぜひご自分で確かめてみてください。
それにしても、セドナへ行ったときも思ったけど、パワースポットの価値・オススメ判断ってむずかしい。

そんなわけで、次回は、グラストンベリー最大の見どころ、グラストンベリー・トーについてです!

イギリスパワースポット「チャリス・ウェル」への行き方

2018-07-26 10:46:44 | UK2018
I visited Chalice Well for the first time on 18th July, 2018. Here is a note of the trip in Japanese.

先週(2018年7月18日)、イギリスのパワースポットのひとつ、チャリス・ウェルまで一人旅しました。
日本でも一部で人気のある場所ですが、情報が若干古かったりするので、行き方を記録しておきます。自分が忘れないようにするため、日本語の解説でいちばん親切(くどい?)と自負しております。

〈Chalice Wellとは?〉
こんなん↓(今回撮った写真。無断転載・転用厳禁)

見た目はちょっとオシャレな井戸。

チャリスはキリストの聖杯、ウェルは井戸の意。キリストのパワーが宿るとされているそうな(ざっくり説明ですみません。詳しくは、ググってください)。
世界のヒーラー、スピリチュアル関係者の憧れの場所らしい。
以前、わたしのヒーラーのお友達が話していたのを思い出して、今回のイギリス滞在中に、日帰りで行ってみました。

〈どこにある?〉
ロンドンから電車とバスを乗り継いで4時間くらいの、Glastonbury(グラストンベリー)という街中の「Chalice Well and Trust Gardens」という公園の中にあります。

〈ロンドンからの行き方〉
バスだけで行く方法もありますが、以下ではわたしが行った行程を説明します。

(1)ロンドンからブリストルまで
まず、ロンドンの地下鉄Paddington駅からGreat Western Railwayという鉄道に乗り換え、Bristol Temple Meads駅(ブリストル・テンプル・ミーズ)まで行きます。
イギリスの電車は発着時間によって料金が変わります。
わたしは料金のいちばん高い時間帯の発着にしてしまったので、往復150ポンド(日本円で22,000円くらい…汗)でした。
オススメは、7時台の電車に乗ること。そうすればピーク時の半分くらいの料金で行けるし、現地滞在時間も長くなる。グラストンベリーにはチャリス・ウェル以外にも見どころがあるので、ゆっくり回れます。
事前に日本で切符を購入すると、さらに割引率が高くなるようです。

(2)ブリストルからグラストンベリー・タウンホールまで
Bristol Temple Meads駅に着いたら、376番のバスに乗り換えます。

バスターミナルのある出口(不安な場合は、改札出るときに「Bus Terminal?」と言って確認すればOK)から出ると、バスやタクシーが並んでいるロータリーに出ます(Jの字を書くかんじに並んでます)。

駅を背にして立った右手側に下り坂の長い道があるので、大通りまで2分くらい歩きます。
坂道の途中で振り返って、↓と同じ風景が見えたら正解。


大通りに出て左手を見ると、透明のガラス屋根のついた簡易ベンチのあるバス乗り場が見えますので、そちらへ渡ります。

そのバス停から376番のバスに乗って、Glastonbury Town Hallというところまで行きます(時刻表あり。約30分に1本間隔で運行)。

バスの切符は、乗車時に運転手から直接買います(現金OKですが、チップ付きのクレジットカードが便利でオススメ)。

↓こんな切符。当日有効の「リターン(=往復)」だと、割引ありで7.5ポンド。

2階建てバスの2階からの眺めは最高!ただしローカルの、メンタルヘルス的にしんどそうな人(おそらく貧困が深く絡んでいる)がちょいちょい乗って来てバス内に緊張が走るので、その点は気をつけて。乗客が少ない場合は無理せず1階席に座りましょう。

※目的地のGlastonbury Town Hall は最終駅ではないので、要注意。
だいたいのバスは車内に電光掲示板があるので、出発して1時間を過ぎたころから気をつけておくといいかなーと思います。
唐突にヒッピー臭い街が現れたと思ったら、そこがGlastonburyです。

※バス会社のリンク
https://bustimes.org/services/376-bristol-pensford-wells-glastonbury-street
↑のリンク先の「shaw all stops」にチェックを入れるとすべてのバス停が表示されます。
わたしは、これがめちゃくちゃ助かった!バス内の電光掲示板と確認できて、安心。
ちなみに、Wellで始まるバス停名はチャリス・ウェルのwellとは無関係です。あくまでもWellの先にあるGlastonburyを目指してください。

※バスは、運転手の交代のため、途中で5分ほど停車します(そのために、「運転手に着いたら教えてもらう」作戦は使えません。わたしも頼んでみたけど、ダメでした)。

(3)グラストンベリー・タウンホールからチャリス・ウェルまで
Glastonbury Town Hall から歩いて20分くらいで「チャリス・ウェル」に到着。

グラストンベリーの街中にはタクシーはありません(Uberもないと思われます)。

(4)帰り方
来たときに降りたGlastonbury Town Hallのバス停がむちゃくちゃわかりづらいので、Glastonbury Abby(グラストンベリー修道院)の向かいのバス停から乗ると良いです。ブリストルで乗ったのと同じようなバス停がありますし、待っている人もいる。同じ376番のバスに乗ってBristol Temple Meadsまで帰ります(これまた最終駅ではないので、乗り過ごさないように注意)。

〈旅のハードル度〉
この旅の難関はバス時間。公式ページでは1時間20分程度とあるんだけど、わたしが行った日は工事渋滞があって、2時間以上かかりました。
降りる場所もいまひとつ分かりにくい(わたしは、降りる少し前に地元のおじいちゃんに話しかけられて乗り過ごしてしまい、30分以上歩いて戻るという痛恨のミス…)。
ブリストルからのバスは完全なるローカル路線。田舎の1本道をたらたら行くので、日本の都市部みたいな正確さは期待できません。
でも、イギリスの牧草地や可愛らしい民家がずーっと広がっていて、ぜんぜん飽きません。


延々と続く牧草地。「囲い込み運動」て、世界史て習ったなあ。。

バス好きな方には、オススメ(まあ、バス旅行だけなら、他にももっと良いところがありそうですが…)。

〈まとめ〉
結論としては、外国に慣れている人なら一人でもあまりハードル高くないと思う。そうでなくても、ちゃんと下調べしておけば、女性2人組くらいでなんとかなるのではないかと思います。

しかし、そこまでして行く場所なのかどうかは、また別の問題。というか、かなり疑問。。
詳しくは次の記事で〜〜。

Increased IP on my blog and its reasons

2018-07-25 19:54:28 | 書くこと
On the day after I updated my blog for the first time in four months, I got 92 IP. This is nearly twice as many as the day before.

This blog had been viewed by around 50 IPs even when I DID NOT update any articles. I have learned those who google how to make corsage and eye pillows, and visit here. Second largest group who browse this blog is the people looking for nice restaurants in my area. Those two categories are the magnets of this blog and they are the ones I never imagined it would be helpful for someone I don't know.

Anyway, I am delighted and grateful even with it. Thanks for the readers and I would really appreciate it if you leave any comments.


Pembroke College, Cambridge, from where Tom Hiddlestone graduated and the most beautiful college I have ever visited :) taken on 25/07/ 2018 by me.

翻トレ「南ア・死者が生き返る⁈」

2018-07-11 14:08:14 | 翻訳の仕事
なぜか改行ができません、読みづらくてごめんなさい(>_<) 日本語訳→英作文&英文要約の順番で書いています。 BBC 「Global News Podcast」を聴き取って和訳したり英語要約したりという個人的趣味の記事です 出典リンク:https://www.google.co.jp/amp/s/www.bbc.co.uk/news/amp/world-africa-44681264 https://www.google.co.jp/amp/s/www.bbc.co.uk/news/amp/world-africa-44681264 参考リンク:https://www.timeslive.co.za/news/south-africa/2018-07-02-getting-it-dead-wrong-gauteng-woman-found-alive-in-morgue-fridge/ 注:一定の時間内に訳す、という練習も兼ねているため、厳密性に欠けます。すっ飛ばしたり適当にまとめてる部分もあります。引用ご遠慮ください。 数日前にBBCポッドキャストで聴いたニュース。ポッドキャストの音声を探せなかったので、関係記事を2本読んでみた。 「なんだって?!」という事件ではあるけど、同時に、日本でも土葬していたころは、棺の中の遺体が甦ったりしていたという話を思い出した。生死を判断する技術が発達していたかったために、そうした事例がときどき起きていたのだ。だから、いまは法律で、亡くなってから24時間は火葬してはいけないことになっている。 そんなわけで、以下要約。 南アフリカの女性が、パラメディックに死亡を診断された後、運ばれた遺体安置所で生きているのが発見された。彼女は、交通事故のため遺体安置所に運び込まれた。安置所の職員が息をしているのを見つけたという。女性の名前は公表されていない。 この件に関する調査は現在進行中である。女性の家族は、非常にショックを受けており、警察、パラメディック、遺体安置所当局からの回答を求めると匿名でコメントした。家族はまた、この件について関係当局からの回答がない限り何も話さないと述べた。 救急搬送会社「ディストレス・アラート」が今回の女性の死亡を判定したが、ディストレス・アラート社は過失はなかったとしている。 驚くべきことに、南アフリカで「死者」が甦ったのは今回が初めてではない。7年前にも、死亡宣告された翌日に遺体安置所で意識を取り戻した男性がいた。この男性は、生きているのが発見されから5時間後に亡くなった。 スペインでも、今年1月に、死亡した囚人が検視の前に意識を取り戻している。 I learned this news on BBC’s podcast a few days ago. I read a couple of articles of this issue because now I can not identify the audio source. It was like “What?!” incident, but it also reminded me of anecdotes someone woke up in one’s coffin backing in the time they buried the remains in the ground in Japan. These cases happened he skills to determine life and death was insufficient. This is the reason why we are required to leave the body at least 24 hours before by the law. Any way, here is a summary of the SUMMERY A women in South Africa found alive at a morgue after she was declared by paramedics. She was brought to a mortuary as a result of a road accident. A worker of the facility found she was breathing. Her name is unveiled. An investigation is underway. Her family member anonymously commented that they are in shock and need to know answers from the police, paramedics and mortuary officials. He also said they are not going to talk about this incident as long as they do not have answers from those involved authorities. An ambulance company, Destress Alert, declared her death announced that there was no breach of a duty care. Surprisingly this is not the first case that a “Dead” one is alive in South Africa. Seven years ago, a man woke up in a morgue on the day after he was declared his death. He died five hours after he was discovered alive. In January of this year a dead inmate in a jail woke up before the autopsy. Vocabulary morgue/mortuary 遺体安置所 forensic 法医学の following: as a result of 感想・メモ:英語があいまいだと、日本語でもあいまいになる。当たり前といえば当たり前だけど、(できあがった訳文を読むだけの人には)あまり知られていない翻訳の基礎を実感した。

翻トレ「クモはどうやって空を飛ぶのか」

2018-07-09 19:08:30 | 翻訳の仕事
今回は「知らないことを知るのは面白い!」シリーズ。

クモが空を飛ぶのは、風に依存してるんじゃなくて、電界に反応してるからなんだと。
最新の研究で、ダーウィンも夢中になったクモの生態が、ようやく明らかになってきた、というお話。

BBC 「Global News Podcast」を聴き取って和訳したり英語要約したりという個人的趣味の記事です
出典リンク:https://itunes.apple.com/jp/podcast/global-news-podcast/id135067274?mt=2&i=1000415341640
2018年7月7日付(10:00-13:00)
参考リンク:https://cosmosmagazine.com/biology/spiders-fly-using-electricity-not-wind
注:一定の時間内に訳す、という練習も兼ねているため、厳密性に欠けます。すっ飛ばしたり適当にまとめてる部分もあります。引用ご遠慮ください。


今日は、英語で要約してみました。

SUMMARY
How do spiders fly?

It is known that spiders move fast and they fly. But the mechanism how they become airborne was unclear. Researchers in University of Bristol revealed it in their latest study.

According to Dr. Morley, spiders fly by spreading their silk called “ballooning.” They go 4 km up in the sky and travel huge distances like 1600 km. Flying spiders are often found on the ship in the ocean. Even Charles Darwin found the
spiders on his journey on the Beagle and mentioned the phenomenon for several times.

Although the said researchers are not sure if spiders read wind to fly and determine where to go, but in this study they found that ballooning involves electric fields much.

Young spiders are more likely to fly and the researchers estimate that young ones get away from unfit environment that provides less food, in which there is a potential to be eaten by other spiders.


浮遊するためにつま先立ちをしながら糸を出す赤ちゃんクモ。木など高いところに糸をひっつけて、そこをプラットホームに浮遊する。

〈英語要約の和訳〉
クモはどうやって空を飛ぶのか

クモは動きが早いだけでなく、空中を飛ぶことも知られている。しかし、クモが浮遊するメカニズムは不明だった。ブリストル大学の研究者らが、最新の研究で、そのメカニズムについて明らかにした。

モーリー博士(生物物理学)によると、クモは「バルーニング」と呼ばれる、糸を広げる方法で飛ぶ。上空4km、16,000kmもの距離を飛行するのだ。そうして、海洋上の船の上に降りる。空を飛ぶクモは、洋上でもよく見かけられている。実際に、チャールズ・ダーウィンもビーグル号でクモを数度見かけ、それについての記録を残している。

今回の研究者らは、クモが飛んだり行き先を決めるために風を読んでいるのかは不明なものの、バルーニングには電界が大きく関係していることを明らかにした。

バルーニングで飛ぶのは若いクモが多いのだが、これは、食べ物が少なく共食いが起きるおそれのある環境などから逃げるためにであると推察されている。

〈以下、日本語のみ〉
クモは非常に小さいので、どこからどこへ行くのか追跡すること自体が難しい。しかし、今回、クモの電界への反応がわかったことで、同じように身体から糸を出すイモムシの類などの生態の解明が進むだろう。また、こうした虫の生態系への影響、環境の回復力(ecological resilience)の機序についての研究への寄与も期待される。

airborne 浮遊する、空中を行く
feat 功績、業績

翻訳、以上。
源音声:3分
所要時間:1時間10分
感想:いやー、面白かった!electric field(電界)の概念がよくわからなくて、そのあたりの説明の要約が抜けてしまっているけど、でもこういう科学ものって好きだなー。「ballooning」で検索したら、ちょうど同じ研究を扱った記事が出てきたので、そちらも参考にしながらまとめてみた。

翻トレ「タイの洞窟救助活動で死者1名」

2018-07-07 19:51:15 | 翻訳の仕事
翻トレ=翻訳トレーニング(仮)第1弾。
なんでこんなことをしているのかについては、こちら

BBC 「Global News Podcast」を聴き取って訳すという個人的趣味の記事です
出典リンク:https://itunes.apple.com/jp/podcast/global-news-podcast/id135067274?mt=2&i=1000415341640
2018年7月7日付(5:45-9:11)
注:一定の時間内に訳す、という練習も兼ねているため、厳密性に欠けます。すっ飛ばしたり適当にまとめてる部分もあります。引用ご遠慮ください。


タイの北部の洞窟でサッカー少年12名とコーチ1名の救助にあたっていた元タイ海兵隊員のダイバーが死亡しました。サマングマン隊員が意識を失ったのです。洞窟に閉じ込められた少年たちに酸素タンクを支給し、5時間かけて帰ってくる途中で、何が起きたのか。その詳細について、タイのレアアブロ指揮官は次のように話しました。


source: https://www.bbc.com/news/world-asia-44748924

「洞窟内部は非常に厳しい環境である。酸素タンクの配給の復路で、サマングマン隊員は意識を失った。彼のバディが救命手当を行ったが、応答がなかった。サマングマン隊員を洞窟の第3房に運んでさらに救命処置をしたが、意識を失ったままだったため、病院に運んだ。今回のことで混乱に陥ったりはしない。我々はこの使命を続けるし、我々の友の犠牲が無駄になることはない」

BBCのダン・ジョンソンが洞窟の入り口からお伝えします。

「非常に残念です。人びとは打ちのめされています。子どもたちが見つかって以来、この救助活動には前向きな気持ちと希望が満ちていましたが、それがサマングマン隊員死亡のニュースで一夜にして吹き飛んでしまいました。
 サマングマン隊員は38歳、バンコク国際空港で警備として働いていましたが、ボランティアとして自分の専門性を提供しにここへ戻って、救助チームの一員として活動していました。
 彼は、昨夜、子どもたちのために酸素ボンベを置きに行って、その潜水パートナーと帰って来る途中で亡くなりました。(洞窟内部からの)帰り道は少なくとも5時間かかると言われており、ゴロゴロと転がった岩をよじ登ったりしながら潜水する部分が含まれています。道なき道でした。サマングマン隊員は、入り口に非常に近いところで意識を失ったということがわかっています。病院に搬送されたものの、助かりませんでした。
 閉じ込められたままの少年たちの家族への影響がフォーカスされていましたが、今日は、みな、彼に思いを馳せ、彼の払った犠牲と彼の家族への影響を考えています。少年たちは洞窟の真っ暗な奥深くで13 日目を迎えるわけですが。
 多くの活動が進行中です。さまざまなチームが出入りし、ヘリコプターも飛んでいます。ここではコミュニケーションが阻害されているため、信頼できるコミュニケーションの構築をしようとしています。酸素タンク、食べ物、水などが常に供給されてきています。非常に大きな作戦です。
 さらに、閉じ込められた少年たちを救出するというミッションを完遂するために、どの選択肢が望ましいのかについても、はっきりしていません。水が引くまで待つのか。これは、子どもたちを、これからの数日間の雨で洞窟内の水位が上がるというリスクにさらすことになる。あるいは、子どもたちが自力で帰って来られるように泳ぎや潜水を教えるのか。今回のダイバーの死亡をみても、それはそれで危険なわけです。潜水を教えるというのは、通常はプール内で行うわけですが、それでも難しいわけで、非常に入り組んだ洞窟内部で(潜水の練習を)始めるなんて、いままでだれもやったことがないのです。非常に難しい課題です。参加しているチーム間でさえも、対立する考えがあって、議論されているところです。1つはデンマークからのチームで、彼らはベストオプションは、少年らに潜水を教えることだと言っていて、覚えられるとも言っています」

ダン・ジョンソンでした。

翻訳、以上。
源音声:3分26秒
所要時間:1時間40分
感想:たいぶ時間がかかってしまった。しかも、むちゃんこへんてこな日本語(同時通訳みたいだ)。時間がかかったのは、聞き取れないところがあったせいもあるけど、それよりも、主語がどんどん流れていくので、日本語の形にするのがたいへんだった。話し言葉を書き起こすというのは、英語でも難しいものなんだなー。
追記:亡くなった隊員の肩書きがPetty Officerで、これは「下士官」の意。

BBCでAIに負けるなプロジェクト?!

2018-07-07 19:42:49 | 翻訳の仕事
ここ半年ほど、わりに真面目に英語の勉強をしていたのだけど、いまいち身についた感じがしない。
インプット(読む+聴く)ばかりで、アウトプット(話す+書く)の機会が少ないからではないかと考えた。
インプットだけだと、覚えたつもりの単語がなかなか定着しないんよねー。

話すというアウトプットを強化したくても難しい(オンライン英会話の回数を増やすくらい)。
書く練習は、もっとできるはずだし、すべきだけど、めんどくさい(こら)ので、英語→日本語の翻訳という形でアウトプットすることにしました。

参考にするのは、BBCのポッドキャスト(毎日聴いてる)。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/global-news-podcast/id135067274?mt=2


ほんでもって、アウトプット第一弾は、こちら

いままで、趣味も含めていろいろやったけど、いちばん好きなこと(のひとつ)は、英→日の翻訳なのだ。
たんにヨコのものをタテにする、以上の知的なゲーム。
そのうちAIに取って代わられる分野なんだろうけど、このプロセスの楽しさ、機械にわかってたまるか!(笑)

そんなわけで、どうしたら無理なく、かつ効果的な学習法として続けられるのか、しばらく試行錯誤してみようと思います。

ちなみに、BBCの国際ニュースは、「世界は広い!面白い!」と思わせる編集になっている。
毎日聞いていると「オレの悩みなんて小さい、気にするな!」という気持ちになるし、「この歳になっても知らないことってたくさんあるんだなあ」と謙虚な気持ちにもなれるところが気に入っている。
インド、アフリカなど、いろんな訛りの英語に触れられるのも魅力。
あとは、イギリス英語に慣れると、アメリカ英語の下品な喋りにはもう戻れないーという気持ちにもなります。
自分の発音もブリティッシュにしたいわー。