よいお年を！

今年もあと数時間で終わりです。
今年は身の周りでいろいろなことがあって、あっというまに過ぎていきました。
でも、こうして家族みんな元気で新しい年を迎えることができそうで、感謝しています。

さて、今年の最後を飾る作品はこちら。夏糸で編んだ帽子です。
なぜ、この時期に夏糸？ …それは、年が明けたら南国の（第二の）故郷に里帰りするからです～　1年半ぶりの”帰省”です。あー、うれしい

ＮＨＫ紅白歌合戦の”携帯審査員”に任命されたので、いまから見ます。
白組m-flo和田アキコ、見てください！！

このブログを見てくださって、ありがとうございます。
どうぞよいお年をお迎えください。

　*デザイン：オリジナル／作成：2005.12.30.

忘年会

学生時代の仲間と忘年会をして楽しみました。
久しぶりに会う友達との会話は、たいてい「今、何してるの？」です。

わたしは、今の仕事（？趣味、かな）を説明するのがなかなか難しいので、手づくり品を身につけたり、携帯したりして「コレ、コレ、コレみたいなのを作っています」と自分の作品のモデル（？）になってみました。みんな物分りがよく、しかもすごく興味を示してくれたりして、嬉しかったです。

このバッグを持って行きました。毛糸のモチーフは取り外し可能で、裏布の赤と色あわせ。来年の”キモノ・デビュー”を意識して、裏布を和柄にしてみました。

みんな、楽しい夜をありがとう～

　*デザイン：オリジナル／作成：20005.12.下旬

しごとおさめ

今日は仕事納め、でした。年内の出勤（？と言えるのか）は今日で終わり、お店もあと２日間でお正月休みに入ります。

今朝出勤したら、１週間ほど前に納品した帽子とマフラーのセットが売れた、とオーナーから言われました。な、なんと”買ってくださる方がいたらいいな”と思っていた作品はすべて完売！ありがとうございました～！！

小物類やオーダー承り用でディスプレイしているもののいくつかは来年に持ち越しになりそうですが、わたしの作品を気に留めてくださる方がこんなにたくさんいらっしゃるとは夢にも思いませんでした～。感無量、とはこういうことを言うのでしょうか。

そして今日は、わたしが作った毛糸のモチーフをお買い上げいただいた方とお話することができました。ショップでお客様と接することの大切さを感じた日でもありました。

ここ数年でわたしの生活は大きく変わりましたが、とりあえず結果オーライ。なるべくして、いまのわたしがあるのでしょう、と素直に思う今日この頃です。

写真は３年以上前に、初めて人に贈ったレッグウォーマーと２年前の二人展で並べたニット帽です。数年経ったいまも、大切に使ってくださる方がいるということも、また、感謝感謝なことです。

今年も残すところあとわずか。来年はどんなことが待っているのでしょうね。

毎日がクリスマス

Keeping Christmas　　　　
　　　　　　　Henry Van Dyke

There is a better thing than the observance of Christmas day, and
that is, keeping Christmas.

Are you willing...
to forget what you have done for other people, and to remember what other people have done for you;

to ignore what the world owes you, and to think what you owe the world;

to put your rights in the background, and your duties in the middle distance, and your chances to do a little more than your duty in the foreground;

to see that men and women are just as real as you are, and try to look behind their faces to their hearts, hungry for joy;

to own up to the fact that probably the only good reason for your existence is not what you are going to get out of life, but what you are going to give to life;

to close your book of complaints against the management of the universe, and look around you for a place where you can sow a few seeds of happiness.

Are you willing to do these things even for a day? Then you can keep Christmas.

Are you willing...

to stoop down and consider the needs and desires of little children;

to remember the weakness and loneliness of people growing old;

to stop asking how much your friends love you, and ask yourself whether you love them enough;

to bear in mind the things that other people have to bear in their hearts;

to try to understand what those who live in the same home with you really want, without waiting for them to tell you;

to trim your lamp so that it will give more light and less smoke, and to carry it in front so that your shadow will fall behind you;

to make a grave for your ugly thoughts, and a garden for your kindly feelings, with the gate open—

Are you willing to do these things, even for a day? Then you can keep Christmas.

Are you willing...
to believe that love is the strongest thing in the world—
stronger than hate, stronger than evil, stronger than death—
and that the blessed life which began in Bethlehem nineteen hundred years ago is the image and brightness of the Eternal Love?

Then you can keep Christmas.
And if you can keep it for a day, why not always?
But you can never keep it alone.

エンドレス?!

毛糸の品質や値段はピンキリで、１玉あたり100円から「これでセーターどころかマフラーさえ、絶対編めない…」という超高級品まで、いろいろです。

買い置きしてあったこの糸を使おうと、袋から出してラベルを見ると”ENDLESS”の表示が…え？確かに特価でも高かったけど、それは終わりのない魔法の糸だからってこと?!　

…それとも、履くと踊りが止められなくなっちゃう魔術のかかった靴のように、編み始めたら最後、二度と編み棒を置くことができない恐怖の糸なの?! きゃ～

なあんて、いろいろ想像（妄想？）しながら作品のイメージを膨らませるのも、手づくりの楽しさです（わたしだけ？）。

let it snow

いやー、今日はわたしの住む地域でもすごい雪でした。山手に住んでるひとは、下まで降りてこられなかったくらいみたいです。12月にこんなに降ったのは何年ぶりでしょうか…。

ということで、雪模様のベストとお揃いの帽子の登場。ベストの中央に雪の結晶っぽい模様を配してみました（スーパーの洋服売り場でみかけたものを参考）。で、帽子には雪（…には見えない？）をイメージしたモチーフを、例のパンチャーでトントンしてみました。

手づくりの品は単品だけでもいいけど、こうしてお揃いで着ているとなぜだか気持ちがルンルンするし、周囲の注目度も俄然アップします　”見て見て～”っていうつもりはないけど、「手づくりですか、しかもお揃いですね」って言われると、やっぱり嬉しいです

　*作成：2005.11月下旬

パンチャーの威力

先日紹介したアップリケパンチャーを使って、帽子とマフラーをデコレートしてみました。

スラブヤーンという、わざと糸の太さをランダムに変化させてある毛糸で、こころの赴くままに、”トントントン”とやっていくと、ちゃんとつきました！　しかもパンチャーで加工した部分は、はさみでカットしてもほつれてこないようになっているのです、すごい！　マフラーの先端が曲線になっているのは、この性質を生かしたためです。いやー、ほんとにいろいろ考えるひとがいるものですね。

　*デザイン：オリジナル／作成：2005.12月中旬

季節労働者

２回目の出勤日にオーナーから「あなたの帽子、全部売れたわよ」と言われました。えーっ!!もうびっくりするやら、嬉しいやらで、舞い上がってしまいました　この１年ほど夢見ていた”わたしを知らない誰かのお気に入りになる”っていうことが、実現したような気がして、胸いっぱい

そして店番をしていたら、お客様が「（あなたは）どんなのを作ってるんですか」と聞いてくださいました。今のシーズンはニット帽子が専門のはず。しかし、”コレです”と言える商品がありません…で、現在急ピッチで作成中。

冬はニット作家（のタマゴ）って、ある意味”季節労働者”ではないか、と思ってこのタイトルです（差別用語じゃないですよね？）。そして、気づいたのは、実は手仕事は肉体労働でもあるのです。３日ほど朝から晩まで編んでいたら、リンパ腺が腫れて来て、ちょっとつらいです。あんまり無理して続けられなくなったら元も子もないので、ほどほどに…と思ってはいるのですが、アイディアが次々と浮かんでついつい手を動かしてしまいます。

　*デザイン：オリジナル／作成：2005.12月16～18日

あなどっていました

クロバーの「アップリケーパンチャー」、侮っていました…。少なくとも３年くらい前から、この売り場に行くと宣伝ビデオが繰り返し流されていて、「う、うるさい…」などと思っていました。

どういう代物かというと、ウール素材同士を”不思議な針（クロバー広告）”でもってトントンすると、あら不思議！ノリも糸も使わないのにしっかりくっつくのです～。ウールの細い繊維が絡み合って、そうなるというわけらしいのです。
でも写真や見本が少しキュート過ぎて、「すいかには要らないねー」と思っていたのです。
が！先日、ある毛糸屋さんで、すごく大人で素敵なマフラーを見かけて店員に作り方を尋ねると「アップリケパンチャーで作ってます」というではありませんか。ショーゲキ　

即買いしました。。。これが簡単で楽しいのです。で、いまちょっとmyブーム　試しに作ってみたのがフエルトと毛糸のブローチです。先日、店に出したプチマフラーの留め具として使っていただこうかと思っています。

　*デザイン：オリジナル／作成：2005.12月初旬

ハツシゴト

今月から、例の手づくりセレクトショップで働かせてもらうことになりました。先日、初出勤。初日早々、はちゃめちゃなこともありましたが、楽しく働けそうな予感でわくわくしています

写真は、働くことが決まってから初めて受けた、買取のお仕事。黒とグレーのベレー帽です。ちょうどぴったりな色合いの毛糸があったので、お揃い感覚でコサージュを作ってみました。帽子はオーダーしてくださった方がお買い上げくださり、コサージュも別の方のお目に留まって、もらわれていったそうです。うれしいですね～
　
　*デザイン：オリジナル／作成：2005.11月

子どものマフラー

日本編物文化協会というところが主になって、寒冷地の戦争孤児やストリートチルドレンに手編み作品を贈る、という活動を行っています。

今回、初めて参加してみました。”モノ”を贈る、という援助の仕方には否定的な意見もあったりして、単純に結論が出せることではありません。でも、それぞれできるひとができることをするのは、何もしないよりいいんじゃないかと思うようになったこの頃です。何より寒いのが苦手なすいかとしては、他人事じゃないです（ほんとはもっと深刻だと思いますが、こういう単純なことがきっかけでもいいと思います）。
わたしがこの活動に参加することを知った先輩から毛糸の寄付とカンパまで頂戴して（myuさんありがとうございました）、なんとか子ども用のマフラー４本を昨日送り出すことができました。

詳しくはwww.tezukuritown.com/の「あみもの」のページでわかります。今期の募集は今週末で締め切りですが、毎年２回ボランティアを募っているようです。

　*作成：2005.10月～12月／デザイン：オリジナル

クリスマス・オーナメント

クリスマスに作ったオーナメントその３、です。窓辺や壁に飾ったらどうかな～と思って作ってみました。飾りそのものは、甥っ子へのクリスマスツリー作成中に勢いで作ったので、それなりに楽しかったのですが、大変だったのは飾りを通す紐作りでした。写真では見にくいですが、ピンクと生成りの麻紐を三つ編みにしてあります。これがひとりではできず、二人がかりで30分くらいかかってしまいました

実は、小さなかわいい小物を扱っている雑貨屋さんに委託というかたちで置かせていただいているのですが、さてクリスマスまでに誰かのお目にかなうでしょうか…ちょっと楽しみです