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あみものと手仕事と旅の記録

知っていますか?海外の日本人高齢者問題

2018-01-12 16:55:07 | タイのこと
1月19日(金)マインドフルネスジュエリー・ワークショップお申込み受付中!
詳しくは、こちらをご覧ください


2000年代前後から、東南アジアなど外国で暮らす高齢者が増加しています。
背景には、日本の少子高齢化(子どもがいない、または少ない高齢者の増加)、アジア諸国の経済的発展、生活水準の向上などがあります。


市場の花屋さんで。温厚な国民性や親日派の多いことも、海外移住のポイントのひとつ。

タイにも、そうした日本人高齢者が多く暮らしています。
とくに北部のチェンマイは、バンコクに比べて気候がよく、都会のわりにのんびりしているところが好まれています。
日本人高齢者の方々は、もともとは、南国でのセカンドライフを夢見て、50代〜60代で移住してきたという方が多いです。

そこで近年、問題になっているのが、そうした人々の介護や終末期ケア。
病気や高齢のために介護や特別な医療が必要となっても、タイでは、日本のような公的介護保険サービスは使えません。
市内には、日本人が多く入居するコンドミニアム(マンション)が点在しますが、その入居者も高齢化しており、「老人ホーム」のようになっている、とも聞きました。

そこでは、住民同士が老々介護をしているのだとか。
通訳サービスのある外国人向けの病院は、どこも医療費が高いので、十分なケアを受けられない人もいるようです。
加えて、最近は、タイの物価高騰を受けて、経済的に困窮する人も出てきているとのこと。

北タイ名物のソーセージ。
こうしたローカルフードも少しずつ値上がりしています。


また、寂しさにつけ込んで近づいて来たタイ人に騙されたり脅されたりして、全財産をもっていかれる、ということもあるのだとか。

日本に帰国すればよいように思いますが、移住時に自宅を処分していたり、身元を引き受けてくれる家族がいなかったり(家族がいても、拒否される場合もある)して、孤独のうちに亡くなるケースも少なくなくないようです。

今回、日本人・タイ人の方々がボランティアで、こうした問題に取り組んでおられることを知りました。
お話を聞いた方によると、年々深刻化しているとのことですが、実態の把握がむずかしく、公的な資金も投入されないため、ボランティアの方々にかなりの負担がかかっています。

実は、わたし、この問題について、10年以上前にタイ人の友人から「日本人は、タイを姥捨山だと思っている」と苦言を呈されたことがあります。
タイは、子どもが親の面倒をみるのが当たり前の国。
高齢者をひとり暮らしさせて、放置する日本人・日本社会は、彼らの行動規範から外れているのです。

国の後押しもあって始まった「海外移住ブーム」。
「好きで移住したのだから、自己責任」だけでは片付けられない国家間の問題であるように思います。

どこでどのように亡くなるか、どのように死にたいか。それは、どのように生きるかという問題でもある。

そうした意味で、海外の日本人高齢者問題は、日本人・日本国内の課題でもあるのです。

これ、研究テーマとしてとても面白いと思うんだけど。
関係者の方々、共同で調査研究しませんか〜?

日本人と友達になりたい理由、いま昔

2018-01-10 19:45:58 | タイのこと
1月19日(金)マインドフルネスジュエリー・ワークショップお申込み受付中!
詳しくは、こちらをご覧ください


昨年末、タイを旅行しました。

タイ北部チェンマイ郊外のお寺「ワット・バーン・デーン」
めっちゃいい気が流れてて、オススメ


今回、タイ人の新しい知人・お友達ができて、気づいたことがあります。

それは、「日本人と友達になりたい理由」が、この20年間で変わった、ということ。

1990年代半ばに私がタイに住んでいたときは、日本人と友達になりたい理由は、だいたい次のような感じでした

・日本人の友達がいるのは、ただ単にカッコいい!
・日本語を習えば、良い仕事につけるかも!
・日本で働きたい(いわゆる「出稼ぎ」)、とにかくコネクションがほしい!
・旅行したいので、身元引受け人になってほしい(ただし、旅費は一切貯めてない…笑)

それが20年後のいまは、

・日本へ旅行するときに、案内してほしい
・留学も視野に入れて日本語を習っている

以上。
なんというか、とてもドライ。
20年前に強くあった、「日本人の友達がいること=ステイタス」はほとんどないように感じました。

「ここで会ったが100年目、何がなんでも友達になっておかないと!」みたいなハングリーさもなくなった。
これには、スマホ、インターネット、SNSの普及も影響しているのでしょう。なんというのか、いつでも連絡取れるよね、という気安さ。
世界的にみられる傾向なのかもしれません、

その昔、「日本人です」と言うだけで「すごい!」と言われるのが、わたしはすごくイヤだった。
でも、言われなくなったらなったで、「さみしいもんだな…」と思ったり。
人間って、ホント勝手やなー(苦笑)。

タイ料理ランチ会でした!

2017-11-16 17:16:35 | タイのこと
芦屋の高級タイ料理店バーンタイASHIYAさんで、ランチ会させていただきました。

バジルと鳥挽肉の炒め物。
見た目から美味しそう!


タイ語のプチレッスン付き。
講師は…私です!
タイに2度留学するくらいのタイ好きなんです。

今日は、タイ料理を頂きながら、参加者の方にタイ文化をお伝えして、美味しいタイ料理食べて、タイ人シェフともたくさんお話させていただいて…


幸せでした〜〜〜!!!

タイ、好きだなー。
タイ人、ラブ❤️
タイのことなら、いくらでも話せる〜。
そんなことを感じた時間でした。

次回のランチ会は、
12月6日(水)11:00〜です。
お申込みはこちらから
48時間以内に返信させていただきます。
恐れ入りますが、パソコン・携帯で、n4sisters [at]gmail.comからのメールが受信できるよう、設定をお願いいたします。

ご参加くださったお二人、ありがとうございました!

ご感想は、また紹介させていただきますね😊

芦屋でランチ会します!タイ語プチレッスン付き

2017-11-01 07:28:42 | タイのこと
実は、私、タイに2回留学するほどのタイ好き。
タイ語の読み書きも、できるんです。

そんなわけで(?!)

11月16日(水)11時〜

「タイ語プチレッスン付きのランチ会」

を行います〜〜。


場所は

兵庫県芦屋市
「バーンタイ ASHIYA」さん。
食べログのサイトは、こちら

タイ高級ホテル出身のシェフが作るタイ料理は、
絶品!!!!!!

ホントーに、美味しいんです!
見た目も美しくて、
タイ料理のイメージがひっくり返ります。


たとえば、

・タイ語で美味しいって何ていうの?
・「ナンプラー」の意味は?

など、言葉・文化を知って、
食べると、もっと美味しい!


当日のランチメニューは、こんな感じです↓
どんなお料理かも、ご説明します😊


11月16日(水)11時〜12時半
場所:バーンタイASHIYA
料金:3200円
(税・ランチ・レッスン代込。飲み物は別途お支払ください)
※お店への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

初めての方も、ぜひぜひ、ご参加くださいね!

スタッフのワーンちゃんと♪
マンゴーの照明が、激カワイイ!


お申込みはこちらから
48時間以内に返信させていただきます。
恐れ入りますが、パソコン・携帯で、n4sisters [at]gmail.comからのメールが受信できるよう、設定をお願いいたします。

神戸のタイ料理は、ここ!

2017-09-27 15:17:46 | タイのこと
神戸・三宮各駅徒歩5分、スワンナプーム。
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28024726/
魚介のヤムウンセン

スタッフのほとんどがタイ人で、本格的なタイ料理が楽しめます。
平日のお昼間も並ぶ人気店。タイ人客もちょこちょこと見かけます。
外観はこんな感じ。

お昼は、ランチがお得で美味しいです。1人でも入りやすいのも魅力。

こじんまりしたお店なので、2〜4人くらいがいいかんじ。6人以上は予約がないと厳しいかも。
夜は、量が多いし、いろいろ食べたいしで、3人以上で行くのがオススメ。

オススメはコレ。プラープラーだったかな?白身魚のフライをたっぷりのハーブで和えたもの。

定番・鶏肉カシューナッツ炒め

それにしても、神戸にもタイ料理店が増えました。20年前にタイから帰ってきたときは、1〜2件くらいしかなかったのに、いまではチェーン店ができたりして。タイ料理自体がポピュラーになりました。パクチーをはじめ、ハーブもたくさん手に入るようになったのか、味のレベルも上がってる。あとは、マナオ(タイのライム)が普通に食べられるようになったら嬉しいんだけど、むずかしいのかなー。

カルディのコーヒーとタイの思い出

2017-09-11 11:42:29 | タイのこと
カルディでタイのドイトンコーヒーが限定パッケージで販売されていて、可愛くて買ってしまいました〜〜。

むっちゃキュートでかわいい♪
「ドイトン」は、「トン山」という意味(タイ語では「トゥン」に近い音で発音します)。トン山で作られたコーヒー、ということですね。

20代と30代のときに、タイに住んでいたことがあります。もっとも長くいたのが、北の古都・チェンマイ。滞在時は、「山地民」と呼ばれるいわゆる少数民族のひとたちに関心があって、文化に触れる機会を多くもつようにしていました。

山地民は、タイ人とは異なる歴史・文化・言語で生活してきましたが、タイの近代化とともに、貧困などの問題に直面するようになりました。たとえば、現金収入を得にくい立場にあるために、違法な麻薬栽培や取引をしてしまう、とか。

前の国王・プミポン陛下は、そうした人たちを支援するために「王室プロジェクト」と呼ばれる持続可能な開発をされてきました。「ドイトンコーヒー」は、そのプロジェクトのひとつとして1980年台後半に始まったものなのです。

それにしても、この7〜8年で、タイの生活雑貨・衣料品全体のデザインが途方もなく洗練されてきて、この国の人たちの創造性ってすごいなーとあらためて思います。むかしのあのダサさは、なんだったんだ。。。

カルディのドイトンコーヒー20%オフキャンペーンは、9月14日(木)まで。酸味が少なく、苦味とコクのある味です。

30代でのタイ暮らしの記録は、2006年3月〜7月のブログ記事をご覧ください。タイ語学校に通ったり、山地民を支援する団体でボランティアしたりしていました。
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